PR 公開日 2023/07/07 06:30

映画がもっと観たくなる映像美、BenQ「HT4550i」はいまこそ注目の“本命”プロジェクターだ

サブスク時代に満を持して送り出された本格派
サブスクで最新劇場公開作やオリジナル作品が4K高画質/ドルビーアトモスで配信されるようになり、映画を家庭で観ることのリアリティーがにわかに増した。そこに映画館で観ているような体験性を求めるなら、プロジェクター+スクリーンがとどめをさす。

時代の変化に対応し、Android TVを内蔵した4K解像度のプロジェクターが次々に登場したが、スペースユーティリティー重視の超短焦点タイプか、「いつでも、どこでも」的なモバイルプロジェクターが多かった。そうしたなか、BenQから満を持して「HT4550i」が登場した。型番のHTはいうまでもなくHomeTheaterの略。画質面で有利なロングスロー投写、据え置き設置前提の本格派だ。堅持すべきは画質。オーソドックスでありつつ時代の要請に答えた、本命の登場といっていい。




■ハイスペックがコンパクトにまとめ上げられ、本格派ながら設置性も十分



構成面でもしっかりした技術の裏付けがある。最大の特徴に、光源に4LED(RGBB)を使用、最大3,200ANSIルーメンという明るさを得た。画質最重視の本格派だからといって暗室限定にしない。LED光源の寿命は最大30,000時間(エコモード使用時)。経年変化で各色のゲインのばらつきが生じた場合、RGBカラーセンサーが検出しバランス調整するオートカラーキャリブレーション機能を持つ。

BenQ「HT4550i」(オープン価格:市場予想税込価格は450,000円前後)

単板DMDデバイス(FHD)を使用したDLP方式。画素を倍密化して4K解像度の映像を得る。ダイナミックコントラストは80万対1、HDR10+に対応を果たした。デジタルシネマの色域DCI-P3を100%達成は頼もしい。有機ELテレビやLCOSプロジェクター高級機で搭載の進む「フィルムメーカーモード」をBenQとして日本市場に初投入した。入力された映像本来の色彩バランス、フレームレート(コマ数)等で描画し、作為や強調を排した素顔の画質で観ることができる。

DCI-P3を100%カバー、豊かな色域を再現する

製品には1つ1つにキャリブレーションレポートが添付され、カラー精度を担保する

天吊投写(天地逆)、背面透過(左右逆)に対応。1.3倍ズームレンズを搭載し、約3mで対角120インチ、2.5mで100インチの大画面を得ることができる。縦横レンズシフト(縦60%、横±15%)と台形補正を搭載。都度設置より据え置き(固定)設置を想定しているため、ズームとフォーカスは手動になる。本格派ながら、「今度こそホームシアターを」と、広くエントリーしやすい価格を実現するために合理化すべきは合理化しているわけだ。

ズーム/フォーカス調整やレンズシフトは、本体天面のシフトノブから手動で調整する

傾きは脚部を回転させることで高さを変更して調整する

HT4550iの実機は資料からイメージするより小さい。具体的な数字は420.5W×135H×312Dmmとなるが、エッジを丸めた滑らかでスリークな造型は数字以上にコンパクトに感じさせる。本体質量も約6.6kgと、高い場所に設置する際にも苦労はない。サイズ、デザインも性能である。4LEDとハイスペックをコンパクトにまとめ上げる設計手腕に感嘆。VOD動画配信をプロジェクター普及のまたとない好機ととらえ、知見を全方位的に傾注したBenQの意欲の表れである。

■映画全般に強い表現、製作者の狙った雰囲気が映像にみなぎる



さっそく、Netflixのオリジナル作品『サンクチュアリ -聖域-』から視聴をスタートする。映像モードは、迷わずフィルムメーカーモード。映画ガンマで撮影と思しい画質は、朝日が差し込む稽古場にぶつかりあう若い力士たちの肌の描写がきめ細やかで、題名通りに閉ざされていた世界に脚を踏み入れる生々しいリアリズム。定評あるMALIBUスクリーンに投写したことを考慮しても、こともなげにこの画質なのは、プロジェクターの素性が優れている証拠。ソース機器もディスクもなしに、本機をネット接続しただけでこの映像である。ホームシアター新時代をまざまざと実感させる瞬間である。

Android TV搭載で、ネットに接続すれば映像配信サービスを利用可能。Netflixにも正式対応している

Android TVドングルは本体背面に装備。カバーで隠せるため、見た目がごちゃつかないのも嬉しい

次ページそのままでも快適だが、調整を施せば「打てば響く」

1 2 次へ

この記事をシェアする

  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE
クローズアップCLOSEUP
アクセスランキング RANKING
1 ソニー「Xperia 10 VIII」、直販9.9万円で10月8日発売。「鬼滅の刃」などへの着せ替え新機能も
2 20万円以下!最新プリメインアンプ4機種一斉試聴。Cambridge Audio/ARCAM/マランツ/ソウルノート
3 レグザ、評論家・本田雅一氏宅への100V型RGB Mini LEDテレビ搬入に密着ロケ。第3回は大型クレーンが登場
4 劇場版『ボトムス』も無料テレビ初放送。『攻殻機動隊』などBS12「日曜アニメ劇場」11月作品
5 ソニー、スマホを“推し仕様”に変える新サービス「Fan Sync」。第1弾は『鬼滅の刃』とハローキティ
6 テクニクス、フリッツ・ハンセンとコラボしたダイレクトターンテーブル「SL-40CBTFH」。全世界300台限定
7 4K UHD BD『八つ墓村』、主演ショーケン、金田一は渥美清。昭和の名優が並び立つ傑作が4Kで復活
8 BS民放5社の4K無料配信サービスがスタート。「“知る”“観る”の先にある“体験”ができる!」内藤剛志が4Kの魅力を熱弁
9 audiolab、フラグシップ “9000シリーズ” にCDトランスポート「9000CDT」。音楽ファイル再生にも対応
10 新潟のオーディオ文化を盛り上げる!評論家と専門店による選りすぐりのシステムが集結、「新潟ショウ」を徹底レポート
10/2 10:28 更新
音元出版の雑誌
オーディオアクセサリー 202号
季刊・オーディオアクセサリー
最新号
Vol.202
世界のオーディオアクセサリーブランド大全2025
特別増刊
ケーブル大全2026
最新号
プレミアムヘッドホンガイドマガジン vol.23 2025冬
別冊・プレミアムヘッドホンガイドマガジン
最新号
Vol.23
プレミアムヘッドホンガイド Vol.34 2026 SUMMER
プレミアムヘッドホンガイド
(フリーマガジン)
最新号
Vol.34(電子版)
VGP受賞製品お買い物ガイド 2025年冬版
VGP受賞製品お買い物ガイド
(フリーマガジン)
最新号
2025年冬版(電子版)
DGPイメージングアワード2024受賞製品お買い物ガイド(2024年冬版)
DGPイメージングアワード受賞製品お買い物ガイド
(フリーマガジン)
最新号
2025年冬版(電子版)
WEB
  • PHILE WEB
  • PHILE WEB AUDIO
  • PHILE WEB BUSINESS
  • プレミアムヘッドホンガイド
  • ホームシアターCHANNEL
  • デジカメCHANNEL
AWARD
  • VGP
  • AEX
  • AA AWARD
  • analog Grand Prix