DJI、8K/60fps対応360度カメラ「Osmo 360 II」日本でも販売開始。最大14.5ストップDR/AIスーパーナイト2.0搭載
DJIは、8K/60fpsの360度動画撮影に対応する新型360度カメラ「Osmo 360 II」を発売した。バイクやスキー、ダイビングなど用途に合わせたアクセサリーが同梱されたセットもラインナップする。
Osmo 360 IIは、中国市場で先行発売されていた360度カメラ。日本では8月28日に公式サイトでティザーページが公開され、9月2日21時に正式発表された。9月4日から8日までドイツ・ベルリンで開催される「IFA 2026」では欧州初披露される予定で、DJIは同製品を「フラッグシップ360°カメラ」と位置付け、同社が12年間培ってきたハンドヘルドイメージング技術を投入したモデルとしている。
上述のとおり、同梱品などが異なるいくつかのパターンを用意。それぞれの税込価格は下記のとおり。
- スタンダードコンボ 93,610円
- アドベンチャーコンボ 110,990円
- リミットレス ライディング コンボ 105,820円
- ダイビングコンボ 117,920円
- ロードバイク リアPOV コンボ 106,590円
- ネックマウントコンボ 109,010円
- ボルテックスコンボ 113,850円
スタンダードコンボには、Osmo 360 II本体、Osmo 360 カメラプロテクティブポーチ、Osmo レンズクリーニングクロス、USB-C - USB-C PDケーブル(USB 3.1)、Osmo 360 シリコンレンズキャップ 2、Osmo エクストリームバッテリーPlus(2150mAh)×1を同梱する。
アドベンチャーコンボは、スタンダードコンボの内容に加え、Osmo エクストリームバッテリーPlus(2150mAh)を追加で2個、1.2m両方向クイックリリース式インビジブルセルフィースティックキット、マルチファンクションバッテリーケース3をセットにする。


リミットレス ライディング コンボは、スタンダードコンボにヘビーデューティークランプ マウントキットを組み合わせたセット。価格は98,120円(税込)。ゲット&セットコンボは、スタンダードコンボに1.2m両方向クイックリリース式インビジブルセルフィースティックキットとレンズ交換キットを組み合わせる。


ダイビングコンボは、スタンダードコンボにインビジブル防水ケース、1.2m両方向クイックリリース式インビジブルセルフィースティックキット、ダイビング防紛失ストラップを組み合わせたセット。価格は117,370円(税込)。バイク ハンドルバー POV コンボは、スタンダードコンボにヘビーデューティークランプ マウントキット、1m高強度カーボンファイバー インビジブルセルフィースティック、デュアル ヘビーデューティークランプをセット。


ロードバイク リアPOV コンボは、スタンダードコンボにバイクリアマウントキット、1m高強度カーボンファイバー インビジブルセルフィースティック、調整型両方向クイックリリース式アダプターマウントを組み合わせる。価格は118,690円(税込)。ロードバイク POV コンボは、スタンダードコンボにアクション バイキング アクセサリーキットと両方向クイックリリース式アダプターマウントをセット。


ネックマウントコンボは、スタンダードコンボにハンギング ネックマウント Maxと両方向クイックリリース式アダプターマウントを組み合わせる。価格は100,430円(税込)。スキー マルチアングルコンボは、スタンダードコンボに1.2m両方向クイックリリース式インビジブルセルフィースティックキットと三人称視点 ヘルメットマウントキットをセット。


ボルテックスコンボは、スタンダードコンボにボルテックス回転ハンドル、1m高強度カーボンファイバー インビジブルセルフィースティック、調整型両方向クイックリリース式アダプターマウントを組み合わせる。

