<香港ショウ>中華ブランドのCDプレーヤーが熱い!EvoAria/FIIOから注目機登場
編集部:筑井真奈ここ数年、アジアの新興ブランドからCDプレーヤーが登場し市場を賑わせている。先鋭的なDAコンバーターやネットワークプレーヤーなどに力を入れてきたブランドが、“あえて”CDにこだわる、というのはオーディオ趣味の奥深い点の一つだが、今年はEvo Aria、そしてFIIOのCDプレーヤーを会場で見かけた。
ガジェット欲をくすぐるポータブルCDプレーヤー
EvoAriaから登場したのは、「EvoEra」というCDプレーヤー。EvoAriaは2025年に中国の広東省にて立ち上がったブランドで、DAPやヘッドホンアンプなどを中心に手掛けてきた。「EvoEra」は同社初のポータブルタイプのCDプレーヤーで、USB-DAC機能やBluetooth入力なども搭載。
独自のR-2R方式のDACと、AKMの「AK4497」を双方搭載しており、フロントスイッチで切り替えができることも特徴。また真空管Nutubeも搭載されており、真空管とトランジスタの切り替えもできる。真空管モードには「VELVET」と「LUMINA」というモードがある模様。
カチッと押し込むボタンやトグルスイッチもガジェット欲をくすぐる仕様。出力は3.5mmと4.4mmのほか、光デジタル出力も搭載。エド・シーランの『÷(Divide)』の瑞々しさや独特の声の質感はなかなかのもの。
FIIOも新製品を多数投入
FIIOは過去にポータブルCDプレーヤーを展開してきたが、今回は据え置きのCDプレーヤー「DP11」が初登場。同社のデスクトップオーディオシリーズと同じレトロモダンなデザインで統一されており、スタックして使用することも可能。
据え置きのCDプレーヤーとしてはもちろん、CDトランスポートとしても使用可能で、S/PDIF、TOSLINK、AES/EBUの出力にも対応するという。同社の「WARMER R2R」との組み合わせなどでさらに音質を追求することも可能。電源はバッテリーではなく、AC電源と12VのDC双方に対応する。
他にもFIIOは新製品を多数投入。「KG13」はゲーミング用のヘッドホンアンプとして初披露されたモデルで、「FPS」「ACT」といったゲームモードを切り替えが可能な他、ベース/ミッド/トレブルもそれぞれ微調整ができる。7.1chへのアップミックスも可能。
またSnowskyからはゲームファンの心をくすぐる小型ガジェット「GAMDONG」が登場。USBドングルDACだが、ゲームのコントローラーを想起させるボタンの配置が可愛い。入力はUSB Type-C、ヘッドホン出力は3.5mm/4.4mmを搭載。PCM 384kHzとDSD256まで対応するとのこと。
デスクトップオーディオ関連では、中国Fosi Audioも大型ブースを展開。小型スピーカーからUSB-DACやヘッドホンアンプ、ヘッドホンまで幅広いラインナップで、精力的な製品開発力をアピールしていた。Fosi Audioは国内でも丸型ディスプレイとマグネットを内蔵したポータブルDAC/アンプ「MD3」の先行販売が成功裏に終わったばかり。今後の展開が楽しみなブランドだ。