• ブランド
    特設サイト
公開日 2012/02/27 18:39

「ポータブルオーディオフェスティバル」レポート3:AUDIOTRAKのUEリケーブル、Fiioポタアン最上位機など

こだわりの個性派アイテムが並ぶ3階会場
SP DIVISION:平野勇樹
  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE
大阪・日本橋のヘッドホン専門店、e☆イヤホンが主催する「ポータブルオーディオフェスティバル」が2月25日に開催された。3階フロアはヘッドホン・リテラシーの高い(!?)ユーザーに向けた、こだわりの個性派アイテムが所狭しと並ぶ。

WiseTechはAUDIOTRAKブランドの新製品、アルティメットイヤーズ「TripleFi10」の交換用ケーブル「Re:Cable UE-10PRO」を展示。5,980円という価格ながらクライオ処理済で、高域の伸びやかさと低音のタイトさにこだわった音質チューニングが施されている。

Re:Cable UE-10PRO

そのほか、USB入力もできるFOURCHANNELの真空管アンプ「AF-02」や、新日本無線の音響用オペアンプ「MUSES8920」を搭載した限定バージョン「DR.DAC2 DX Top Edition」など、PCオーディオ関連の実力派アイテムが集い、多くの来場者から注目を集めていた。

AF-02

オヤイデブースの目玉は、発表されたばかりのポータブルヘッドホンアンプ「Fiio E17」だ。Fiioブランドのポタアンのなかではトップモデルという位置づけになる。USB DACのデコーダーが96kHz/24bit対応に進化したことに加えて、最大192kHz/24bitのデジタル入力(光/同軸)にも対応。TREBLEとBASSそれぞれ10段階の音質調整機能も搭載しており、使いこなす楽しさもある。発売は4月上旬を予定、価格はオープンだが、20,000円前後での販売が予定されているという。

Fiio E17

オヤイデのブース

ラトックシステムはUSBオーディオ製品を一斉展示。ハイレゾ音源に対応したUSBオーディオトランスポート「RAL-24192UT1」が好評だそうで、よりセパレート化したシステムや、ポータブル対応モデルの開発を前向きに検討しているという。

ラトックシステムのブース

RAL-24192UT1

ムジカアコースティックスは多彩な商品が並び、注目を集めていた。ロシア生まれのヘッドホンブランド、FISCHER AUDIOは、先日発表されたバランスド・アーマチュア・ドライバー搭載イヤホン「DBA-02MKII」を展示。価格は19,800円。また、ダイナミック型イヤホンの新製品、「CONSONANCE」(予価6,800円)、ヘッドホンアンプ「HA-02」(予価40,000円)も近日発売予定として参考出品された。

DBA-02MKII

ケースには各種スペックが記載されている


CONSONANCE

商品ケースに入った状態


HA-02

端子部の様子

そのほか、フランスEARSONICSのヘッドホンアンプ「AMP911nomade」(予価80,000円)や、アメリカdigiZoidのイコライザー「ZO2」(予価10,000円)を展示。後者は本体のLEDライトで視覚的に音響調整の具合がわかるというユニークなもので、その効果もたしかに実感できた。

AMP911nomade

ZO2


LEDライトの色で音響調整の具合がわかる

カナルワークスは日本発のカスタムイヤーモニター専門ブランド。ユーザーの好みの音楽ジャンルにあわせて様々なドライバー構成のメニューを用意。シェルの部分も含めて、自由にカスタマイズできる楽しさがあり、来場者の注目を集めていた。ケーブルも2種から選べるようになったそうだ。ちなみに向かいにはインプレッション(耳型)の採取をしてくれる「大阪聞こえ補聴器」のブースがあり、こちらも多くのユーザーが集まっていた。

カナルワークスの展示

ケーブルも2種から選べる

ベンチャークラフトは高性能DACとバッテリーを一体化したiPhone4/4S用ケース「Go-Dap Unit4.0」のe☆イヤホン移転記念モデルを展示。従来モデルと比べてバッテリー容量が増加したほか、バーブラウンOPA1602を搭載したことが変更点だという。ホワイト(49,800円)とブラック(39,800円)の2色があり、どちらも数量限定となる。

