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6月中旬以降ドコモ/ソフトバンクから

シャープ、最上位スマホ「AQUOS R6」。ライカレンズ+1インチセンサー、IGZO OLED搭載

公開日 2021/05/17 15:19 編集部:成藤 正宣
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シャープは、同社スマートフォンの5G対応フラグシップモデルとして、ライカ監修のカメラ、および1Hz - 240Hzで駆動する世界初のOLEDディスプレイ「Pro IGZO OLED」を搭載する「AQUOS R6」を、6月中旬以降発売する。国内通信事業者ではNTTドコモ/ソフトバンクでの取り扱いが決定している。

「AQUOS R6」

2020年3月より開始したライカとの協業に基づき、センサー/レンズの設計、画質の調整まで含めてカメラシステムの共同開発を行った第1弾モデル。スマートフォンとしては最大級となる1インチセンサーと、ライカ“ズミクロン”の名を冠するF値1.9/焦点距離19mmの7枚構成レンズを搭載。圧倒的な集光量と広角から望遠までひずみを抑えた撮影が可能とする。

ライカと共同開発したカメラを搭載。大型1インチセンサーと“ズミクロン”レンズを採用する

加えて、スマートフォンが得意とするコンピュテーショナルフォトグラフィー(デジタル画像処理技術)を組み合わせることで、デジタルズーム時でも細部の輪郭まで緻密に再現でき、夜景撮影時にはノイズを抑えたダイナミックレンジの広い描写を実現。「昼夜、室内外を問わず、大切な瞬間をその場の“空気感”とともに残せる」と謳っている。

約6.6インチのPro IGZO OLEDディスプレイは、世界で初めて1Hz - 240Hzでの駆動に対応(2021年5月17日時点、同社調べ)。表示するコンテンツに応じて駆動速度を自動で切り替え、高い省エネ性能と、滑らかで残像の少ないクリアな表示を両立したとのこと。

さらに、独自の高画質化技術「リッチカラーテクノロジーモバイル」による10億色の色彩階調と2,000万対1の高コントラスト、スマートフォンとして最高クラスのピーク輝度2,000nit(cd/m2)といったスペックにより、HDRコンテンツを明るく臨場感のある立体的な映像で楽しめるとしている。

Pro IGZO OLEDディスプレイにより、コンテンツに応じて1Hz - 240Hz駆動を自動で切り替え、消費電力を抑えつつ滑らかな映像表示を行うとしている

SoCにはQualcomm(クアルコム)の「Snapdragon 888 5G Mobile Platform」を採用。RAMは12GB、内蔵ストレージは128GBを搭載するほか、高速かつ高精度な指紋認証を実現するセンサー「Qualcomm 3D Sonic Max」、5,000mAhの大容量バッテリーも備える。

OSはAndroid 11を搭載。顔認証、指紋認証、おサイフケータイ、NFC等の機能をサポートし、IPX5/IPX8等級の防水、IP6X等級の防塵を備える。外形寸法は約74W×162H×9.5Dmm、質量は約207g。

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