公開日 2018/07/10 07:50

5,000円級Bluetoothイヤホンならラディウス「HP-N100BT」がオススメ! 音・装着感・デザインが揃った良品

【特別企画】ワイヤレスデビューにも買い増しにも
編集部:風間雄介
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大型のイヤホンをつけるのはちょっと恥ずかしい、主張が激しすぎるものは避けたい…という意見は、特に女性に多いだろう。本機はそういった要望にも応えてくれる。その上で前述のように、サウンドは筐体の小ささを感じさせないパワフルさを備えている。

装着感といえば、イヤーピースも重要だ。本機は、ラディウスが独自開発したイヤーピース「ディープマウントイヤーピース」を採用している。その名の通り、耳の奥まで入り込むイヤーピースで、ぴったりフィットし、外れにくく安定している。イヤーピースがしっかりはまっていないと空気が抜け、イヤホン本来の音が発揮できないが、このディープマウントイヤーピースであればそういったことも未然に防げる。

独自開発の「ディープマウントイヤーピース」を採用

なお、このイヤーピースをノズルに装着する位置は、2段階で調整可能だ。これによって、イヤーチップを耳のどこまで入れるかを選択できる。たとえば耳の奥深くに入れて圧迫感がある場合、より浅い装着位置も選べるということだ。筆者の場合、浅めに装着した方が音の聴こえが良くなり、低域も豊かに聴こえるようになった。個人差があるだろうから、装着感、音質がより良い方を確かめよう。

バッテリー部やリモコン部の細部までこだわった

最後に紹介するのは、「日本人向けに細部までこだわった機能・デザイン」というポイントである。先ほどから説明しているハウジングはもちろん、バッテリーやリモコン部に至るまで、美しさと使いやすさを両立したデザインが施されている。

ケーブル中央、装着時は首の真後ろに位置するバッテリー部は、ふつうは無骨な印象になりがちだが、本機のそれは滑らかにラウンドしており、優美な印象だ。クリップでシャツなどに固定できるため、動いたときに落とす心配も無い。

バッテリー部。クリップを付けられ、シャツなどに留めることができる

また細かな部分だが、使いやすさにとことんこだわったのがリモコン部だ。ボタン配置は中央が再生/一時停止などのマルチファンクションボタンで、その両脇にボリュームのアップダウンボタンがあるのだが、まず、このボタン同士の間隔が離れているため、押し間違いづらく配慮されているのが嬉しい。

さらに細かなこだわりとして、中央のマルチファンクションボタンは少し幅が広くなっており、触感だけですぐに判別できる。こういった細かな気配りやこだわりは、一見地味なようだが、使いやすさに直結する。

ボタンの配置やサイズ、形状までこだわり抜いたリモコン部

裏側にはマイクを搭載

ちなみに連続再生時間は最大約9時間と、必要にして十分な時間を確保。充電時間は約2時間だ。そのほかハンズフリー通話も行えるほか、最大4台までのマルチペアリングやマルチポイントにも対応しており、たとえばDAPの音を聴きながらスマホの着信も受けられる。最近は複数のBluetoothデバイスを使いこなす方も多いが、こういった用途にも十分使えるというわけだ。



はじめにこの製品のポイントを挙げてしまったのだが、もう一度繰り返したい。「HP-N100BT」は、5,000円クラスの製品としては非常にクオリティが高い。音質もデザインも使い勝手も、隙が無い良品である。そのクオリティのわりに、あまり話題になっていないようなので、もったいないと素直に感じる。ぜひ買い増しに、あるいは初めてのワイヤレスイヤホンとして、本機を使ってみて欲しい。なお、同じイヤホン部を使ったLightning接続モデル「HP-N100L」など3機種(関連ニュース)も登場している。こちらも要チェックだ。

(特別企画 協力:ラディウス)

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