Go-Dap Unit4.0

スモールライトはROOTHブランドのイヤーモニターを展示。超高域用を含む4WAY8ドライバーを搭載した「LS8+」(定価102,000円)と、ダイナミック型ドライバー1基と中域/高域にそれぞれ2基ずつのバランスド・アーマチュア・ドライバーを搭載したハイブリッド型イヤーモニター「LS×5」(定価69,800円)を新商品として展示していた。

LS8+

製品のアップ


LS×5

製品のアップ

リリックはNmodeブランドの1bitヘッドホンアンプ新製品「X-HA1」を展示。価格は89,800円。

リリックのブース


X-HA1

端子部の配置

トップウイング、ZionoteのブースではPCオーディオ関連を中心に多数のアイテムを展示。トップウイングのブースではGRADOの非売品「PS1000」のゴールドバージョンが初披露された。世界に2台しかない限定品で、いまのところ発売予定はないのだという。

トップウイングのブース

PS1000 ゴールドバージョン

ちなみに4階ではヘッドホンで聴く「サイレントライブ」や、"オーディオみじんこ"こと、荒川敬氏によるケーブル自作セミナーなどのイベントがおこなわれた。来場者自らが参加できるという点が、非常にユニークで、e☆イヤホンらしい仕掛けだった。

4階会場でも各種イベントが行われた

この記事をシェアする

  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE

関連リンク

クローズアップCLOSEUP
アクセスランキング RANKING
1 Apple Musicも聴ける高コスパ ネットワークプレーヤーeversolo「DMP-A8」。音質と使いこなしを徹底検証
2 Amazon Prime Videoの人気8チャンネルが2ヶ月間99円に!GW期間中キャンペーン
3 アップル製品がAmazon/ヨド/ビックなどで最安値級セール。どこが一番安い?
4 コンパクトでハイコスパ、そして音が良い! Kanto Audio「YU2」がデスクでのスピーカー再生を楽しくする
5 ソニー、4スピーカーで立体音響を実現するシアターシステム「HT-A9M2」。新スピーカーで高音質化
6 Netflixで「ご利用世帯の登録」画面が表示された場合の対処法は?
7 クリプトン、内部配線材と吸音材を強化したピアノ仕上げ・密閉型スピーカー「KX-0.5P II」
8 『鬼滅テレビ -柱稽古編放送直前SP-』5/4 13時25分から無料配信。公開生放送の観覧受付開始
9 ソニー、新フラグシップサウンドバー「HT-A9000」。単体で独自立体音響に対応/約36%の小型化も
10 ネット動画も大画面で手軽に楽しめるREGZA「40V35N」が初登場1位 <AV製品売れ筋ランキング3月>
4/30 11:19 更新
MAGAZINE
音元出版の雑誌
オーディオアクセサリー192号
季刊・オーディオアクセサリー
最新号
Vol.192
オーディオアクセサリー大全2024~2025
別冊・ケーブル大全
別冊・オーディオアクセサリー大全
最新号
2024~2025
プレミアムヘッドホンガイドマガジン vol.21 2023 WINTER
別冊・プレミアムヘッドホンガイドマガジン
最新号
Vol.21
プレミアムヘッドホンガイド Vol.31 2024 SPRING
プレミアムヘッドホンガイド
(フリーマガジン)
最新号
Vol.31(電子版)
VGP受賞製品お買い物ガイド 2024年冬版
VGP受賞製品お買い物ガイド
(フリーマガジン)
最新号
2024年冬版(電子版)
DGPイメージングアワード2023受賞製品お買い物ガイド(2023年冬版)
DGPイメージングアワード受賞製品お買い物ガイド
(フリーマガジン)
最新号
2023年冬版(電子版)
音元出版の雑誌 電子版 読み放題サービス
「マガジンプレミアム」お試し無料!

雑誌販売に関するお問合せ

WEB
  • PHILE WEB
  • PHILE WEB AUDIO
  • PHILE WEB BUSINESS
  • ホームシアターCHANNEL
  • デジカメCHANNEL
AWARD
  • VGP
  • DGPイメージングアワード
  • DGPモバイルアワード
  • AEX
  • AA AWARD
  • ANALOG GPX