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公開日 2026/08/07 11:00
飯田ピアノが取り扱い開始

英Valphonicsが日本上陸。ヘルムホルツ共鳴器で低音を強化したイントラコンカ型イヤホン「LANDER 20Hz」

編集部:松原ひな子

飯田ピアノは、イギリスのイヤホンブランド・Valphonics(ヴァルフォニクス)の輸入代理店業務を開始。イントラコンカ型イヤホン「LANDER 20Hz」を8月28日に発売する。価格は39,600円(税込)。



「LANDER 20Hz」


LANDER 20Hzは、耳甲介にイヤホン部を収めるイントラコンカ型の筐体デザインを採用。本体後部に収めたヘルムホルツ共鳴器によって、装着性を犠牲にすることなく豊かな低域を生み出すという。型番の「20Hz」は、可聴サブベース帯域の始まりの周波数に由来している。


耳を密閉しないため、低域が空気中に逃げてしまうというイントラコンカ型の構造的な弱点を、共鳴によって特定の帯域を増幅するという原理で、音質の向上を図った。


ヘルムホルツ共鳴器はオーディオの世界で広く用いられており、海外の著名ブランドのフラグシップ機にも採用例があるが、多くは高域を整えるために使われている。LANDER 20Hzでは同じ原理を低域の生成に向け、3Dプリントによる造形技術を投入、本体の設計を刷新した。



 本体後部にヘルムホルツ共鳴器を収めた




ドライバーは3Dプリントによる造形


入念にテストを重ねたヘルムホルツ共鳴器を組み込むとともに、装着上の問題を最小限に抑えるため、本体後部にコンパクトに収められている。


ドライバーはPET+LCP複合振動版を搭載した径15.4mmドライバー、ボイスコイルはCCAW(銅クラッドアルミ線)を採用する。


接続はMMCXインターフェースを採用。汎用ケーブルによる着脱に対応する。ABS樹脂に皮膚へ安全な塗装を施したブラック仕上げ。


Valphonicsの製品は、設計から組立までをイギリス・ニュートナーズの自社工房で一貫して行っている。


一台ずつ手作業で組み上げ、ドライバーのチャンネルマッチングをはじめとする調整は設計者自身が担当。ブランドの内側で品質を作り込む体制が製品の音質を支えているのだという。なお、修理も英国の同工房で対応する。


デザイナーのジョシュア・キャッスルズ氏は「これまで誰も手がけなかった、しかし誰もが夢見てきた設計です」とコメント


「LANDER 20Hzは、多くのイヤホンが踏襲する基本形をベースにしながら、入念にテストを重ねたレゾネーター(共鳴器)を組み込むことでその設計を刷新しました」


「装着上の問題を最小限に抑えるため、共鳴器は本体後部にコンパクトに収められ、そこから低域が生み出されます。私の6年間の洗練の集大成であり、イヤホンを再び愛される存在にできると信じるものを形にしました」と説明している。


感度は98dB、インピーダンスは64Ω。本体にはフォームカバー、、キャリングケースが付属する。

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