ケーブルブランド探訪記(ノードスト編 その7)

公開日 2001/11/28 09:15
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Optix
●第7回目は同社のビデオケーブル「Optix」をご紹介する。 同モデルはDVDや他の高品質映像のために、新たに開発されたモデルで、ノードスト独自のモノフィラメント構造を採用している。
また、このケーブルでは絶縁体との接触を80%以下に押さえることができる。もちろん、テフロンの圧延処理を採用し、結果として、見た目はスリムでありながら、キャパシタンス、インダクタンスを低く押さえ、電送速度が光の86%にまで達しているので、最高の画像品質を得ることができる。ぜひお試しいただきたい。(季刊・オーディオアクセサリー編集部)

【Optixの詳細なプロフィール】
Optixケーブルは4mmという直径で、ノードスト社独自のテフロン処理が施されているため、厳しいスペースでもインストールすることが可能。また長い引き回しでも信号のロスが非常に少なく、30メートル時で、1メガヘルツ時:-0.9dB、5メガヘルツ時:-1.1dBを実現させた。端末は金メッキ処理された高性能4ピンS端子を採用。

●ノードスト社のプロフィール
ノードスト社は現在、10種類以上のケーブルを提供している。そして、NASAと共に宇宙開発プログラム(スペースシャトル等)で、ケーブルのテフロン圧延技術(ノードスト社特許)を開発し、この技術を民生用に移転し、 オーディオケーブルとして新たに製品化したのが、同社の代表モデルのフラットラインケーブルである。
このテフロン圧延技術は、NASA以外でも、軍事、核施設、医療、コンピューター向けの特殊ケーブルとして、 高度な性能が要求される分野で使用されている技術である。
同じデザインに基づき、拠り線構造による音の劣化、濁りを防ぐため、単線を基本とし、長方形導体や、複層コーティングされた円形の導体を使用。テフロン圧延技術によりスキンエフェクトや磁気による音質の劣化も防ぐ。
この技術が、導体間の正確なスペーシング(距離)導き出し、結果としてインダクタンスやキャパシタンスを極めて低く押さえることができる。また、信号の伝達速度は光の95%に達し、究極の高音質を実現させている。

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