PR 公開日 2025/05/08 06:30

音質も機能もコスパも「あらゆる方面で弱点のない仕上がり」。AVIOTの“お手頃”イヤホン「TE-U1」徹底レビュー!

VGP金賞モデルのノイキャン性能や音質をレビュー!

バッテリー性能はイヤホン単体で最大9.5時間、充電ケース併用で最大41.5時間の連続再生を実現。約10分の充電で最大90分の再生ができる急速充電にも対応する。なお、イヤホン本体タッチ操作での電源オンオフも可能なので、カバンからケースを出し入れするのが面倒なときに、本体で電源オフしてバッテリー消費を抑えつつとりあえずポケットに……みたいな使い方もできる(ポケットから落としたりそのまま洗濯したりしないようにという注意は必要だが)。

さらにワイヤレス充電にも対応。 “ほしい派/いらない派” に分かれがちな機能ではあるが本機の場合、ワイヤレス充電対応だからといってケースが大きいわけでもお値段が高いわけでもない。なのでほしい派の人は普通に嬉しいし、いらない派の人も別に損はしない。

ほか、スマホとパソコンなど複数の機器とペアリングしておけるマルチポイント機能や、高性能MEMSマイクとAI技術による高い通話性能、ゲームや動画での音ズレを低減できる低遅延モード、軽めの雨や水はね程度ならOKなIPX4相当の防水仕様、片耳側を充電しながらもう片方だけでコンテンツを楽しめる片耳モードなど、現在の完全ワイヤレスイヤホンに求められる機能性はほぼほぼ網羅。

ビジネスシーンやオンライン学習などで便利なマルチポイント機能もサポート

強いていえばアプリには非対応だが、そこは特に弱点にはならないと感じられた。ノイズキャンセリング周りや後述のサウンドモードも含めて全ての操作を本体タッチのみで行えるので、そもそもアプリの必要性がないのだ。

カラーバリエーションはブラック/ホワイト/ネイビーの3色を展開。ケースはさらさら、イヤホン本体はつやつや仕上げと、コントラストを効かせてある。イヤホン本体のアクセントは同社が得意とする金属蒸着パーツのメタリックな輝きだ。

全3色のカラーバリエーションを展開

「TE-U1」試聴インプレッション。音楽リスニングと動画視聴でチェック

上述した通り、機能性は文句なし。あとはイヤホンとして大事になるサウンド面がどうなっているかだ。

その基盤となるのが10mm径ダイナミック型ドライバー。よくあるタイプだからこそ使いこなし方も研究され尽くしており、特に音作りしやすいドライバーと言えるが、それを “ピヤホンシリーズ” でも知られるように音作りに定評あるAVIOTがチューニングしたとなれば、期待は高まる。

加えて、Music/Movie/Liveという3種類のサウンドモードも用意されており、右耳側の長押しで切り替えが可能。今回は素直に音楽リスニングにMusic、映画コンテンツにMovie、ライブコンテンツにLiveを使用し、実際に使用される環境を想定してノイズキャンセリングは常にオンの状態で試聴した。

各シーンに適したサウンドで楽しめる3種類のサウンドモードを搭載

音楽リスニングにおいては、サウンド全体のまとまりの良さに感心させられた。「超低域の沈み込み!」や「空間表現の広がり!」といった音の良さをわかりやすく主張する要素をあえて押し出さない音作りなので、少し聴いただけでは地味に感じられるかもしれない。

しかし、音楽の土台と中心である低域と中域を充実させ、高域は耳にやさしい柔らかな感触に仕上げられた本機のサウンドは、長く聴き続けるほどに耳に馴染んでくるし、聴き疲れない。

例えば星街すいせいさん『ビビデバ』は、夜の街の煌びやかさを想起させる派手なサウンドの楽曲だが、このイヤホンはその煌びやかさのうち、強い眩しさの成分を落ち着かせて、光を柔らかく滲ませてくれる。優しい高域描写によって、背景に散りばめられた電子音に丸みを帯びさせてくれるのだ。写真で言うところの「ソフトフィルターを通した夜景」、ああいった雰囲気を生み出してくれる。

全体のまとまりの良さが魅力のサウンド。長く聴き続けるほどに耳に馴染み、聴き疲れにくい

それでいてボーカルの存在感はしっかり。前述のように背景がソフトな雰囲気になることで、その前に来る声の立ち姿が際立つ。主役はもちろんシンガー!な聴かせ方をしてくれるというわけだ。

MovieモードはNetflix『シティーハンター』終盤、地下空間での銃撃戦のシーンにてチェック。変化として特に大きいのは、低音の重心がMusicモードより下がること。

本格シアターシステムでは低音専用サブウーファーによって鳴らされる60Hz前後以下の超低域の存在感が増し、空間全体の重心が下がって安定感が生まれる。その安定した土台によって派手なアクションの効果音、その躍動もさらに映えるのがまたよい。映画に限らず、超低域を活用した楽曲に組み合わせるのもありだ。

LiveモードではYouTubeから「YOASOBI「アイドル」(Idol) from 『YOASOBI ARENA TOUR 2023 "電光石火"』2023.6.4@さいたまスーパーアリーナ」を視聴。ソフト傾向の描写だったMusicモードに対して、こちらは高域の角をカッチリと立ててくれる印象だ。

それによって、特に大会場のライブ音源でぼやけがちな高域の明瞭度がアップ。ハイハットシンバルが刻む細かなリズムが明確になって演奏のドライブ感やスピード感が高まり、響きもクリアになるので会場のスケール感も増して聞こえる。

と、モード切替による幅の広さもありつつ、基本はやはりMusicモードで特に発揮される耳なじみのよい音調、どんなコンテンツを楽しむときでも心地よく優しいサウンドだ。新生活のパートナーとしてこれから長い時間を共に過ごしていくことを考えると、こういった穏やかなサウンドこそがちょうどよいのかもしれない。

この通り、ノイズキャンセリングに機能面、そしてサウンドと、AVIOT「TE-U1」はあらゆる方面で弱点のない仕上がりっぷりだ。

だが個人的にいちばんの推しポイントはケースの薄さ。そこにメーカーの「毎日いつでもどこにでも持ち歩いてほしい!」という願いと意気込みが特に表れており、この点は新生活で活用するにもうってつけだ。その意気込みをぜひ一度手に取って受け取ってみてほしい。

(提供 : プレシードジャパン)

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