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公開日 2026/01/20 18:10
3月末の契約確定に向け引き続き協議

ソニーがテレビ・オーディオ事業を分離。TCL51%出資の合弁会社へ承継

編集部:成藤正宣

ソニー(株)とTCL Electronics Holdings Limitedは、本日ホームエンタテインメント領域において、戦略的な提携に向けた協議・検討を進めることに基本合意したことを明らかにした。


合意の具体的内容として、TCLが51%、ソニーが49%を出資し、ソニーのホームエンタテインメント事業を承継した合弁会社を設立。テレビやホームオーディオなどの機器の製品開発・設計から製造・販売・物流および顧客サービスまで一貫した事業をグローバルに運営することを目指すとしている。


両社は引き続き、2026年3月末を目途に、本件提携に関して法的拘束力のある確定契約の締結に向けた協議を実施。新会社は、確定契約の締結と関係当局の許認可の取得等を条件として、2027年4月の事業開始を想定しているという。


新会社は、ソニーが長年培った高画質・高音質技術、ブランド力およびサプライチェーン等のオペレーションマネジメント力を基盤としつつ、TCLが有する先端ディスプレイ技術、世界規模の事業基盤、包括的なコスト競争力および垂直統合型サプライチェーンの強みを生かした事業展開を見込む。新会社の製品には、「ソニー」および「ブラビア」の名称を付し、テレビやホームオーディオなどの製品を通じて新たな顧客価値の創出を図るとしている。


本提携の背景として、全世界の大型テレビ機器市場において、画面の高精細化 ・超大型化の進展、OTT(Over The Top:動画配信サービス)や動画共有プラットフォームの普及による視聴スタイルの多様化、ならびにスマート機能の進化によるユーザー体験の向上を背景とした成長が続いていることがあると説明。


こうした市場環境のもと、新会社は世界中の顧客の期待に応える革新的な製品を生み出し、卓越した事業運営によりさらなる事業成長を目指すといい、ソニー/TCLは両社ともに新会社の持続的な成長を強力にサポートすると表明している。


本件について、ソニー(株)代表取締役社長  CEOの槙 公雄氏、およびTCL会長 DU Juan氏は、それぞれ以下のようにコメントを寄せている。


 


ソニー(株)代表取締役社長  CEO 槙 公雄氏


この度、TCLと戦略的な提携について基本合意できたことを嬉しく思います。両社の知見を結集することでホームエンタテインメントの新たな顧客価値を創出し、これまで以上に魅力的な視聴体験を世界中のお客様に届けることを目指してまいります。


TCL Electronics Holdings Limited Chairperson DU Juan氏


ソニーとの戦略的パートナーシップは、ソニーとTCLそれぞれの強みを融合し、持続的成長のための強固な基盤を構築するまたとない機会であると確信しています。相互の事業強化や技術及び知見の共有、オペレーション統合を通じて、ブランド価値の向上、事業規模の拡大、サプライチェーンの最適化を実現し、お客様に卓越した製品とサービスを届けてまいります。

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