公開日 2025/01/31 11:00

Shanling、R2Rラダー型DAC回路を搭載したデスクトップDAC/AMP「EH2」

最大PCM 768kHzのオーバーサンプリングモードに対応
編集部:松原ひな子
  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE
MUSINはShanlingブランドから、独自の「R2R DAC」の搭載によって、よりピュアなアナログ変換を実現するDAC内蔵ヘッドホンアンプ/プリアンプ「EH2」を2月7日に発売、1月31日に予約開始する。価格はオープンだが、税込63,360円前後での実売が予想される。カラーはブラック/シルバーの2色を揃える。

「EH2」左からブラック/シルバー

EH2は据え置き型のデスクトップDAC/AMPで、DAC部に同ブランドが自社開発を行った「R2Rラダー型D/A回路」搭載の「24bit R2R DACアーキテクチャ」を採用。従来の一般的なΔΣ(デルタシグマ)型のDACと比較して、極めてピュアなアナログタイプの変換を実現するとしている。デスクトップのオーディオ環境を1台でコンパクトに完結させ「音楽/映像/ゲームなどさまざまなコンテンツで高品質なリスニング体験ができることを目指した」とアピールする。

ブランドが自社開発した初の「R2Rラダー型D/A回路」を搭載

ヘッドホンアンプ回路とプリアンプ/ラインアウトはそれぞれ異なる構成で設計、個別にチューニングを行うことで、さまざまなシーンに最適なサウンドを実現するとした。プリ/ラインアウト回路はR2R DAC回路ダイレクトアウトならびに「OPA1612」×2基を採用したローパスフィルタリング技術、ならびにパナソニック社製コンデンサー×4基を導入。R2R DACのオリジナルフレーバーを忠実に反映するとしている。

R2R DACのオリジナルフレーバーを忠実に反映するプリアンプ/ラインアウト回路

ヘッドホンアンプ回路は「OPA1612」+トランジスタアンプ「BD139」+「BD140」を採用。最大出力はバランス接続時で4350mW@32Ω、シングルエンド接続時で1280mW@32Ωとなる。高い出力値と駆動力を確保しながら、THD+Nが0.02%以下の低歪みを両立し、量感豊かなサウンドを実現するとした。High/Lowといった2段階のGain調整機能を備え、駆動性能の異なるさまざまな種類のドライバーへ適応させたほか、低域±6dB/高域±10dBのトーンコントロールに対応する。

高出力と低歪みを両立するヘッドホンアンプ回路

再生はPCM 768kHz/32bitまで、DSD512に対応。日本オーディオ協会より「Hi-ResAudio」認証を取得している。さらにR2R DACはオーバーサンプリングモードを導入しており、OSおよびNOSモードの切り替えが可能。NOSモードの44.1kHzに対してOSモードでは352.8kHという8倍のオーバーサンプリングに対応する。これによって音像の鮮明さを高め、よりダイナミクスとトランジェント特性に優れた高品質なサウンドを実現するとした。

ユーザーの好みで切り替えられる オーバーサンプリングモードを装備

設計時にデジタル部とアナログ部は電源をセパレートすることで、良質な電力供給を確保。すべての回路で複数のコンデンサによるサウンドチューニングを行っている。

それぞれ複数のコンデンサを採用して個別にサウンドチューニングを施した

入力端子はUSB Type-C、同軸デジタル、光デジタル、出力端子はヘッドホン出力(4.4mm/6.35mm)、RCA(4.4mm)を装備する。Bluetooth Ver5.2による無線接続にも対応し、コーデックはLDAC/aptX HD/AAC/SBCをサポート。ほかUSB-DACモード時に、前面の物理ボタンを長押しすることでUAC 1.0による動作に切り替えが可能。家庭用ゲームコンソール機などに接続して使用できる。

本体背面

XMOS社の第3世代USBレシーバーチップ「XU316」を搭載

筐体はフラットデザインを採用したコンパクトな設計。本体前面にボリュームダイヤルとボタンを装備し、操作性はシンプルに仕上げた。ダイヤルの周縁に搭載されたインジケーターランプは、楽曲再生中はサンプリングレート、Bluetoothレシーバーモード中は接続コーデックに連動したライトカラーで点灯し、現在のステータスを一目で把握することができる。外径寸法は156W×36.5H×150Dmm、質量は713g。

前面インジゲーターのカラーで再生状況を確認できる

再生周波数帯域は20Hz - 40kHz(-0.5dB)。ヘッドホン出力レベル(High/Low)は、4.4mm接続時で2365mW/4350mW、6.35mm接続時で632mW/1280mW。アナログ出力はRCAラインアウトが2.2V、4.4バランスラインアウトが4.5V。本体には12V電源アダプタのほか、USB Type-C to Aケーブル、6.35mm変換アダプタなどが付属する。

この記事をシェアする

  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE
クローズアップCLOSEUP
アクセスランキング RANKING
1 Netflixの「WBC」配信、生中継は全プランで広告あり。実況/解説者や割引キャンペーンなど詳細発表
2 新型平面磁界ドライバーはキレと厚みが“ひと味違う”。SENDY AUDIO「Egret」レビュー
3 水月雨、パラレル音響システムなど採用のインナーイヤー型イヤホン「Nice Buds!」。税込1650円前後
4 水月雨、レトロな見た目で高音質を追求したオンイヤーヘッドホン「Old Fashioned」
5 水月雨、平面磁界ヘッドホンのフラグシップ「SKYLAND」。100mm振動板を独自技術で均一駆動
6 サンワサプライ、HDMIケーブルをマグネット着脱式にできるアダプター。端子の抜き差しが容易に
7 オーディオテクニカ、ノイキャン搭載USB-Cイヤホン「ATH-CKD7NC」
8 オーディオテクニカ、ノイキャン対応に進化したスクエア型イヤホン「ATH-SQ1TW2NC」。雨宮天/木村良平の音声ガイダンスも
9 ゲオ、Google TV/チューナー内蔵で2.2万円を切る32型HD液晶テレビ
10 JBL、カーボン振動板やANC搭載「Quantum 950 WIRELESS」などゲーミングヘッドセット3モデル
2/20 11:03 更新
音元出版の雑誌
オーディオアクセサリー199号
季刊・オーディオアクセサリー
最新号
Vol.199
世界のオーディオアクセサリーブランド大全2025
特別増刊
世界のオーディオアクセサリーブランド大全2025
最新号
プレミアムヘッドホンガイドマガジン vol.23 2025冬
別冊・プレミアムヘッドホンガイドマガジン
最新号
Vol.23
プレミアムヘッドホンガイド Vol.33 2025 SUMMER
プレミアムヘッドホンガイド
(フリーマガジン)
最新号
Vol.33(電子版)
VGP受賞製品お買い物ガイド 2025年冬版
VGP受賞製品お買い物ガイド
(フリーマガジン)
最新号
2025年冬版(電子版)
DGPイメージングアワード2024受賞製品お買い物ガイド(2024年冬版)
DGPイメージングアワード受賞製品お買い物ガイド
(フリーマガジン)
最新号
2025年冬版(電子版)
WEB
  • PHILE WEB
  • PHILE WEB AUDIO
  • PHILE WEB BUSINESS
  • プレミアムヘッドホンガイド
  • ホームシアターCHANNEL
  • デジカメCHANNEL
AWARD
  • VGP
  • DGPイメージングアワード
  • DGPモバイルアワード
  • AEX
  • AA AWARD
  • ANALOG GPX