DELAは、ネットワークオーディオ向けイーサネットケーブル「C100」の長尺モデルとなる「C100-E50-J」を、5月下旬より発売する。価格は9,900円（税込）で、本日5月14日より受注を開始する。

2022年に発売したイーサネットケーブルC100に、ユーザーから多数の要望を受けたという5mの長尺モデルを追加するかたち。これにより、C100は0.5m／1m／2m／3m／5mの5種類から長さを選べるようになる。

基本的な特徴は従来から変わりなく、線材部分はCat.7相当の仕様をベースとしつつ、DELAロゴのある側のみをグラウンド接続し、ロゴのない側は浮かせた「アシンメトリック・グランド・デザイン」を採用。グラウンドループのリスクを排除しつつ、ケーブル全体としてはCat.6A仕様のUTPケーブルとして仕上げている。

導体には転送ロスの少ない銅単線を採用。前モデル「C1AE」から使い勝手はそのままに、導体径を1.5倍に増している。ほか、エイリアンクロストークを防ぐ二重シールド構造、折れにくい新素材ラッチと通常の3倍の膜厚を誇る金メッキシールドを備えた専用プラグ、ビニールよりも吸着しにくく絡みにくいメッシュ被覆などを採用。プラグはグラウンド部を機器のシールドへ確実にコンタクトさせるため、側面だけでなく裏面まで金メッキ加工パーツで多い、広い接触面を確保している。