公開日 2020/06/24 06:30

「ADレコ」の遊び方を記者が実践! レコードからBlu-rayまでなんでもスマホに保存して、いつでもお気に入りの音楽と過ごせる!

【PR】リアルタイム録音はオーディオの原点
ファイルウェブオーディオ編集部・筑井真奈
  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE

■音楽プレーヤーとしても優秀! 遊べる「CDレコミュージック」

ここまでひとしきりADレコで遊んでみたところで、最後にアプリ「CDレコミュージック」についてもう少し補足しよう。「CDレコミュージック」の面白いところは、単にアナログデータの録音ができるだけではない、「音楽再生アプリ」としても遊びがいがあるということにある。音楽データをためればためるほど、アプリは“遊べる”ものになっていく。具体的にどういう楽しみ方ができるのか探ってみよう。

CDレコミュージックは「音楽をためるほど面白い」アプリということで、久しぶりにTSUTAYAで大量にアルバムを借り出し、「CDレコミュージック」に取り込んでみた。

アナログ録音と違ってCD取り込みは一瞬で終了

CDレコとスマートフォンはWi-Fiで通信するので、ケーブルは不要

CDレコはWi-FiでスマホにCDを取り込める「CD-5WK」(実売価格1万3000円程度)を使用。先ほどの「その他」から「CD」をタップすれば、取り込み準備はOK。右上の「開始」をタップすれば取り込みスタート。

『Pleasure』の発売、22年前か…

楽曲再生中に歌詞の表示もできる。

ADレコとは違いこちらは1枚取り込むのに数分程度で、gracenoteから楽曲情報を取り込んでくれるため、手間もかからずどんどんリッピングが進んでいく。取り込んだ楽曲については、CDジャーナルのデータベースからアーティスト情報やアルバム情報が確認できる。

CDレコミュージックの再生方法だが、普通に「アーティスト」「アルバム」「曲」「ジャンル」ごとに選択、再生ができる。これは大抵の音楽再生アプリはそうなっているだろう。

楽曲再生中にアルバムジャケットをタップまたは長押しすると、シャッフルモードの選択ができる。「ムード」はBPMの近い曲を選んで自動で楽曲を選択してくれる(ただし、gracenoteにデータがないものについてはBPMは自動で付与されない)

CDレコミュージックのオリジナルな点のひとつは、自動再生機能が面白いことにある。単にシャッフルで再生するだけではなく、「ジェネレーション」「ムード」など複数のモードがあり、例えば「ジェネレーション」ならば、今再生しているのと文字通り「同世代」の音楽だけを選択して再生してくれる。同世代の友人とカラオケに行く前には、90年代J-Popにたっぷり浸っておきたい。歌詞も表示してくれるので、カラオケの準備にもバッチリだ。

それ以外にも、独自機能として「アプリを使っているユーザーの再生ランキング」を教えてくれる。アプリの下「その他」から「ランキング」をタップすると、性別、年齢、住んでいるエリアによって、どのような音楽がよく聴かれているか、ということがランキング形式で登場する。

アプリで再生されている楽曲ランキング。同世代の友人の聴いている楽曲の体感に近くて驚き

たとえば記者、東京在住30代女性の場合、1位 King & Prince 2位 安室奈美恵 3位 米津玄師、とかなり納得感のある順位。ちなみにこれを男性にするとジャニーズはすべていなくなり、back numberやONE OK ROCK、Red Hot Chili Peppersといったロックバンドが登場してくる。

CDの売り上げランキングではなく、実際に「音楽好き」が聴いている体感に近いランキングが出てくれるのは嬉しい。残念ながら楽曲を聴くことはできないが、こちらもCDジャーナルのデータベースから簡単な情報は見ることができるので、いま流行りのアーティストを探すのにもいいだろう。

そのほかにもDVDへのバックアップ機能(今後外付けUSBメモリへのバックアップも検討予定という)もあり、万一スマホが故障した場合、大事な音楽データが失われてしまう心配もない。さらに、いま聴いている楽曲をTwitterにワンタップで投稿するSNS連動機能、スマホから直接CD作成できる機能など、音楽ファンにとって必要な機能が多く盛り込まれている。

ADレコ、CDレコと組み合わせることで、音楽再生の楽しみを広げてくれる「CDレコミュージック」。セットで活用することでさまざまな楽しみ方が考えられるだろう。音楽ファンの自由な発想で、素敵な使いこなしが生まれてきそうだ。

(協力:株式会社アイ・オー・データ機器)

前へ 1 2 3 4 5

この記事をシェアする

  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE
クローズアップCLOSEUP
アクセスランキング RANKING
1 DALIのコンパクトスピーカー「KUPID」はテレビ横にも置きたくなる!エンタメサウンドも相性抜群
2 ビックカメラ、旧池袋マルイ跡地「IT tower TOKYO」に出店。2026年3月オープン予定
3 Valerion、4Kレーザープロジェクター&スクリーンのセットを最大43%オフで販売する「クリスマスセール」
4 スクリーンを下ろせば和室がホームシアターに変身! ユニークな機器レイアウトに注目
5 ORB、“最良の音楽表現” を目指したフラグシップヘッドホンアンプ「JADE casa Ultimate」
6 「ベーシック」の常識を覆すハイレベルなインターコネクトケーブル Zonotone「Granster AC-2000」
7 KEF、対象スピーカー購入者全員へChord Company製ケーブルをプレゼントするキャンペーン
8 LG、RGBマイクロLEDテレビ「Micro RGB evo」。CES2026で正式発表へ
9 NICEHCK、新フラグシップIEM「Rockies」。1DD+2BA+2ESTのハイブリッドドライバー搭載
10 <ポタフェス>B&W、フラグシップヘッドホン新旧比較/デノン、リアルウッドヘッドホンをアナログで味わう
12/18 10:50 更新
音元出版の雑誌
オーディオアクセサリー199号
季刊・オーディオアクセサリー
最新号
Vol.199
世界のオーディオアクセサリーブランド大全2025
特別増刊
世界のオーディオアクセサリーブランド大全2025
最新号
プレミアムヘッドホンガイドマガジン vol.23 2025冬
別冊・プレミアムヘッドホンガイドマガジン
最新号
Vol.23
プレミアムヘッドホンガイド Vol.33 2025 SUMMER
プレミアムヘッドホンガイド
(フリーマガジン)
最新号
Vol.33(電子版)
VGP受賞製品お買い物ガイド 2025年冬版
VGP受賞製品お買い物ガイド
(フリーマガジン)
最新号
2025年夏版(電子版)
DGPイメージングアワード2024受賞製品お買い物ガイド(2024年冬版)
DGPイメージングアワード受賞製品お買い物ガイド
(フリーマガジン)
最新号
2025年冬版(電子版)
WEB
  • PHILE WEB
  • PHILE WEB AUDIO
  • PHILE WEB BUSINESS
  • プレミアムヘッドホンガイド
  • ホームシアターCHANNEL
  • デジカメCHANNEL
AWARD
  • VGP
  • DGPイメージングアワード
  • DGPモバイルアワード
  • AEX
  • AA AWARD
  • ANALOG GPX