公開日 2009/05/18 17:50

ソニー、チルト液晶やHDMI端子搭載機などデジタル一眼レフカメラ“α”3機種を発売

前機種比で15%の小型軽量化を実現
Phile-web編集部
  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE
ソニーは、デジタル一眼レフカメラ“α”の新機種として「DSLR-A380」など従来機比約15%の軽量化を果たした3モデルを6月25日より発売する。詳細は下記の通り。

【ボディ単体】
DSLR-A380 ¥OPEN(予想実売価格85,000円前後)
DSLR-A330 ¥OPEN(予想実売価格65,000円前後)
DSLR-A230 ¥OPEN(予想実売価格50,000円前後)

【レンズキット】
DSLR-A380L(“α380"ズームレンズキット)¥OPEN(予想実売価格90,000円前後)
DSLR-A380Y(“α380"ダブルズームレンズキット)¥OPEN(予想実売価格110,000円前後)
DSLR-A330L(“α330"ズームレンズキット)¥OPEN(予想実売価格70,000円前後)
DSLR-A330Y(“α330"ダブルズームレンズキット)¥OPEN(予想実売価格90,000円前後)
DSLR-A230L(“α230"ズームレンズキット)¥OPEN(予想実売価格55,000円前後)
DSLR-A230Y(“α230"ダブルズームレンズキット)¥OPEN(予想実売価格75,000円前後)

DSLR-A380

DSLR-A330


DSLR-A230

「DSLR-A330」のレンズキット「DSLR-A330L」のみ、本体色に「ノーブルブラウン」も用意。そのほかの機種はブラックのみでの展開だ
本製品は、絞りとシャッタースピードの操作で得られる効果をわかりやすいグラフィックで液晶画面に表示するなど、エントリー層のユーザー向けの諸機能を搭載したデジタル一眼レフカメラ。最軽量モデルの「α230」で約450gのボディ質量を実現するなど、3機種とも全機種から小型軽量化が図られている。

3機種ともに独自開発のCCDセンサーを採用し、画像処理エンジンには「BIONZ」を搭載。ISO感度はISO100からISO3200の高感度に対応する。有効画素数は「α380」が1,420万画素で、「α330」と「α230」が1,020万画素。「α380」と「α330」は「クイックAFライブビュー」と「ボディ内蔵手ブレ補正機能」を搭載しており、「α230」は「ボディ内蔵手ブレ補正機能」のみの搭載となる。

「ボディ内蔵手ブレ補正機能」では、ボディ内部のCCDセンサー自体を動かして手ブレを補正。これにより、手もとのわずかな揺れから、普段は気がつかない体全体の大きくゆったりとした揺れにまで対応する。同機能では、広角から望遠まですべての「αレンズ」で手ブレを補正するほか、「αマウントシステム」に準拠したミノルタ製・コニカミノルタ製のレンズでも手ブレ補正効果が得られる。

また、撮影情報の表示方法を一新し、グラフィカルにした。これにより、シャッターや絞りの変化による効果の違いをより視覚的にユーザーが認識できる。同方式では例えば、動いている被写体の一瞬を捉えて撮影したい場合はシャッタースピードを高速、低速側どちらへ変更すればよいのか、また、被写体を背景から際立たせる場合には絞りの設定値をどちらへ変えるのか、アイコンとスケール表示により直感的に理解することができるという。

露出モードダイヤルを操作すると、各モードの解説と撮影のヒントを液晶モニターに表示する「ヘルプガイド機能」も搭載。また、ファンクションメニューも新たにカラーアイコン表示へと変更している。同メニューでは、ボタンを押すと6つの使用頻度の高い機能が表示される。

そのほか、操作ボタンの配置などにも配慮。電源スイッチを含む使用頻度の高い7個の操作ボタン類を、グリップを握った状態でも右手で操作しやすいように右側へレイアウトしたほか、グリップは指を縦方向にグリップに添えて持てるよう厚みを抑えた独特の形状にするなど、使い勝手に配慮している。

操作ボタン類を右側に集約

そのほか、自動逆光補正「Dレンジオプティマイザー機能」を搭載していることに加え、動体予測の精度も改善。中央クロス9点オートフォーカスシステムにより、オートフォーカスのヒット率を大幅に向上させるなどしている。

また、エントリークラスの“α”では初めてHDMI端子(タイプCミニ端子)を搭載。これにより「ブラビア プレミアムフォト」に対応した。また、“α”シリーズで初めて「ブラビアリンク」にも対応している。

「α380」と「α330」には、ライブビュー専用のCCDセンサーを搭載。ライブビュー撮影中でも光学ファインダー使用時と同様にオートフォーカスが作動し、動く被写体にもすばやくフォーカスする。

また、両機はチルト可動する2.7型23万ドット「クリアフォト液晶」モニターを搭載。さらに、モニター部に明るさセンサーを搭載し、必要に応じてカメラが自動的に液晶の明るさを切り替える「自動明るさ調整機能」を採用している。

