公開日 2024/11/02 17:13

<ヘッドフォン祭>64 Audioの新イヤホン「Solo」が関東初出展。HiBy「FD5」やBeat Audio「Pink Freesia」など注目製品がズラリ

WiseTechやデッラルテのブースもレポート
編集部 : 伴 修二郎
  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE
ヘッドホン/イヤホン関連ブランドが多数集うイベント「秋のヘッドフォン祭り2024」が、本日11月2日に開催された。本稿ではミックスウェーブ、WiseTech、デッラルテのブースの模様をレポートしたい。

「秋のヘッドフォン祭り2024」が開催

■ミックスウェーブ〈64 Audioの新イヤホン「Solo」が関東初参考出展〉



ミックスウェーブのブースでは、同社取り扱いブランド製品を多数出展。注目製品としては、64 Audioの新イヤホン「Solo」が関東初の参考出展。14.2mm径のシングルプラナーマグネティック型ドライバーを搭載したモデルとなっている。

64 Audio「Solo」

ブース担当者によれば、ナチュラルかつプラナーらしいウォーム系のサウンドが特徴とのこと。発売時期は現時点で11月中旬から下旬までを予定しており、予想実売価格は234,800円前後を見込んでいるとのことだ。

ナチュラルかつプラナーらしいウォーム系のサウンドが特徴とのこと

また同じく参考出展として、Hiby MusicからUSB DAC内蔵の据え置き型ヘッドホンアンプ「FD5」を参考出展。こちらも発売時期は同じく11月中旬から下旬を予定しており、予想実売価格は82,000円前後を見込んでいるという。

Hiby「FD5」

卓上サイズのモデルで、上段部分がDAC/アンプ、下段が電源部と筐体が2段に分かれている。DACチップには「AKM4493」を4基搭載。担当者によれば、このメカニカルな外観デザインも好評をいただいてるとのことだ。

上段部分がDAC/アンプで下段が電源部

ほか参考出展品では、Beat Audioの新リケーブル「Pink Freesia」も登場。端子はMMCX、カスタム 2pinを用意し、180本限定での販売を予定しているとのこと。発売時期は年内を予定しており、予想実売価格は26,900円前後としていた。

Beat Audio「Pink Freesia」

そのほかにも、Campfire Audioの14.2mm & 6mmのデュアル・プラナードライバー搭載のIEM「Astrolith」(税込315,000円前後)や、Unique Melodyの10ドライバー搭載した、世界799台限定発売のチタン製ユニバーサルIEM「Maven II (メイブン ツー)」(294,800円前後)といった、発売されたばかりの新製品も展開され、試聴が行える。

Campfire Audio「Astrolith」

Unique Melody「Maven II」

■WiseTech〈16芯/8芯ケーブルの「パラジウムメッキ」仕様モデルが参考出展〉



WiseTechのブースでは、ケーブルブランドNOBUNAGA Labsの16芯4N純銀パラジウムメッキ線を採用した “VISIONシリーズ” からMMCX、2PIN、Pentaconn ear、ショートケーブル(4.4mm to 4.4mm/3.5mm to 3.5mm)の5機種が参考出品された。Pentaconn earモデルは今回初出展となる。発売時期は未定。

16芯4N純銀パラジウムメッキ線採用ケーブルを参考出品

ショートケーブル(写真左が16芯、写真右が8芯)

また、同じく “VISIONシリーズ” の8芯モデルから、SENNHEISER専用MMCX、およびショートケーブル(4.4mm to 4.4mm/3.5mm to 3.5mm)の3機種が一挙に参考出品された。担当者によればより深い低域を促すサウンド特性が特徴だという。発売時期は年内を予定しており、価格は未定。

そのほかにも、昨日11月1日に発売されたフラグシップ “SUPREMEシリーズ” の金メッキ純銀導体/16芯構造の4.4mmバランスケーブル「寫楽 極」(税込60,900円前後)や、 “Advanceシリーズ” の8芯OFC錫メッキ採用のリケーブル「義侠」(税込23,110円)など、注目の新製品がズラリと並んでいた。

