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【街のでんきやさん探訪】野田市・フレンディオオクマが創業50周年。「これからもお役に立てる店に」
編集部:竹内 純地域電器専門店「フレンディオオクマ」(千葉県野田市尾崎811-35)は、1976年10月に東武アンバーパークライン 川間駅南口前に大熊電気として開店以来、創業50年という大きな節目を迎えた。10月31日(土)・11月1日(日)の両日には、「50周年創業祭」が華やかに催された。
「賑やかな商店街で育ってきましたので、まったく知らない土地でのゼロからのスタートは、寂しくて不安な気持ちでいっぱいでした」と50年前のオープン当時を振り返る同社代表・大熊茂夫氏。
結婚したばかりの奥様と二人三脚で「お客様のお宅を1軒1軒、何度も訪ねました」という。現在の稼働客の約半数は、開業当初からの50年来のお付き合いとなるお客様。駅前への好立地を活かし、商圏は半径500メートルに収まり、お客様との距離の近さ=フットワークの軽さは大きな武器のひとつだ。
「家の近くにある電気屋が便利」と足繁く通っていただいたお客様も、50年の歳月を経て今は高齢に。電話による依頼が増えているとのことだが、「お客様から電話があればすぐに駆け付けられます」と柔軟な対応力を発揮する。
3年後の1979年には目と鼻の先にライバル店が出現。4坪だった旧店舗を解体し、1981年3月に16坪の新店舗を完成させた。
10周年を迎えた1986年には、大熊代表のやさしい人柄を表すような、お客様にも親しまれるクマのマークを導入。改装してネオン管で装飾された店舗は、「まるでパチンコ店のようでした」と懐かしむ。
「5年ごとに改装し、店頭も10年ごとに手を入れています」と店舗の魅力を高めとともに、1987年に「奥様バースデー」の企画をスタート。カーネーションをプレゼントする模様がナショナルグループの情報誌で紹介された。
さらに、チェーン店への加入やオール電化への取り組みなど、取り巻く環境が劇的に変化していくなか、変化を的確に捉えたチャレンジで50年を歩んできた。
そして、「宝物です」と語る何よりの大きな自慢が“社員”。「50年支えてくれて本当に感謝しています。お客様とのつながりを大切にして信頼関係を築いてきてくれたことが、創業50年に繋がっています」と全幅の信頼を寄せている。
関根啓子さん(1981年〜)、齋藤隆生さん(1989年〜)、関敏子さん(1992年〜)、木村賢二さん(2009年〜)と心強いベテランが顔を揃える。奥様も「結婚して、お店を始めて50年。本当に社員のおかげですね。50年来のお客様もたくさんいらっしゃいます。今回の創業祭は感謝の気持ちで接客していきます」と顔をほころばせる。
オープニングセレモニーではパナソニック マーケティング ジャパン(株)エリア社 東日本支社 埼玉・千葉営業部 部長・藤原徹氏があいさつ。
「家電業界もこの50年で大きく変化しました。そのような変化のなかでも地域のお客様から選ばれ続けてこられたのは、家電を売る店ではなく、くらしの困りごとを解決する店として、お客様との信頼関係を何よりも大切にしてこられたからだと思います」と地域を支え続けるその姿勢に敬服する。
「今、100年時代と言われるなかで、新たなスタートラインに立たれました。培ってこられた地域との絆をさらに深めながら、地域で最も頼られる電器店として、100年企業を目指してますます発展されることを確信しております」とエールを送った。
足元では今年は春から夏にかけてエアコン、冷蔵庫、テレビがけん引役として活躍。「補助金が出るカテゴリーは強いですね。ドアホンも野田市から補助が出ていて好調です。また、最近は東京電力が点検サービスを行っていることも追い風となり、分電盤の交換依頼が増えています」と話す。
地域に根差し、お客様に寄り添い、記念すべき50年の節目を迎えたフレンディオオクマ。
「50年電器店をやってきて本当によかった」と感慨深く語る大熊代表は、「これからもお客様に喜ばれ、お役に立てるお店でありたい」と力を込めた。
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