公開日 2009/01/08 14:31

<ソニープレスカンファレンス>21型有機ELを参考出品 − BRAVIAエコモデルやウォークマン新機種、iPod対応システムも

CES2009レポート
Phile-web編集部・風間
  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE
ソニーは現地時間の1月7日、例年通り他社の多くがプレスカンファレンスを開催するThe Venetianではなく、ラスベガス・コンベンションセンターの同社ブースで、プレスカンファレンスと展示内容の紹介を行った。

なお、現地時間の1月8日午前8時半から、同社グループCEOのハワード・ストリンガー氏がキーノートスピーチを行う。このため、本日のプレスイベントにはストリンガー氏は出席せず、現地法人の幹部が新商品の紹介を行った。このため、発表内容は例年に比べてやや大人しめ、という印象。キーノートスピーチでストリンガー氏が大々的に発表するネタを残しているということなのかもしれない。

ここでは、プレスカンファレンスの内容とブースの展示内容をまとめて紹介していこう。

■21V型の有機ELディスプレイを参考出展

有機ELディスプレイの展示コーナー

すでにおなじみの感もある27インチの有機ELディスプレイ

有機ELディスプレイでは、すでに市販されている「XEL-1」はもちろん、2007年、2008年のCESでも展示されていた27型のフルHDモデルを展示。さらに、今回がおそらく初披露となる、21型モデルも参考出展された。厚さは10mm以下で、XEL-1と同様にスーパートップエミッション方式を採用。コントラスト比もXEL-1と同じ100万対1だ。パネル解像度は1,366×768となる。

11型モデルは厚さ0.9mmの超薄型モデルを参考展示

これが21型の試作機。解像度は1,366×768

同社は昨年の「ソニー ディーラーズ コンベンション」において、20型台の有機ELパネルを2009年度中に出荷する予定を明らかにしていた。(関連ニュース)。また同社は、有機ELパネルの中大型化のため、220億円の設備投資を行うことを昨年2月に表明していた(関連ニュース)。当時の発表では、2009年は生産技術の確立を行う年にあたり、この時期に21型モデルを参考出展してきた意味は大きい。21型モデルの市販化をぜひ期待したい。

■「BRAVIA Engine 3」搭載の新機種がデビュー

液晶テレビBRAVIAでは、春モデル18製品が一挙に発表された。同社の北米での高級ライン“XBR"では、「KDL-52XBR9」「KDL-46XBR9」「KDL-40XBR9」の3機種が登場、いずれも今春に発売を予定する。240Hz駆動に対応し、バックライトはCCFLだが、ライブカラークリエーション機能を搭載したことで高色域を実現している。

240Hz駆動、BRAVIA Engine 3を搭載したXBR9シリーズ

また北米版の独自機能であるVODサービス「BRAVIA Internet Video」にも対応するほか、ウィジェット機能「BRAVIA Widgets」なども搭載する。DLNAにも対応、USBポートも備える。さらに映像処理回路には新開発の「BRAVIA Engine 3」を搭載する。このBRAVIA Engine 3については、続報で詳細をお伝えしたい。

そのほか、同じく240Hz駆動のZシリーズもラインナップ。こちらはライブカラークリエーションには非対応だが、BRAVIA Engine 3を搭載し、BRAVIA Internet VideoやBRAVIA Widgetsにも対応するなど、機能面に抜かりはない。

注目したいのが、消費電力を大幅に抑えたエコモデルが充実したこと。「KDL-52VE5」「KDL-46VE5」「KDL-40VE5」の3機種で、高効率なHCFLバックライトを採用したことにより、従来の同社製液晶テレビに比べ、約40%程度の消費電力低減を実現している。また、スタンバイ時の電力を0Wとしているほか、部屋に人がいるかどうかを判別するセンサーを備え、自動で電源を切る機能、環境光の明るさによって画面輝度を変える機能なども装備している。解像度はすべて1,920×1,080で、パネルは120Hz駆動となる。

BRAVIAエコモデル“VEシリーズ

消費電力を約40%低減した

そのほか、Vシリーズ(52/46/40型)、Sシリーズ(52/46/40)型、720pモデルのLシリーズ(32/26V型)も春に発売を予定する。

同社ブースの入り口には、同社のこれまでのエコロジーへの取り組みを紹介する巨大なパネルが設置されている

次ページ3インチ有機EL搭載の新ウォークマンが登場!

1 2 3 4 5 次へ

この記事をシェアする

  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE
クローズアップCLOSEUP
アクセスランキング RANKING
1 “この番組だけは消せない!” のために。アイ・オー「BDレコ」が2月中旬に発売
2 ELACのデザインBluetoothスピーカー「NAVA100」は音質も本格派!ステレオ再生もチェック
3 開放的なリビングに本格派2WAYシアターを実現!機器の見せる&隠す巧みな技でスタイリッシュに
4 ASUS ROG × HIFIMAN、平面磁界ドライバー搭載ゲーミングヘッドセット「ROG Kithara」
5 【特別インタビュー】PMCの2代目CEOに訊くブランドの技術と未来。「正確なスピーカーは、スタジオでも家庭でも同じ価値を持つ」
6 ソニーの音声ARアプリ「Locatone」を使用した“街歩き型イマーシブシアター。記者が体験してきた
7 レコードの「着心地」を変える?『analog vol.90』にも記事掲載、インナースリーブ好評発売中
8 OURS7、スマホ背面につけられる小型スピーカー『LUMEN』。MagSafeやライティング機能装備
9 アウトランダーPHEVの“試聴”体験イベント、二子玉川・蔦屋家電で2/10から。特別トークショウも
10 ヤマギワ、タリアセン復刻30周年記念「TALIESIN HOMAGE - archaeological lamp」
2/5 9:35 更新
音元出版の雑誌
オーディオアクセサリー199号
季刊・オーディオアクセサリー
最新号
Vol.199
世界のオーディオアクセサリーブランド大全2025
特別増刊
世界のオーディオアクセサリーブランド大全2025
最新号
プレミアムヘッドホンガイドマガジン vol.23 2025冬
別冊・プレミアムヘッドホンガイドマガジン
最新号
Vol.23
プレミアムヘッドホンガイド Vol.33 2025 SUMMER
プレミアムヘッドホンガイド
(フリーマガジン)
最新号
Vol.33(電子版)
VGP受賞製品お買い物ガイド 2025年冬版
VGP受賞製品お買い物ガイド
(フリーマガジン)
最新号
2025年冬版(電子版)
DGPイメージングアワード2024受賞製品お買い物ガイド(2024年冬版)
DGPイメージングアワード受賞製品お買い物ガイド
(フリーマガジン)
最新号
2025年冬版(電子版)
WEB
  • PHILE WEB
  • PHILE WEB AUDIO
  • PHILE WEB BUSINESS
  • プレミアムヘッドホンガイド
  • ホームシアターCHANNEL
  • デジカメCHANNEL
AWARD
  • VGP
  • DGPイメージングアワード
  • DGPモバイルアワード
  • AEX
  • AA AWARD
  • ANALOG GPX