「寫楽 極」

多くの来場者でブースは賑わっていた

■デッラルテ〈AROMA AUDIOのポータブルUSB-DAC「玄武」を参考出展〉



デッラルテのブースでは、同社取り扱いAROMA AUDIOブランドから注目製品として、2つの異なるオペアンプを交換できるポータブルUSB Type-C-DAC「玄武(Xuanwu)」を参考出展した。

AROMA AUDIO「玄武(Xuanwu)」

ブース担当者によれば、内蔵しているオペアンプは低域にフォーカスしたもの、パッケージに付属するオペアンプはボーカル向けのサウンド特性を備えているとのこと。出力端子は3.5mmと4.5mmを備える。

筐体素材には6061-T6航空宇宙用アルミニウム合金を採用し、強度や耐食性に優れているという。発売時期は11月の半ばごろを予定しており、価格は約55,000円前後を見込んでいるとしていた。

出力端子は3.5mmと4.5mmを備える

ケース収納イメージ

イヤホン製品では、バランスドアーマチュア型ドライバー10基と9.2mmダイナミック型ドライバー2基を搭載した新モデル「FEI WAN」を用意。今年8月に発売されたばかりのモデルで、より現代的な音楽に合わせたサウンドチューニングが特徴とのことだ。隣にはフラグシップモデル「Jewel」が並び、聴き比べも行えた。

AROMA AUDIO「FEI WAN」

フラグシップモデルとの聴き比べも行える

そのほか、タイのオーディオケーブルメーカー「Cross Lambda」(クロスラムダ)のサブブランドにあたる「ENIGMA」イヤホンケーブルが参考出展。発売時期等は未定だが、担当者によればEC限定での販売を行う可能性もあるとのことだった。

タイのオーディオケーブルメーカー「Cross Lambda」の製品もズラリ

この記事をシェアする

  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE
クローズアップCLOSEUP
アクセスランキング RANKING
1 レコードの音楽を読み取って光るターンテーブル。オーディオテクニカ「Hotaru」一般販売スタート
2 ダイソンとPORTERがコラボした特別デザインのヘッドホンとショルダーバッグ。全世界380セット限定販売
3 LUMINの進化は終わらない。初のディスクリートDAC搭載「X2」の思想を開発担当者に訊く!
4 Spotif、2025年に最も聴かれた邦楽は「ライラック」。国内外で最も聴かれた楽曲・アーティストの年間ランキング発表
5 DUNU、7ドライバー/トライブリッド構成を採用したイヤホン「DN 142」
6 カセットテープとともに過ごすカフェ「CASSE」。12/17渋谷でグランドオープン
7 Vento、3次元特殊メッシュを採用したハイブリッド拡散パネル「DAP180 / DAP120」
8 AVIOT、最大120時間再生と小型軽量を両立したオンイヤー型Bluetoothヘッドホン「WA-G1」
9 サンワサプライ、省スペース設置できる木製キャビネットのサウンドバー「400-SP120」
10 アイレックス、ALBEDO/AUDIAブランド製品の価格改定を発表。2026年1月1日より
12/5 10:47 更新
音元出版の雑誌
オーディオアクセサリー199号
季刊・オーディオアクセサリー
最新号
Vol.199
世界のオーディオアクセサリーブランド大全2025
特別増刊
世界のオーディオアクセサリーブランド大全2025
最新号
プレミアムヘッドホンガイドマガジン vol.23 2025冬
別冊・プレミアムヘッドホンガイドマガジン
最新号
Vol.23
プレミアムヘッドホンガイド Vol.33 2025 SUMMER
プレミアムヘッドホンガイド
(フリーマガジン)
最新号
Vol.33(電子版)
VGP受賞製品お買い物ガイド 2025年冬版
VGP受賞製品お買い物ガイド
(フリーマガジン)
最新号
2025年夏版(電子版)
DGPイメージングアワード2024受賞製品お買い物ガイド(2024年冬版)
DGPイメージングアワード受賞製品お買い物ガイド
(フリーマガジン)
最新号
2025年冬版(電子版)
WEB
  • PHILE WEB
  • PHILE WEB AUDIO
  • PHILE WEB BUSINESS
  • プレミアムヘッドホンガイド
  • ホームシアターCHANNEL
  • デジカメCHANNEL
AWARD
  • VGP
  • DGPイメージングアワード
  • DGPモバイルアワード
  • AEX
  • AA AWARD
  • ANALOG GPX