トップページへ戻る

ニュース

HOME > ニュース > Gadgetニュース

公開日 2024/05/23 11:41
守らなかった場合についての言及なし

主要AI企業「制御不能な重大リスク」への「キルスイッチ」含む安全誓約書に署名

Munenori Taniguchi
英国政府および韓国政府は、Amazon、Google、Meta、マイクロソフト、OpenAI、xAI、中国Zhipu AIなどの主要なAI開発企業が、AIの安全性に関する自発的な誓約に署名したと発表した。これらの企業は、最先端AIモデルのリスクをどのように評価するかについてをまとめ、公表する予定だ。

英韓両国の政府は、火曜日にソウルで開幕する「AI Seoul Summit 2024」に先立って、AIに関する重大なリスクを緩和し、排除できない場合にはその「AIモデルの開発を継続したり展開したりしない」ことを誓約したと述べた。これは昨年11月に英国のリシ・スナク首相が主催した初のAI安全性サミットで発表されたブレッチリー宣言(Bletchley Declaration)に基づく動きだ。

スナク首相は今回の声明で「この誓約により、世界をリードするAI企業が安全なAIを開発する計画について透明性と責任を提供することを保証する」とし、「AIの安全性に関するグローバルな基準を設定し、この変革的技術の利点を引き出すための手本となる」とした。

この合意において、各社は「AIモデルやシステムを展開する前、また適切にトレーニングを行う前においてそのリスクを評価する」ことが取り決められる。さらに「重大なリスクが適切に緩和されなかったときに、許容できなくなるとするしきい値」、「レッドライン」を定めることが含まれる。このような極端な状況に対応するため、企業は、リスクの軽減を保証できない場合にAIモデルの開発を中止する「キルスイッチ」を導入する計画だと述べた。

OpenAIの国際問題担当VP、 アンナ・マカンジュ氏は「我々はAIが安全で全人類に利益をもたらすことを確実にするために、他の研究機関、企業、政府と協力し続けることを約束する」と述べている。

今回の発表は、各企業は昨年7月にホワイトハウスで行われたAI企業による「AIテクノロジーの安全、セキュリティ、透明性を維持した進歩を支援する」ための「自発的な誓約」も反映したものとなっている。

なお各社は会議の期間中に、エネルギー使用の問題、労働者の問題、誤情報や偽情報の蔓延といった問題に対するAIの潜在的な悪影響から世の中を守るための方法についても議論することになっているという。また、欧州連合はAI法を制定し、むやみなAI開発を取り締まるための取り決めをEU理事会で承認した。

Source: United Kingdom
via: CNBC, AP, Ars Technica

新着クローズアップ

クローズアップ

アクセスランキング RANKING
1 オーディオテクニカ、新型アナログプレーヤー「AT-LP7X」。プラッター素材変更などで音質強化
2 Bowers & Wilkinsの新フラグシップ「Px8 S2」レビュー。ワイヤレスの枠を超えた"妥協なきヘッドホン”
3 クルマを“音”で選ぶ新提案!三菱自動車・アウトランダーPHEVが到達したカーオーディオの比類なき音質
4 ビクター「HA-A110T」速攻レビュー!評論家も太鼓判な“ネクスト スタンダード”イヤホン
5 ビクター、新完全ワイヤレスイヤホン「HA-A110T」。総合力を磨いた“新たなスタンダードモデル”
6 ソニーのMini LEDテレビ「K-55XR50」が1位にランクアップ<ビジュアル&関連製品売れ筋ランキング12月>
7 鹿島建設、立体音響スピーカー「OPSODIS 1」一般販売を3月めどに準備中
8 日本電気硝子の「超薄型ガラス」振動板、ノルウェーブランドのトゥイーターに新採用
9 オーディオテクニカ、フォノケーブル「AT-TC300」などレコードプレーヤー用アクセサリー6種
10 MAYA、幻の1stアルバムが初アナログ化。松下真也氏リマスターによる180g重量盤で4月20日発売
1/30 14:42 更新

WEB