ケーブルブランド探訪記(古河電工 編その5)

2001/02/23
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FX-D3 ¥9,500(1m)
●第5回目は、同社のデジタルオーディオ用ピンケーブル「FX-D3」をご紹介する。同モデルは高発泡テフロン製絶縁材によって、スーパーコンピューターに要求される遅延速度3.95ns/mというハイスピードを実現した。伝送ロスや歪みの発生を抑え、クリアでナチュラルなサウンドを再生してくれる。オーディオアクセサリー編集部でもリファレンスとして使っているお薦めのモデルだ。(季刊・オーディオアクセサリー編集部)

【古河電工のプロフィール】
同社は80年代初期より、OFC電源ケーブルを製品化するなど音質重視のケーブル製作における歴史は極めて古い。1986年には一方向性結晶無酸素銅PCOCC導体を開発し、オーディオケーブル界に新風をもたらした。このPCOCCには銅の結晶構造を単一化する製法に特徴があり、結晶粒界が極めて少ないOFC導体。
同社はひき続き、このPCOCCに熱処理を加え、結晶構造や物性をコントロールしたμ導体を採用するようになり、現在に至るまでの主流となっている。また、デジタルケーブルには発泡テフロンを採用するなど、絶縁体の研究や構造も独自の設計ポリシーを持つ。

●お問い合わせは
(株)プロモーションワークス:TEL0424(41)1141

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  • ブランドFURUKAWA ELECTRIC
  • 型番FX-D3
  • 発売日大好評発売中!!
  • 価格¥9,500(1m)
【SPEC】●導体/材質:銀メッキOFC軟銅線 構成:7本/0.18mm 外径:0.54mm●絶縁体/材質:高密度発泡テフロン 外径:2.1mm●シールド方法:μ導体編組●シース/柔軟性ビニール●仕上がり外径/約7.5mm