公開日 2015/02/25 16:55

シャープ、「IGZO」商標登録訴訟で敗訴

上告含め今後を検討
編集部:小野 佳希
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シャープは、独立行政法人科学技術振興機構(JST)と争っている「IGZO」の登録商標に関する訴訟について、知的財産高等裁判所より、シャープによる無効審決取り消し請求を棄却する旨の判決を受けた。今後は、判決文の内容を精査した上で、最高裁への上告等を含め適切に対処していくとしている。

シャープによるIGZOロゴ(※本ロゴは今回の訴訟の対象外)

本訴訟は、「IGZO」をシャープが商標登録したことに対し、JSTが「IGZOは既に知られている物質名である」ことを理由に、商標登録無効審判請求を行ったというもの。2013年7月31日に本請求が行われ、2014年3月5日特許庁の審決で登録の無効が認められたが、その後、その決定に対してシャープが審決取消訴訟を知的財産高等裁判所に提訴していた。

今回は、その提訴の判決が確定した形。シャープの提訴が棄却されること、訴訟費用は原告(シャープ)負担とすることという2点の判決が下された。

なお、本訴訟の対象商標は訴訟の対象商標は、アルファベットの「I」「G」「Z」「O」の文字からなる「IGZO」のみ。同社ではカタカナの「イグゾー」や「イグゾーパネル」、「*IGZO」といったような模様を組み合わせたロゴ画像なども商標として登録しているが、これらについては訴訟の対象外。また「IGZO」についても携帯用電子ゲーム機器分野では対象外となる。今回の知的財産高等裁判所による判断が最終的に確定した場合、アルファベット4文字の「IGZO」についてのみシャープの登録商標ではなくなる。

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