JVCケンウッドは、ケンウッドの前後撮影対応 2カメラドライブレコーダー「DRV-MR480」を9月上旬に発売する。価格はオープンだが、税込29,800円前後での実売が予想される。

前後2カメラともフルHD録画に対応する、同社ドライブレコーダーのエントリーモデル「Rシリーズ」の新製品。従来モデル同様に、独自の映像技術と車載技術に基づく「Hi-CLEAR TUNE（ハイクリアチューン）」によって映像性能と機能性が強化され、「初めてドライブレコーダーを購入するユーザーや買い替えを検討しているユーザーに向けた商品として提案します」と説明している。

搭載するカメラにはHDR（ハイダイナミックレンジ）機能を搭載。前方・後方ともに、逆光やトンネルの出入り口、夜間走行時の照明など、明暗差が激しい環境時に起きやすい「白とび」や「黒つぶれ」を抑え、安定した録画を実現する。

フロントカメラには水平：約122°／垂直：約63°／対角：約150°、リアカメラには水平：約126°／垂直：約63°／対角：約150°の広視野角レンズを採用し、前方・後方を広い範囲で録画することができる。ともにF1.8の明るいレンズを備えたことで、夜間やトンネルなどの暗いシーンの撮影に強いだけでなく、総合的な画質を向上する。

様々な車両状況に応じた録画機能として、常時録画／手動録画／イベント記録／駐車監視録画の4つの機能を搭載。撮影時は27.5fpsのフレームレート設定でLED信号機の無点灯記録を防止する。SDカードのエラーを未然に防ぐ「SDカードメンテナンスフリー機能」、PC／Macで詳細なドライブ情報を確認できる専用ビューアーソフト「KENWOOD ROUTE WATCHER?」を用意する。

付属品としてメインユニット用取付ブラケット（両面テープ付）、シガープラグコード（約3.5m）、車外後方撮影用カメラケーブル（9.0m）、高耐久の3D NAND型32GB micro SDカードを同梱。購入から3年間の長期製品保証が付帯する。