オーディオテクニカ「ATH-AL5NC」速攻レビュー!「開放型なのにノイキャン」な新提案に評論家も「これはいい」

開放型でありながらANCを搭載「ATH-AL5NC」
オーディオテクニカから、ヘッドホンの常識を覆す画期的なアイディアの製品が登場する。それがANC(アクティブノイズキャンセリング)搭載の “開放型” ワイヤレスヘッドホン、「ATH-AL5NC」だ。
開放型でありながらANC(アクティブノイズキャンセリング)機能を搭載し、外の音は自然に取り入れつつも不要な雑音だけを低減するという、新発想のANC活用を提案する製品で、筆者のような開放型ヘッドホン好きはもとより、イヤホンやヘッドホンで長時間快適に音楽を楽しみたい人や、環境や好みによりノイズキャンセリングが必要な(しかも長時間にわたって活用したい)人など、幅広いユーザーが想定されている。
実際、カナル型イヤホンなどに比べてヘッドホンは長時間の利用がし易く、なかでも通気性に優れる開放型は、装着時の蒸れを抑えてくれるためストレスの少ない活用が可能となっている。
さらにATH-AL5NCでは、開放型構造に加えて約240gの軽量ボディ、低側圧で優しいフィット感を持ち合わせているイヤーパッド&ヘッドバンドなどが採用されており、長時間の利用にも十分に配慮されている。
約240gと軽量
加えて、「Home」「Airplane」という2つのANCモードが設定され、ヘッドホン右側にはハードキーも用意されているので、現在の状況に対して手軽に変更することもできる。
ちなみに、ATH-AL5NCはアナログ3.5mmの有線接続も用意されていて、ANC機能を活用できるようになっている。
市井の製品のなかにはワイヤレス、または3.5mm有線のどちらかしかANC機能が活用できない製品も稀にあるので、再生環境問わず(どんな接続でも気にせず)利用できるのは嬉しいかぎりだ。
毎日長時間の使用でもストレスフリーな配慮
なお、バッテリーは最大75時間(ANCオフ時)の持続時間を持ち合わせ、ヘッドホンだけでノイズキャンセリング機能だけ使える「スタンドアローンモード」も搭載されているなど、毎日のように長時間にわたって利用したい人や、静かな環境が欲しい人などにもしっかり配慮されている。
このように、ATH-AL5NCは、ANCまわりの機能面で実際のシチュエーションにしっかり配慮した作り込みがおこなわれている。
おかげで、外の世界と繋がりながら音楽に没頭でき、逆に音楽を存分に楽しみつつ周囲の状況に対応できる、開放型ならではの特長を活かしたストレスフリーな製品に仕上がっている。
いっぽうで、開放型と言えば音漏れが気になるところだが、これにもしっかり対処されている。
ATH-AL5NCには「音漏れ抑制モード」が搭載されていて、開放型の数少ない弱点である音漏れを防止。屋外や公共の場など、音漏れが気になる環境でも活用し続けることができるという。音漏れの問題でカナル型イヤホンや密閉型ヘッドホンを選ぶ人も多いので、こういった機能は地味にありがたい。
ただ、音漏れしやすい周波数帯域を調整する都合上、聴いている音にも多少の影響が出る。そのため、例えば散歩に出る際に「基本は音漏れ抑制モードをオフ、お店など音漏れを抑える必要がある環境に入るときだけモードをオンにする」といったような使い分けがよいだろう。
また、根本的に開放型ヘッドホンなので “音漏れ抑制モード” を使用しても多少の音漏れが生じてしまうのは致し方ない。そのあたりは、音量を抑えめにすることで対処したい。
さらに、スマートフォン専用 アプリ「Connect」が活用できるのも便利だ。音漏れ抑制モードをオンオフができることに加え、ハイレゾ相当の良音質が楽しめるLDACコーデックや、映像作品などで重宝する低遅延モードの選択など、このアプリを通じていくつかの設定を行うことができる。
ちなみに、新世代Bluetoothオーディオ規格であるLE Audioにも対応しているので、将来的な安心感もある。

























