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公開日 2018/01/19 09:45
「日本のお客様が我々を突き動かす」

完全ワイヤレスイヤホンも開発中、ソフトへの投資で未来を創る。ゼンハイザーCEO アンドレアス・ゼンハイザー氏インタビュー

構成:編集部 風間雄介

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独Sennheiser electronic GmbH & Co. KGより、CEOのDr.Andreas Sennheiser(アンドレアス・ゼンハイザー)氏が来日し、当サイトのインタビューに応じた。新製品の発売計画、今後の開発ロードマップ、加えて経営戦略についてなど、多岐にわたる質問に対して真摯に答えてくれた。


Dr.Andreas Sennheiser(アンドレアス・ゼンハイザー)氏
−−まずはゼンハイザーの最新の経営状況について教えて頂けますでしょうか?

アンドレアス氏:ゼンハイザーはコンシューマーとビジネスの、2つのビジネスを展開しています。昨年はこの2つのビジネス領域ともに、同じテーマに取り組みました。

1つは「Fast」ということです。複雑だった組織をよりシンプルにして、意志決定のスピードを速くしました。より速くビジネスを回していくことは、グローバルな大企業にとってとても重要なことです。

もう1つは「Strong」というテーマです。お客様のことをよりよく理解し、その結果を受けてアクションを起こしていく。こういう活動によって、ゼンハイザーをこれまで以上に強くしていこうということです。

そして「Preserve」(維持する、守るという意味)というテーマも重要です。いまゼンハイザーがマイクロフォンやヘッドホン分野ですでに持っている強さ、専門性については、しっかりと守っていくことが重要と考えております。

2018年に完全ワイヤレスイヤホンを発売予定、現在開発中

−−お客様を知り、それに対してアクションを起こすというお話ですが、具体的にどういうことがわかり、それに対してどのようなアクションを行っているのでしょうか。

アンドレアス氏:わかってきたことについて申し上げますと、消費者のみなさまは、明らかに、より小さなサイズの製品を求めています。また機能面でも、より革新的なものが求められています。

こういったニーズに対応するため、2018年に登場予定のトゥルーワイヤレス(完全ワイヤレスイヤホン)の開発に、いまフォーカスしています。

−−ゼンハイザーが完全ワイヤレスを開発中というのはビッグニュースですね! ところで、他社の完全ワイヤレスイヤホンを見ていると、まだ接続性に問題のある製品が多いようです。この状況をどのように見ていますか?

アンドレアス氏:我々は、我々自身が望んでいるレベルに達するまでは製品化しません。ですので、お客様のところに製品が届くと言うことは、みなさまにご満足頂けるものになっているものとご理解ください。

たとえば、IE 800についてもHE-1にしても、開発には非常に長い時間がかかりましたが、最高の製品としてご評価頂いています。このように腰を据えて開発できるというのは、家族経営を行っている我が社の強みだと考えています。家族経営においては、近視眼的な見方ではなく、より長期的な視点に立って物事を決定できるのです。

日本はプロダクトのクオリティをテストする場

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