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Forte Ears、天然白樺シェルと独自デュアルチャンバー採用IEM「Violetta」
編集部:岡田 真オリオラスジャパンは、同社が取り扱うシンガポール発のプレミアムイヤホンブランドForte Ears(フォルテ・イヤーズ)より、シングルダイナミックドライバー搭載の有線イヤホン「Violetta(ヴィオレッタ)」を10月28日(水)に発売する。予約受付は10月23日(金)より開始。価格はオープンだが、税込220,000円前後での実売が想定される。
Violettaは、Forté Earsの第3弾製品となるプレミアムIEM(インイヤーモニター)。マスターエンジニアのRiccardo Yeh氏が、同ブランドの音響設計技術と美意識をシングルダイナミックドライバー構成で表現したモデルだという。
なおヴェルディのオペラ『椿姫(La Traviata)』に登場するヒロイン、ヴィオレッタ・ヴァレリーから着想を得て命名された。
同ブランドは、複数のドライバーによって周波数帯域を分担する構成ではなく、1基のドライバーと音響構造の相互作用によって、音楽の自然な一体感を再現することを目指したという。
楽器の製作と同様に素材ごとの共振特性を考慮し、空気の流れや内部圧力、倍音を総合的に制御する設計思想を採用する。
ドライバーには、完全自社開発の10mmダイナミックドライバー「Cadenza」を搭載。多層チタンコーティング振動板に、強力なネオジウム磁気回路とCCAWボイスコイルを組み合わせたユニットで、剛性、応答速度、制御性の両立を図った。
優れた過渡応答と安定した振動特性により、微細な質感や明確な音の輪郭、自然な音色を再現するとしている。
Cadenzaには、同ブランド独自の音響共鳴技術「Acoustic Resonance Chamber(A.R.C.)」の思想を取り入れたデュアルチャンバー構造を採用。
一方のチャンバーは、低域の質感や明瞭さを支える豊かな音色の土台を形成。もう一方は本体シェルと連携して空気の流れや不要な内部反射を制御し、低中域から低域にかけて適切な減衰を与えることで、ダイナミクスの安定化を図るとしている。
フェイスプレートには、オペラ『椿姫』のヒロインが身につけていたカメリア(椿の花)をモチーフとする彫刻を施した。
素材には独自の「H.D.C Alloy(高密度圧縮合金)」を採用。H.D.C Alloyは、素材の高密度化によって不要な音色変化を抑え、過渡応答や空間表現の明瞭さ、音全体の透明感を高めることを狙ったもの。
木材では響きが豊かになりすぎ、金属では素材固有の音色が加わるという課題に対し、素材特性を調整することで対応したとしている。
シェルには天然の白樺材を採用。独自の真空樹脂含浸処理を施すことで、不要な共振を抑えながら、天然木が持つ自然な倍音構造を維持するという。
筐体は高精度CNC加工によって削り出した後、熟練の職人が仕上げている。流線型の人間工学に基づくシェル形状と軽量な天然木素材により、耳への自然なフィット感を追求したとのこと。付属するEletech製イヤーピース「BAROQUE Stage」と組み合わせることで、快適な装着感と密閉性、音響性能を確保するとしている。
付属ケーブルには、Eletech製のOCC銅リッツ線を採用。4芯・25AWG構成で、柔軟性に配慮した仕様となる。イヤーピースはEletech「BAROQUE Stage」のS/M/Lサイズを同梱する。
再生周波数帯域は20Hz - 20kHz、インピーダンスは25Ω、感度は102.9dB(1kHz)。 上述のイヤーピースのほか、オリジナルレザーケース、オリジナルクロス、シリアルナンバー入りオーナープレートが付属する。