パイオニアは、ポータブルタイプとして世界初の4KコンテンツUltra HD Blu-ray（UHD BD）再生に対応したクラムシェル型Windows用BD/DVD/CDライター「BDR-XD06J-UHD」を3月下旬より発売する。価格はオープンだが、15,000円前後での実売が予想される。

本機はUHD BDのほか、BDディスク（1層：25GB/2層：50GB）、BDXLディスク（BD-R XL：3層メディア100GB、BD-R XL：4層メディア128GB、BD-RE XL：3層メディア100GB）への記録と再生が可能。なおUHD BD再生にはHDMI2.0a、HDCP2.2規格に対応した機器が必要となり、HDR再生には対応ディスプレイが必要で、対応していないディスプレイではSDRで再生される。

オーディオCDの読み取り精度を高める独自技術「PUREREAD3＋（原音再生）」により、ディスク表面の汚れや傷などでデータが読み取りづらい場合でも、CD本来の音質で再生できるとしている。

また、高速データ転送が可能なUSB3.0に対応しており、安定したデータ転送を実現。PCからのUSB電源供給に対応するほか、オプションとなるACアダプター「DCA-002」からの安定した電源供給も行える。リカバリーCDでPCを立ち上げる「USBブースト」にも対応。

対応OSは、UHD BD再生時はWindows 10、BD/DVD/CD記録・再生時はWindows 10/8.1/8/7/Vista。オプションのワイヤレスドック「APS-WF01J-2」との組み合わせで、ワイヤレス接続されたWindowsタブレットやPCでBDソフトを鑑賞できる。そのほか、動作音を抑える「アドバンスド静音モード」や、電源オフ時でもディスクを取り出せる「エマージェンシーイジェクトレバー」機能を搭載。

バンドルソフトには「PowerDVD14」「PowerDirector 14 LE」「Power2Go 8」「InstantBurn 5」「LabelPrint 2.5」「Photo Director 5 LE」などCyberLink社製を用意。高音質な環境音を集めたオリジナル音源集「Sound Material」も同梱される。外形寸法は133W×14.8H×133Dmm、質量は230g。

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