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2015年10月21日
<山本敦のAV進化論 第73回>

【ウォークマン新旧比較 第2弾】新上位モデル「ZX100」を従来機「ZX1」と聴き比べ

山本 敦
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今回はソニーがIFAで発表したハイレゾ対応のウォークマン上位機種「NW-ZX100」について、前機種の「NW-ZX1」と比較しながら、音質・機能面でどんな所が変わったのか詳しく見ていきたい。なお、Aシリーズの新旧比較も前回行っているので、興味のある方はそちらもあわせてチェックいただきたい。

ウォークマンの最新上位モデル「NW-ZX100」

■「ソニー初のハイレゾ対応ハイエンドウォークマン」の後継機現る

はじめに前機種の「NW-ZX1」がどんなウォークマンだったのか、簡単に振り返っておこう。本機はいまからちょうど2年前、2013年の12月に発売された「ハイレゾ対応ウォークマン初のハイエンドモデル」だ。

前機種の「NW-ZX1」

ハイレゾ対応のウォークマンという位置づけでは、わずかに先行してミドルレンジクラスの「F880シリーズ」がその年の10月に発売されていたし、Android搭載のウォークマンとしては2011年12月に発売された、当時のフラグシップ「Z1000シリーズ」のマルチアプリケーション対応のコンセプトを継承している。

NW-ZX1と“同期”のハイレゾ対応ポータブルオーディオプレーヤーには、iBasso Audioの「HDP-R10」やAstell&Kernの「AK100」などがあるが、メジャーブランドのソニーがF880にZX1と、立て続けにハイレゾ対応のウォークマンを発売したことで、本格的にハイレゾ時代が到来したと言える。

NW-ZX1はハイレゾ対応のフルデジタルアンプ「S-Master HX」に、非ハイレゾ音源もハイレゾ相当の高音質にアップスケールする「DSEE HX」など、ソニー独自の高音質オーディオ再生技術を採用。Android 4.1とタッチパネルを搭載し、本体側面のハードキーと合わせて音楽再生操作がスムーズに行える点が大きな特徴だ。

音楽再生アプリ「W.ミュージック」のUIの完成度も高い。Android OS搭載なのでスマホのようにアプリを追加したり、Wi-Fi機能でインターネットに接続して「mora」アプリからPCレスでハイレゾ音源を直接購入&ダウンロードできるのも魅力的だ。発売当初は対応していなかったPCM変換によるDSD再生(2.8MHz)も、ソフトウェアアップデートにより追加。アルミ削り出しのボディや大型コンデンサー、信号回路のブラッシュアップなど徹底した高音質化にも取り組んだ、まさにウォークマンのフラグシップの名に恥じない出来映えだった。

シリーズのフラグシップとしての座は、2015年の年初に発売された「NW-ZX2」に引き継がれた。ZX1は新しいZX2の発売以後も併売されたため、ソニーはZX2を明確にフラグシップとして位置づけることなく、それぞれ音の違いを楽しめる上位機種として位置づけていたが、実際にはSDカードへの対応やロングバッテリーライフなど機能面ではZX1がトレンドに遅れを取る面もあり、リフレッシュを期待する声も高まりつつあった。そんな背景の中、2年ぶりにリニューアルされた後継機種がNW-ZX100だ。まずはZX1と比べてどんな点が変わったのかおさらいしておこう。

新製品「NW-ZX100」では何が変わったのか?

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