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Astell&Kern、「PD10」の“クレードル無し”モデルを発売。ポータブルユースに特化
アユートは、同社取り扱いブランド Astell&Kern(アステル アンド ケルン)のDAP「PD10」について、付属クレードルを省略した単体モデルを10月18日(土)に発売する。価格は363,000円(税込)で、ブラック/シルバーの2色を展開する。
PD10は、Astell&Kernから今年5月に発売されたハイレゾDAP。これまではXLR出力を装備した専用クレードルが付属し、ポータブルユース/ホームユース両方に対応できる「PD10&Credle」として販売されていたが、この度ポータブルユースに焦点を当てたDAP単体販売が開始される格好だ。
また単体モデルでは、新たにブラックカラーもラインナップ。シルバーと合わせた2色展開が行われる。クレードルの有無とカラーバリエーション以外の仕様は据え置きとなる。
PD10は、「Breaking Away From The Normal」をスローガンに、“シリーズの枠に囚われない自由な発想” で開発したというモデル。同ブランドの従来製品とは異なるコンセプトで開発されており、接続するヘッドホン/イヤホンに応じて最適なアンプ回路を自動的に切り替える「インピーダンス適応型デュアルアンプ」と「スマートゲイン機能」などが特徴。
ブランド独自のサウンドソリューション「TERATON ALPHA(テラトン・アルファ)」を継承しており、主要回路を一体化することで電源ノイズの除去/効率的な電源管理/低歪な増幅を実現する。また、AKMの「AK4498EX」4基と「AK4191EQ」2基を組み合わせたデジタル/アナログ分離設計「HEXAオーディオ回路構造」も備える。
なおPD10は、今年9月に提供されたファームウェア・アップデート “v1.02” にて「フルAndroid OS」に対応。Google Playからのアプリインストールが可能になり、Android OSの仕様であるサンプリング変換の対策も施されているため、音楽ストリーミングサービスの再生アプリの音源も、余計な変換処理を挟まずオリジナルのまま楽しめる。
音楽ストリーミングサービスQobuzとの連携機能Qobuz Connectや、新たなアップサンプリング機能「Advanced DAR」にも対応。アップサンプリング処理の前に倍音復元を行う2段階のアプローチにより、従来のアップサンプリング機能よりも一層オリジナルレコーディングに近い、深く没入感のあるサウンドが味わえるとしている。






























