2016/12/08

音響設計のプロ集団が作った「クラシックをたっぷり楽しめる」オーディオルームを鈴木 裕が徹底レポート

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今回ご登場いただく吉田さんのリスニングルームは約15畳。音響上理想的な横幅と奥行きのサイズを決めた上で、天井の高さを割り出している。壁は漆喰で、スピーカーの後ろ側は音を吸収するゾーンが儲けられている

天井高が3m50cm。梁のような反響板は「中高域の音の拡散のため」。分厚い部材を使い、太いボルトでがっちり固定されている

オーク材の床はスピーカー側とリスニング側で分断され、弾性シーリングが施されている。スピーカー側の振動を分断する狙いがある。吉田さんの愛機は、スピーカーがコンセンサス・オーディオの「マグマ」、パワーアンプはデジタル・ドメインの「B1a」、プリアンプはアキュフェーズ「C‐2810」となっている

天井の位置は2階の床との関係があるため、オーディオルーム側の床の位置を低くした構造にしている。玄関ホール床から階段で5段下がる


吉田郁雄さんはホルンやピアノも演奏する人物。コンサートホールのような雰囲気が引き出せる部屋を求めてアコースティックラボに発注
 
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