iPhoneでは、メールなどでURLリンクをタップしたときにはそのページが標準ウェブブラウザのSafariで開かれ、逆にSafariでメールアドレスをタップしたときには標準のメールアプリでそのメールアドレス宛てのメール作成画面が開かれます。ですが主に使うブラウザとメールアプリをサードパーティ製のもの、例えばChromeとGmailなどに変えている場合、そのままでは不便です。

ということでもちろん、そういうときにどのブラウザどのメールアプリでリンクを開くかを変更する設定も用意されています。

［設定］アプリでサードパーティ製のブラウザやメーラーの設定画面を見てみましょう。すると［デフォルトのブラウザApp］または［デフォルトのメールApp］という項目があります。そこを開くと純正のSafariまたはメールアプリからそのアプリへ、デフォルトで開くブラウザまたはメールアプリを変更する設定が用意されているというわけです。

なおこれに似た話として以前には「Twitterの公式アプリがインストールされているとTwitterへのリンクはサードパーティのTwitterクライアントアプリを無視して必ず公式アプリで開かれてしまう」という厄介な問題がありました。しかもそちらには、その問題を解決できる設定もなかったのです。

ですがその問題はもう存在しません。Twitter側の方針変更でサードパーティ製Twitterクライアントアプリというものが存在しなくなったからです……。