下向き55度、上向き135度までチルト可動が可能

【問い合わせ先】
ソニーマーケティング(株)
買い物相談窓口
TEL/0120-777-886

この記事をシェアする

  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE
製品スペックを見る
  • ジャンルデジタルスチルカメラ/静止画編集
  • ブランドSONY
  • 型番DSLR-A380
  • 発売日2009年6月25日
  • 価格¥OPEN(予想実売価格85,000円前後)
●使用レンズ:αレンズ ●撮像素子:23.5×15.7mm (APS-Cサイズ) 原色フィルター付CCD 有効画素数→約1,420万画素 ●記録媒体: “メモリースティックPRO デュオ”、“メモリースティックPRO-HG デュオ”、SDメモリーカード、SDHC メモリーカード ●手ブレ補正機能:イメージセンサーシフト方式 ●液晶モニター:2.7型 TFT 230,400ドット(クリアフォト液晶、チルト可動式) ●HD出力:HDMI タイプC ミニ端子 ●外形寸法:128W×97H×71.4Dmm ●質量:約490g(電池、記録メディアなど含まず)
  • ジャンルデジタルスチルカメラ/静止画編集
  • ブランドSONY
  • 型番DSLR-A330
  • 発売日2009年6月25日
  • 価格¥OPEN(予想実売価格65,000円前後)
●使用レンズ:αレンズ ●撮像素子:23.6×15.8mm (APS-Cサイズ) 原色フィルター付CCD 有効画素数→約1,020万画素 ●記録媒体: “メモリースティックPRO デュオ”、“メモリースティックPRO-HG デュオ”、SDメモリーカード、SDHC メモリーカード ●手ブレ補正機能:イメージセンサーシフト方式 ●液晶モニター:2.7型 TFT 230,400ドット(クリアフォト液晶、チルト可動式) ●HD出力:HDMI タイプC ミニ端子 ●外形寸法:128W×97H×71.4Dmm ●質量:約490g(電池、記録メディアなど含まず)
  • ジャンルデジタルスチルカメラ/静止画編集
  • ブランドSONY
  • 型番DSLR-A230
  • 発売日2009年6月25日
  • 価格¥OPEN(予想実売価格50,000円前後)
●使用レンズ:αレンズ ●撮像素子:23.6×15.8mm (APS-Cサイズ) 原色フィルター付CCD 有効画素数→約1,020万画素 ●記録媒体: “メモリースティックPRO デュオ”、“メモリースティックPRO-HG デュオ”、SDメモリーカード、SDHC メモリーカード ●手ブレ補正機能:イメージセンサーシフト方式 ●液晶モニター:2.7型 TFT 230,400ドット(クリアフォト液晶) ●HD出力:HDMI タイプC ミニ端子 ●外形寸法:128W×97H×67.5Dmm ●質量:約450g(電池、記録メディアなど、付属品含まず)
クローズアップCLOSEUP
アクセスランキング RANKING
1 レコードの音楽を読み取って光るターンテーブル。オーディオテクニカ「Hotaru」一般販売スタート
2 ダイソンとPORTERがコラボした特別デザインのヘッドホンとショルダーバッグ。全世界380セット限定販売
3 LUMINの進化は終わらない。初のディスクリートDAC搭載「X2」の思想を開発担当者に訊く!
4 Spotif、2025年に最も聴かれた邦楽は「ライラック」。国内外で最も聴かれた楽曲・アーティストの年間ランキング発表
5 DUNU、7ドライバー/トライブリッド構成を採用したイヤホン「DN 142」
6 カセットテープとともに過ごすカフェ「CASSE」。12/17渋谷でグランドオープン
7 Vento、3次元特殊メッシュを採用したハイブリッド拡散パネル「DAP180 / DAP120」
8 AVIOT、最大120時間再生と小型軽量を両立したオンイヤー型Bluetoothヘッドホン「WA-G1」
9 サンワサプライ、省スペース設置できる木製キャビネットのサウンドバー「400-SP120」
10 アイレックス、ALBEDO/AUDIAブランド製品の価格改定を発表。2026年1月1日より
12/5 10:47 更新
音元出版の雑誌
オーディオアクセサリー199号
季刊・オーディオアクセサリー
最新号
Vol.199
世界のオーディオアクセサリーブランド大全2025
特別増刊
世界のオーディオアクセサリーブランド大全2025
最新号
プレミアムヘッドホンガイドマガジン vol.23 2025冬
別冊・プレミアムヘッドホンガイドマガジン
最新号
Vol.23
プレミアムヘッドホンガイド Vol.33 2025 SUMMER
プレミアムヘッドホンガイド
(フリーマガジン)
最新号
Vol.33(電子版)
VGP受賞製品お買い物ガイド 2025年冬版
VGP受賞製品お買い物ガイド
(フリーマガジン)
最新号
2025年夏版(電子版)
DGPイメージングアワード2024受賞製品お買い物ガイド(2024年冬版)
DGPイメージングアワード受賞製品お買い物ガイド
(フリーマガジン)
最新号
2025年冬版(電子版)
WEB
  • PHILE WEB
  • PHILE WEB AUDIO
  • PHILE WEB BUSINESS
  • プレミアムヘッドホンガイド
  • ホームシアターCHANNEL
  • デジカメCHANNEL
AWARD
  • VGP
  • DGPイメージングアワード
  • DGPモバイルアワード
  • AEX
  • AA AWARD
  • ANALOG GPX