公開日 2007/09/12 15:17

ソニー、レコーダー国内全機種をBDに − BDレコーダー発表会詳報

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すでにお伝えしたように、ソニーは、11月8日にBDレコーダー3シリーズ4機種を発売する。本項では、「ソニー ディーラー コンベンション」会場で行われた発表会の模様をお伝えする。

同社代表執行役 副社長 コンシューマープロダクツグループ担当の井原勝美氏は、発表の中で、「今後、国内のレコーダーはBDのみでやっていく」と発言。DVDレコーダー国内投入をやめ、全機種をBDに対応させることを明らかにした。

ソニー(株)代表執行役 副社長 コンシューマープロダクツグループ担当の井原勝美氏

「ソニーのレコーダーはすべてブルーレイへ」と宣言

また井原氏は、年末の新製品について、「ソニーの総合力を発揮した製品群だ」と製品ラインナップに自信を示した。また、製品のキーワードとして「個」「群」「新」「人」を挙げ、「“個”は個別商品・事業の戦略強化、“群”は商品群としての付加価値拡大、“新”は新規商品・事業への挑戦、“人”は人材の成長と組織の活性化を意味する」と説明した。

ソニーの年末新商品のラインナップは多岐にわたる。新モデル15機種を投入したBRAVIAや、国内で50%超のシェアを持つハンディカム、笑顔の自動認識機能を備えたサイバーショット、第2弾を発表したデジタル一眼「α」、またウォークマンやネットジューク、Rollyなどのオーディオ機器、そして10周年を迎え、BDドライブ搭載機器を充実させたVAIOなどが、同社年末商戦の主な戦力となる。

同社の年末に向けた商品ラインナップ

これらの商品の多くには、ブラビアリンクやルームリンク、アクトビラやアプリキャストなどのネットワーク機能が備わっている。“個”“新”にあてはまる新商品を“人”が作り、それらをネットワークという“群”でまとめ上げるという戦略だ。

井原氏はさらに、今回投入するBDレコーダー新商品について、「“群”の中核商品」と位置づけ、同社の様々な機器を束ねる役割を期待。BDソフトについても「もうすぐ200タイトルが揃う」として、BDの普及拡大に自信を見せた。


ソニーマーケティング(株)取締役 執行役員常務 鹿野氏
BDレコーダーの販売戦略などについては、ソニーマーケティング 取締役 執行役員常務の鹿野清氏が説明。同氏は冒頭、昨年12月に「BDZ-V9/V7」を発売したことに触れ、「登場以来、次世代レコーダー市場でBDが9割以上のシェアを獲得している」と、フォーマット争いで優位な戦いを進めていることを強調。

新商品については、「4機種を一斉に発表することで、BDレコーダーを一気に立ち上げたい」とし、MPEG4-AVC/H.264エンコーダー搭載による長時間記録や高速ダビング、ハンディカム/BRAVIAとの連携など、新機能についても自信を見せた。

また鹿野氏は、レコーダーマーケット内のBD構成比について、2007年は「まだ12%程度、40万台程度にとどまる」と予想し、2008年については「何とか50%の構成比、あるいはそれ以上を狙いたい」とした。

来年はBDレコーダーのシェアが50%程度になると予測

今回発売するBDレコーダーのラインナップ

プロモーションについては、X/L/Tそれぞれの機能をわかりやすく伝えるよう、店頭での売り場作りを工夫。また、BDレコーダー購入者を対象に、好きなBDソフト1枚をプレゼントする「選べるBDソフト体感キャンペーン」を行うことも明らかにした。


ソニーマーケティング(株)代表取締役社長 宮下氏
新商品全体について説明したのは、ソニーマーケティング(株)代表取締役社長の宮下次衛氏。宮下氏は、キー局のオンエアHD化率が、2007年10月時点で80%になると予想し、さらに2008年に北京オリンピック、2010年にサッカー ワールドカップが開かれることも見据え、ソニーが掲げてきたハイビジョンワールドをさらに推し進める考えを強調した。

また同氏は、ハイビジョン商品の移り変わりとして、「2004年は地上デジタル放送を楽しむのが主体だったが、2006年はハイビジョンカメラの普及などでパーソナルコンテンツを楽しむ時代になった。2007年は、さらにこれがネットワークでつながるようになった」と説明。その上で同氏は、「ソニーは家庭内の映像をすべてハイビジョンに置き換え、ハイビジョンだから実現できる新たな感動を提案する」と宣言。家庭向け映像機器のハイビジョン機器構成比として、2007年末には95%を目標にしていることを付け加えた。

今年は家庭用映像機器のハイビジョン構成比を95%にする

(Phile-web編集部)

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