同製品は、前後に2基の1/1.1型スクエアCMOSセンサーを搭載。各CMOSセンサーが360度撮影時に使用するイメージングエリアは、4:3比率の1インチCMOSセンサーと同等のサイズで、DJIでは「1インチ360°イメージング」と表現している。
従来モデル「Osmo 360」から、360度動画の最大フレームレートを8K/50fpsから8K/60fpsへ向上。パノラマ動画は7680×3840の8Kで24/25/30/48/50/60fpsに対応し、6Kでも最大60fpsまで撮影できる。
画素サイズは2.4μm。360度撮影時のダイナミックレンジは最大14.5ストップに拡張した。前後のレンズで独立した露出制御を行い、ハイコントラストな場面でもハイライトからシャドーまでの階調保持を図った。
暗所撮影機能も「AIスーパーナイト2.0」に刷新。新たなAIノイズ低減アルゴリズムとF1.9のレンズを組み合わせ、低照度環境でのノイズ低減とディテール再現の向上を図った。AIスーパーナイト2.0は、パノラマ撮影で最大8K/60fpsを利用できる。
静止画では、最大1.2億画素のHDR 360度写真に対応。最大解像度は15520×7760。シングルレンズ撮影では6400×4800、約3072万画素で記録できる。
スローモーション撮影では、パノラマで4K/240fpsによる最大8倍のスロー撮影に対応するほか、DJI StudioのAIフレーム補間を使用することで、8K/60fps素材から8K/480fps相当の映像を書き出せるとしている。
さらに、最大8K/120fpsの「Vortex」撮影にも対応。6Kでは最大200fpsまで選択できる。タイムラプスは最大16Kでの記録をサポートする。すべての動画フォーマットで10bitカラーに対応し、D-Log Mも利用可能。動画フォーマットは、パノラマでOSV、フラット動画でMP4(HEVC)を採用する。
新機能の「スポットライトフォロー」では、360度映像内の被写体をAIが追尾し、カメラの向きが変化しても画面中央に維持する。DJI MimoアプリまたはDJI Studioから、被写体を追跡した最大4K/30fpsのフラット動画として書き出すこともできる。
スマートフォンとの連携では、NFCクイック接続に対応。対応スマートフォンを本体のNFCエリアに近づけることでDJI Mimoに接続でき、撮影データの転送や編集画面への移行が行える。
DJI Mimoには、ベストクリップの自動選択やテンプレートを使った自動編集、前後の映像を1画面にまとめる機能などを搭載。DJI Studioでは、ステッチ処理や被写体選択、HDR処理、Proフィルター、カスタムLUTのインポートなどに対応する。
レンズは交換可能な構造を新たに採用。前後のレンズ表面には高硬度のイオンスパッタリングコーティングを施し、傷や摩耗への耐性向上を図った。アウトドアなどでレンズが傷ついた場合にも交換できる。レンズ交換用のキットも用意されている。
本体サイズは61×36.3×81mm、質量は183g。タッチディスプレイは2.0インチで、解像度は314×556、輝度は800cd/m²。内蔵ストレージは128GBで、このうち105GBを利用可能。microSDカードにも対応し、最大1TBまで拡張できる。microSDカードを使用せず、本体内蔵ストレージへの記録も可能だ。
防水性能はIP68相当で、カメラ単体で水深10mまで対応。別売の「Osmo 360 インビジブル防水ケース」を使用すれば、最大50mの水中撮影に対応する。ただし、DJIでは凸型魚眼レンズの水中での屈折がスティッチングに影響するため、防水ケースなしでの水中撮影は推奨していない。防水ケース使用時の最小スティッチ距離は1mとしている。
手ブレ補正はRockSteady 3.0とHorizonSteadyをサポート。パノラマ動画では、DJI MimoまたはDJI Studioでエクスポートする際に補正方式を選択できる。
音声収録用に4マイクアレイを内蔵し、風切り音低減機能も備える。DJI OsmoAudio経由で「DJI Mic 3」や「DJI Mic Mini 2」などとレシーバーなしで直接接続でき、2人分の音声収録にも対応。外部マイクの使用時には内蔵マイクをバックアップとして利用し、環境音を同時収録することも可能だ。
本体には、Osmo両方向クイックリリース機構と1/4インチネジ穴を装備。セルフィースティックやバイクマウントなど、Osmoシリーズおよび一般的なカメラアクセサリーと組み合わせられる。
バッテリー容量は2150mAh。8K/30fpsの360度動画撮影時で最大100分、耐久モード使用時は最大120分の撮影が可能。急速充電にも対応し、約22分で80%まで充電できるとしている。バッテリー延長ロッドを使用すると、8K/30fps動画の撮影時間を最大4.5時間まで延長できる。
また、「Osmo Action エクストリームバッテリーPlus(1950mAh)」および「Osmo Action エクストリームバッテリー(1770mAh)」も使用できる。動作環境温度は-20度から45度。
通信機能はWi-Fi 6(IEEE 802.11 a/b/g/n/ac/ax)、Bluetooth BLE 5.4/BR/EDRに対応する。ジェスチャー操作と音声操作にも対応し、音声コマンドは英語と中国語をサポートする。
























