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公開日 2025/10/31 11:40
オルタネーターチャージャー新モデルも

EcoFlow、1000Whクラス世界最小・最軽量ポータブル電源「DELTA 3 1000 Air」など5モデル一挙発表

編集部:平山洸太
EcoFlowは、1000Whクラスで世界最小・最軽量のポータブル電源「DELTA 3 1000 Air」を発表。あわせて、大容量ポータブル電源「DELTA 3 Ultraシリーズ」、そして車用の走行充電器2種類を発表した。いずれも11月6日に発売する。

【ポータブル電源】・「DELTA 3 1000 Air」税込87,700円・「DELTA 3 Ultra Plus」税込369,800円・「DELTA 3 Ultra」税込349,800円

【走行充電器】・「Alternator Charger Plus 1000」税込99,000円・「Alternator Charger 600」税込70,000円

■新スタイルの「DELTA 3 1000 Air」

1000Whクラスで世界最小・最軽量を実現した “新スタイル” だというポータブル電源。容量は960Whとなり、定格出力は500W、サージ1000W。独自のX-Boost機能を使うと800Wの家電まで利用できる。

同容量帯の従来製品から約30%小型化したとアピールしており、外形寸法は220×223×263mm、質量は約10kg。凹凸の少ないフラットデザインを採用し、横置きにも対応する。狭い隙間にも収納しやすいとのこと。

本体の堅牢性にも配慮しており、アウトドアも防災もタフに使えると説明する。EVにも使われるCTC構造によって耐震・耐衝撃性を確保しているほか、UL94-5VA難燃性素材による耐熱性、ISO 12944 C3レベルの耐湿・耐食性能を備えている。

また、BMS(バッテリーマネジメントシステム)による7種類の保護機能を搭載。過電圧、過負荷、過熱、短絡などからバッテリーを守るという。バッテリーにはリン酸鉄リチウムを採用し、3000回の充放電サイクルで約70%の容量を維持できるとする。

出力ポートはAC×1に加え、USB-C×1(最大18W)、USB-A×1(最大12W)を搭載する。バッテリー本体の充電はAC充電(最大500W)、ソーラー充電(最大500W)、走行充電(500W)、シガーソケット(100W)に対応。最短2.1時間でフル充電できるとしている。

■大容量・大出力モデル「DELTA 3 Ultraシリーズ」

3072Whの大容量と、定格3000W(サージ6000W)の出力に対応するモデル。「DELTA 3 Ultra Plus」と「DELTA 3 Ultra」の2バリエーションが用意される。基本的な仕様は2モデル同等だが、Plusのみ拡張バッテリーとの接続に対応し、最大11264Whまで拡張できる。

5口のACポート(最大2000W×4、最大3000W×1)を搭載。DC出力ではUSB-C×3(最大140W×1、最大45W×2)、USB-A×1(最大18W)、シガーソケット×1(最大126W)を備える。Plusのみアンダーソン×1(最大378W)も装備している。

別売の切り替え分電盤につなぐことで、家庭用蓄電池として利用することも可能。停電時には接続機器を0.01秒未満で切り替えできる。ケーブルを抜くことでポータブル電源として使用でき、キャスターとハンドルによって自由に動かしやすいとしている。

CTC構造により耐震・耐衝撃性にも配慮しており、0.2mの落下耐性、100kg面荷重耐性を備えている。リン酸鉄リチウムバッテリーを採用し、4000回の充放電サイクルで約70%の容量を維持できる。25dB以下の静音設計により、寝室でも快適とのこと。

ほか、「DELTA 3 Max Plus」に先行して搭載された、AC出力を2系統に分割して制御できる機能も搭載。出力に優先順位をつけることで、限られた電力を必要な機器に振り分けられる。本体の充電は、AC充電(最大1500W)、ソーラー充電(最大1600W)、走行充電(1000W)などに対応。ACコンセントからは約2.6時間でフル充電できる。外形寸法は626(Plusは613)×328×395mm、質量は約32.7kg。

■走行中の車から充電できる2つの「Alternator Charger」

走行中に車が発電に使う「オルタネーター」の余剰電力からポータブル電源に充電できるアイテムに、2つの新モデルが登場。これまで500Wと800Wの2モデルが展開されていたが、新たに600Wと1000Wのモデルが投入される格好となる。

このうち1000Wのモデルは、「第2世代 Alternator Charger」だと説明しており、新たにソーラーパネルからの入力(最大300W)にも対応する。これまでソーラーパネルで発電した電力は、ポータブル電源に直接入力するしかなかった。Alternator Chargerに入力できることで、車のメインバッテリーにソーラー電力を逆充電に使うことも可能になる。コネクターソケットも改良し、脱着が容易になったとのこと。

600Wのモデルの仕様については、従来の500Wや800Wと同等。XT-60コネクタ付きの出力ケーブルを付属する(Plus 1000には非同梱)。なお1000Wモデルについて、ソーラー入力を行った場合はソーラー300W+オルタネーター700W、合計1000W出力となる。

ほか、Apple CarPlayとAndroid Autoを使用した場合は、カーナビからEcoFlowアプリを操作可能。Plus 1000の外形寸法は276×187×38mm、質量は約1.7kg。また600の外形寸法は224×153×38mm、質量は約1.1kgとなっている。

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