Shanling、デュアル真空管搭載フラグシップDAP「M8T」。お好みで選べる3種類のサウンドフレーバー
2025/02/21
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MUSINは、同社が取り扱うSHANLINGブランドより、銅合金筐体を採用した真空管搭載デジタルオーディオプレーヤー(DAP)「M8T Copper」と真空管ポータブルDAC/アンプ「UA7 Copper」を10月9日(金)に発売する。いずれも価格はオープンで、通常税込販売価格は M8T Copperが339,570円、UA7 Copperが57,420円。現在、予約受付を実施中。
両モデルとも、通常モデルのアルミニウム合金に代わり、高強度の銅合金を筐体の主要素材に採用。精密なCNC一体加工で成形し、銅ならではの温かみのある光沢や重厚な質感に加え、内部回路の安定した動作環境も追求した。なお、表面処理の特性上、色味や風合いにも個体差があるとしている。
M8T Copperは、デュアル真空管を搭載するフラグシップDAP「M8T」の銅合金筐体モデル。素材の特性に合わせてサウンドチューニングも見直した。温かく厚みのある音の質感を保ちながら、中高域の透明感やトランジェント性能を向上。銅素材の安定性や耐干渉性を生かし、背景の静寂性と豊かな階層表現を追求したという。
真空管は「JAN6418」を2本搭載し、専用の耐振構造によってマイクロフォニックノイズを抑制。出力モードは「トランジスタ」「トライオード」「ウルトラリニア」の3種類から選択できる。真空管モードで再生を10分間停止すると、真空管への電源供給を自動的に遮断する機能も備える。
DA変換部は、AKM「AK4191EQ」と「AK4499EX」を各2基搭載。デジタル処理とアナログ変換を分離する構成により、相互干渉の抑制を図る。ヘッドホンアンプ回路にはADIのオペアンプ「AD8397」を採用し、第4世代FPGAと2基のKDS製フェムト・クロック水晶発振器によってジッター低減も追求している。
出力端子は3.5mmシングルエンドと4.4mmバランスで、ヘッドホン出力とライン出力に対応。32Ω負荷時の最大出力は、トランジスタモードでシングルエンド500mW/バランス1,125mW、真空管モードでシングルエンド420mW/バランス950mWとなる。ゲインはHigh/Medium/Lowの3段階を用意する。
OSはAndroid 13で、SoCにはSnapdragon 665を採用。メモリーは6GB、内蔵ストレージは128GBで、最大2TBのmicroSDカードに対応する。独自の「AGLO(Android Global Lossless Output)」技術により、Android OSによるサンプリングレート変換を回避する。
ローカル再生は最大PCM 768kHz/32bit、DSD1024に対応。XMOS「XU316」を採用したUSB-DAC機能では、最大PCM 768kHz/32bit、DSD512をサポートする。
BluetoothはVer.5.0で、送受信ともにLDAC/SBC/AACに対応。DLNAやAirPlayに加え、「Eddict Player」を利用したスマートフォンからのライブラリ閲覧やリモートコントロールも可能となる。
ディスプレイはシャープ製の6型パネルで、解像度は1080×2160。8,350mAhのバッテリーを搭載し、連続再生時間はシングルエンド出力時で最大約15.5時間、バランス出力時で最大約13時間となる。最大18WのQC3.0/PD2.0急速充電にも対応する。外形寸法は約147×82×22mm、質量は約563g。専用レザーケース、スクリーンプロテクター2枚、充電用ケーブルなどが付属する。
発売を記念し、11月8日(日)まで「M8T Copper買い替えキャンペーン」も実施。e☆イヤホン、フジヤエービックで買取が成約したユーザーを対象に、同製品を30,000円引きで販売する。詳細な適用条件は各店舗で案内する。
UA7 Copperは、ESSのDACチップ「ES9069」と2本の「JAN6418」真空管を搭載するポータブルDAC/アンプ「UA7」をベースとしたモデル。真空管モードとトランジスタモードを切り替え、楽曲や好みに合わせてサウンドを選択できる。
銅合金筐体の高い機械的ダンピングによって真空管の振動を抑えるとともに、電磁シールド性を生かして真空管やアナログ増幅回路への干渉を低減。同社は、静かな背景や豊かなエネルギー感、質感に富んだサウンドをもたらすと説明する。
ES9069は電流出力モードで動作させ、DA変換性能と消費電力・発熱の抑制を両立。最大PCM 768kHz/32bit、DSD512のネイティブ再生に対応し、8種類のデジタルフィルターを備える。I/V変換には2基の「OPA1612」、増幅部には2基の「OPA1662」と4基の「BUF634」を採用している。
ヘッドホン出力は3.5mmシングルエンドと4.4mmバランスの2系統。最大出力はシングルエンドが195mW、バランスが577mW(いずれも32Ω負荷時)で、真空管/トランジスタの両モードで同じ出力値を確保する。ゲインはHigh/Lowの2段階で切り替えられる。
本体には0.87インチのOLEDディスプレイを搭載し、サンプリングレートやフィルター、ゲインなどの設定を表示。マルチファンクションダイヤルは、回転で音量調整、押し込みでシステムメニューの呼び出しが行える。再生フォーマットに応じて色が変わるLEDインジケーターも備える。
USB端子はUSB-Cで、UAC 1.0/2.0の切り替えに対応。Android版「Eddict Player」アプリから、本体の状態確認や各種設定の変更も可能となる。アプリによるコントロールはiOS端末には対応しない。
外形寸法は70×36×15mm、質量は約99g。USB-C to C OTGケーブル、USB-A to C変換アダプターなどが付属する。
あわせて、専用PUレザーケースの新色「UA7 CASE Brown」も10月9日に発売する。価格はオープンで、通常税込販売価格は2,970円。UA7 Copperと通常モデルのUA7に対応する。