ケーブルブランド探訪記(AUDIOQUEST編 その2)

2000/11/30
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インターコネクトケーブル Sidewinder/Copperhead
●ケーブルブランド紹介の第5弾は米国の大手ケーブルメーカー、オーディオクエスト社だ。日本ではすでにオーディオファンの間では知名度の高いブランドで、そのクオリティの高さとエネルギー感の高さが人気を呼んでいる。ここでもう一度同ブランドのラインナップをご紹介することにする。

●「オーディオクラフト」社のプロフィール
米国オーディオクエスト社は、社長でケーブルデザイナーでもあるビル・ロウ氏により、設計から端子のハンダ付けに至るまでの全工程にこだわった理想的なオーディオケーブルを求めて設立させた大手ケーブルメーカーである。同社の大きな特徴はハイパーリッツ構造。直径1mm程度もしくはそれよりも細い単線を、導体1本ずつに絶縁チューブで絶縁。それを複数本らせん状にねじった構造で、撚り線の長所であるSNの高さを維持しながら、撚り線の欠点を排除している。ラインナップとしては4芯ハイパーリッツ構造のスピーカーケーブルやバランス三重構造のインターコネクトケーブル、デジタル/ビデオケーブル等が代表的モデルとなっている。

端子のハンダ付けまでにもこだわるインターコネクトケーブル2モデル

 第2回目はオーディオクエスト社の入門クラスのインターコネクトケーブル「Sidewinder(サイドワインダー)」と「Copperhead(カッパーヘッド)」をご紹介する。両モデルともにシンメトリー同軸構造を採用し、そのケーブル設計からハンダ付けに至るまで細部にこだわった同社の基本理念を忠実に再現させた自信作である。(季刊・オーディオアクセサリー編集部)

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  • ブランドAUDIOQUEST
  • 型番Sidewinder/Copperhead
  • 発売日発売中
  • 価格¥9,400/¥14,800(ともに1mペア)
【SPEC】●導体→【Sidewinder】LGC(歪み率が最も低いOFHC)【Copperhead】PSC(導体表面までをも完全結晶化した銅FPCをさらに発展させたもの)●構造→シンメトリー同軸構造●絶縁→ポリ塩化ビニール●端子→RCA/ハンダ処理●他のサイズ→【Sidewinder】1.5m:\10,300、2m:\11,200、3m:\13,000、4.5m:\15,700、6m:\18,400【Copperhead】1.5m:\16,600、2m:\18,400、3m:\22,000、4.5m:\27,400、6m:\32,800