坂本龍一が2019年に制作した音楽をまとめたアナログ盤ボックス・セット「Ryuichi Sakamoto 2019」がcommmonsのECサイトcommmonsmartにて販売される。予約は2月21日19時より開始、発売は3月30日。数量は200点限定で、価格は100,000円（税抜）。

日本未公開映画を含む坂本龍一が2019年に手がけた6作品のサウンドトラックを、12inch重量盤7枚に収録。加えて、ボックス購入者のために書き下ろされた新曲を7inch盤に収録。マスタリングはHeba Kadry氏が、カッティングは小鐵徹氏が担当している。

このほか、坂本龍一肖像の細密画複製プリント、直筆の譜面を京都の「かみ添」が美しく仕上げた唐紙作品、坂本龍一が普段から愛好している「松栄堂」のお香３種とオリジナルお香立セット、インナー向けメールマガジン「坂本龍一だより」の配信などが同梱され、「坂本龍一を身近に感じられる内容」と説明されている。

【ボックス内容】
＜アナログ盤＞
◆12inch 重量盤（ホワイトヴァイナル仕様）
Disc-1「Black Mirror」(NETFLIXオリジナルドラマ)
Disc-2「PARADISE NEXT Ryuichi Sakamoto | Yoshihiro HANNO」 （半野喜弘監督作品）
Disc-3「Kamejiro」（佐古忠彦監督作品）
Disc-4「The Staggering Girl」 （ルカ・グアダニーノ監督作品。日本公開未定）
Disc-5「Proxima」 (アリス・ウィノクール監督作品。日本公開未定)
Disc-6「My TYRANO: Together, Forever」（静野孔文監督作品。「さよなら、ティラノ」2020年6月日本公開予定）＊2枚組

◆7inch盤（ホワイトヴァイナル仕様）
Disc-7　書下ろし新曲（1曲）

＜直筆譜面から起こした唐紙作品＞　
今回製作した唐紙は、坂本龍一の直筆譜面から版木を起こし、「型押し」と言われる古典印刷技術で製作した作品。

＜坂本龍一肖像の細密画複製＞　
坂本龍一のポートレートをもとに韓国の画家が描写した鉛筆画をもとに複製。

＜お香＞　
坂本龍一が長年愛用している京都で約300年前に創業した松栄堂のお香。高雅な香りを有するといわれる伽羅を原料に調製された「正覚」をはじめ、高級沈香・白檀の個性を最大限に引き出した3種類のお香を用意。オリジナルのお香立てとのセット。

＜坂本龍一だよりのお届け＞
坂本龍一のスタッフや関係者だけに配信している、インナー向けEメールニュースレター「坂本龍一だより」を、ボックス購入者に1年間分（配信不定期）お届け。