トップページへ戻る

レビュー

HOME > レビュー > レビュー記事一覧

公開日 2019/12/30 07:00
音が脳へダイレクトに届く

「えっちなイヤホン」で “大人向け” VR動画を観たら、凄すぎた!

編集部:風間雄介

前のページ 1 2 3 次のページ

先日「えっちなイヤホン」の記事を当編集部・押野が書いたところ、大変多くのアクセスが来た。みなさんお好きですね、と思った。

えっちなイヤホンとは、final「E500」のことだ。もともと小岩井ことりさんのツイートがきっかけで…などの基本情報は、先の記事で紹介しているので省略させていただきたい。バイノーラルサウンドの再生能力を高めたイヤホンで、ASMR動画やVR動画などとの相性がよい。

final「E500」¥2,020(税込)

ふだん辛めのコメントが多い押野がいたく感心しているふうなので、自分も試してみたい、という感想を持った。

そして、押野が使ったコンテンツはわりとレーティング的にノーマルなコンテンツが多いが、そっち方面のコンテンツ、有り体に言うと大人向けコンテンツで使ってみたらどうなるのか、という関心を抱いた。

ちなみに、家で原稿を書きながら、ノートPCを開きっぱなしにしていたら、小4の息子にここまでの原稿を読まれてしまった。しばしの沈黙の後、「仕事なんだよね?」と心配そうに、ポツリと呟かれた。

…その通りなのだ。こんなこと、好きでやっているわけではない。あくまで仕事として必要だからやっているだけだ。父親としてのメンツもあるので、すみませんがそういうことにさせてください。

世界最大級のサイトで「ASMR」コンテンツを再生

さて、ではテストに移ろう。

まずはアメリカが拠点の、世界最大級の大人向け動画サイトで「ASMR」と検索してみる。すると、バイノーラルマイクやダミーヘッドを半裸の美女たちが取り囲む魅惑的なサムネイル画像が、大量に表示される。

ちなみにこのサイトの検索ワードランキングでは、上位に「ASMR」が位置しているのだそうだ。同好の士が多いことに勇気づけられる。

なお、ASMRとは「Autonomous Sensory Meridian Response」の略で、Wikipediaによると「人が聴覚や視覚への刺激によって感じる、心地良い、脳がゾワゾワするといった反応・感覚」のこと。特に大人向けコンテンツに限ったものではないので念のため。たとえば耳かきの音、何かをプチプチ潰し続ける音、など、ノーマルなASMRコンテンツもたくさんある(というか、そっちの方が多い)。

だが、今回は大人向けコンテンツで実験してみたいと思ったので、めぼしいタイトルを再生してみた。まずは2-3万円の、普段使っているカナル型イヤホンで再生した。

耳元でローションらしきものをこねくりまわしたり、息を吹きかけられたり、このサイトでは書けない単語を何度も囁かれたり、といったコンテンツなのだが、これがかなりの臨場感を持って、耳元から迫ってくる。けっこうな破壊力だ。

音が脳へダイレクトに届く感覚

満足したところで、イヤホンをfinal「E500」に交換。すると、一聴して「何コレ」と思わず声が出てしまったほど差が出た。

E500の音はケタ違い、脳へダイレクトに届く感覚

前のページ 1 2 3 次のページ

関連リンク

新着クローズアップ

クローズアップ

アクセスランキング RANKING
1 レコードの音楽を読み取って光るターンテーブル。オーディオテクニカ「Hotaru」一般販売スタート
2 ダイソンとPORTERがコラボした特別デザインのヘッドホンとショルダーバッグ。全世界380セット限定販売
3 LUMINの進化は終わらない。初のディスクリートDAC搭載「X2」の思想を開発担当者に訊く!
4 Spotif、2025年に最も聴かれた邦楽は「ライラック」。国内外で最も聴かれた楽曲・アーティストの年間ランキング発表
5 DUNU、7ドライバー/トライブリッド構成を採用したイヤホン「DN 142」
6 カセットテープとともに過ごすカフェ「CASSE」。12/17渋谷でグランドオープン
7 Vento、3次元特殊メッシュを採用したハイブリッド拡散パネル「DAP180 / DAP120」
8 AVIOT、最大120時間再生と小型軽量を両立したオンイヤー型Bluetoothヘッドホン「WA-G1」
9 サンワサプライ、省スペース設置できる木製キャビネットのサウンドバー「400-SP120」
10 アイレックス、ALBEDO/AUDIAブランド製品の価格改定を発表。2026年1月1日より
12/5 10:47 更新

WEB