6千円台でこのANC? コスパ最強TWS「HUAWEI Freebuds SE 4 ANC」はすべての音楽ファンにおすすめ
3段階のANC機能を検証! カフェ、電車、工事現場もOK
SEシリーズに初搭載されたアクティブノイズキャンセリング機能の実力も体験した。すべての音域のノイズに対して均等な消音効果がかかるようにバランスをチューニングしている。
だが、その前にシリコン製のイヤーチップと丸みを帯びた形のハウジングにより、耳にピタリとフィットして高い遮音効果が得られたことを報告したい。
装着感を向上するために、ファーウェイの開発者は独自にリサーチしてきた1万件を超える「耳の3Dデータベース」と、自社開発による人間工学シミュレーションプラットフォームを活用。快適で耳にしっかりとフィットする装着性能を実現したという。一度本機を装着すれば、誰もがこの説明に納得するだろう。
本機のANC機能をオンにすると平均24dB(最大50dB)のノイズ低減効果が得られる。さらにAI LifeアプリからANCの強さを3段階から切り替えられる。
ANCの効果は様々な場所で試した。消音効果もさることながら、ANCをオンにしたときに耳にかかるプレッシャーがとても少なかった。近年の“Proシリーズ”、“iシリーズ”を試した時に、筆者は同じことを感じた。ファーウェイ独自のANC技術が成熟してきたのだと思う。
ANCのモードもデフォルトの「標準」から試した。イヤホンを普段づかいしながら、屋内外を問わず少し賑やかな場所で心地よい静寂が得られる。特に大勢の客で賑わうカフェでは標準モードでも十分な消音効果を実感した。BGM、コーヒーのグラインダー、隣にいる人の会話の輪郭まではなんとなくわかるが、自分がタイピングしているキーボードの操作音は抑えてくれる。
「ダイナミック」はより騒がしい屋外向けのモードだ。電車や駅など、乗り物の走行音がシャットアウトされる。商業施設では店内BGMも気にならないほど、高い消音効果があった。だからこそ、SE4 ANCを屋外を歩きながら使う場面で「ダイナミック」は相応しくないかもしれない。外音がクリアに取り込めるヒアスルーモードを上手く使い分けたい。
もうひとつの「くつろぎモード」は比較的ノイズが少ない場所で効果を発揮する。消音効果がより穏やかなので、自宅の静かな部屋で本機を使う際には、リラックスしながらコンテンツのサウンドに入り込めた。なお、カフェで試してみると、自分のキータイピングや隣の人の会話は内容が少しわかるほどに力強さと輪郭が明瞭になる。
ANC設定には「ウルトラモード」もあるが、こちらは極度にノイズが多い屋外の工事現場や交通スポットなどに長時間滞在しなければならない場面で、イヤホンにより耳を守るために使うモードとして捉えるべきかもしれない。飛行機や地下鉄に乗って移動する際には「ダイナミック」モードでも十分なノイズキャンセリング効果がある。
世代を問わず、すべての音楽ファンにおすすめ
SE4 ANCはハンズフリー通話の際に強力なノイズリダクションをかけて、本機を装着するユーザーの明瞭な声を通話相手に届けられる。イヤホンに内蔵する3基の高性能マイクに指向性アルゴリズムを掛け合わせることで、屋内外の騒がしい場所でも通話音声のバックグラウンドノイズをシャットアウトする。
筆者も自分の通話音声を録音しながら試したが、やや大きめの環境ノイズも力強く抑え込む本機の実力に驚いた。ビデオ会議の際にも使ってみたところ、相手にも「声が聞きやすい」と高評価を得た。
ファーウェイが2025年の1月に発売した「HUAWEI FreeBuds SE 3」は、開放型のハウジング構造を採用するワイヤレスイヤホンだ。密閉型のSE4 ANCとはノイズキャンセリング機能の有無だけでなく、構造も大きく異なっているが、だからこそ各々おに特有の使い方、楽しみ方ができる。エントリークラスのSEシリーズにタイプの違うニューフェイスが加わることを歓迎したい。
最新モデルのSE 4 ANCも、6,500円台という驚くほどに手頃な価格を実現しながら優れた機能を多数揃えている。スマートフォンにポータブルオーディオプレーヤー、PCにタブレットなど組み合わせるデバイスを問わず高品質なリスニング体験が満喫できる。世代を問わず、すべての音楽ファンにぜひ試してもらいたい。

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利用可能期間:8月29日(金)11:00 - 9月30日(火)23:59
(提供:ファーウェイ)


































