• ブランド
    特設サイト
公開日 2006/10/06 16:43

<ハイエンドショウ2006>audio proの新スピーカー「AVANTI」/QUADのフォノイコなど

  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE
ここでは、「Dルーム」の展示の中から目立ったものをご紹介していこう。

■GTサウンド

GTサウンドのブースでは、新開発のオリジナルウッドホーン「GH-502」「GH-301」を展示。材質はいずれもイタヤ楓とカバ桜の2種類を用意する。安価なカバ桜の場合、GH-502は168,000円、GH-301は399,000円(税込/以下同)となっている。

GTサウンドのブース

新開発のオリジナルウッドホーン「GH-502」「GH-301」

どちらも積層板くり抜きにより継ぎ目が無く肉厚な構造を実現。スロート部には肉厚のステンレスを使用し、スロートの鳴きを抑え、歪み感を抑えている。また、ドライバーの特性を活かすフィンレスストレート型とし、音の広がりを高めている。

「ウッドホーンとの組み合わせに最適」と謳うドライバー「GSU-D04」も展示。価格は504,000円。厚さ35μmアルミダイヤフラムとボイスコイルを一体成形し、振動系を大幅に軽量化。24kHzまでほぼフラットな特性を持つ。マグネットには3.1kgのアルニコマグネットを採用。ボイスコイルはエッジワイズ巻き、モノコック構造のフェイズプラグなどを搭載し、非常に豪華な仕様となっている。

ほかに、ウーファー「GSU-W16」も展示。価格は357,000円。2.9kgのアルニコマグネットを装備した40cmウーファーで、コーン紙外周部の共振を抑制する特殊ゴムロールエッジなどの特徴を備える。

同社ブースでは、これらのホーンやウーファーを組み合わせたリファレンスシステムの試聴を行うことができる。

■ザンデンオーディオシステム

ザンデンオーディオシステムは、自社ブランド“ZANDEN”のCDトランスポート「MODEL 2000 Premium」(3,360,000円)をメインに展示。ダブルオーブンタイプのクリスタルジェネレーターを搭載し、正確なクロックによるCD再生を可能にしている。CDメカにはフィリップスの「CD-PRO2M」を使用。また、高周波ノイズの影響を抑えるため、電磁波吸収材を適所に使用している。

CDトランスポート「MODEL 2000 Premium」

そのほかのZANDENブランド製品も出展

また、16ビットDAC「MODEL 5000 Signature」(1,890,000円)、MC専用フォノイコライザーアンプ「MODEL 1200 Mk2」(1,963,500円)、モノラルパワーアンプ「MODEL 9000」(3,927,000円)、ステレオパッシブボリュームコントローラー「MODEL 300」(262,500円)なども展示。これらを組み合わせたシステムでデモンストレーションを行っていた。

■ロッキーインターナショナル

ロッキーインターナショナルは、同社の主力ブランドであるaudio proとQUADをメインに出展。

QUADでは、静電式スピーカー「ESL2905」を、真空管モノラルパワーアンプ「QUAD II-forty」2台でドライブ。プリアンプには「QC Twenty-four」が使われていた。そのほか、おなじみのコンパクトスピーカー「11L」「12L」なども展示されている。

QUADの巨大な静電式スピーカー「ESL2905」

人気モデル「11L」「12L」なども展示

また、11月下旬発売予定の真空管フォノイコライザーアンプ「twenty four P」(283,500円)もお目見え。同社のチーフエンジニア、スティーブ・ヒューレット氏が開発したモデルで、独自開発のMC用入力カップリングトランス、初段MOS FETによる独自のカスケード接続回路、広ダイナミックレンジを実現するチョークコイルとNFBによるRIAAイコライザー回路などを備える。真空管は双3極管6111を4本使用。さらに、出力コントロールボリュームも備え、パワーアンプにダイレクトに接続ができる。


AVANTIシリーズ
audio proからは、12月初旬発売予定の新スピーカーシリーズ「AVANTI」が紹介された。スピーカーユニットは新開発したものが搭載され、トゥイーターはシルクドームで40kHzまでの再生に対応。ウーファーはネオジウムによる内磁型磁気回路を装備する。エンクロージャーはラウンドフォルムで、内部定在波の発生を抑えている。

ラインナップはトールボーイ型が「A.90」(89,250円/1本)、「A.70」(76,650円/1本)、ブックシェルフ型が「A.10」(67,200円/ペア)、「A.1」(29,400円/ペア)、センタースピーカーが「A.20」(46,200円)、サブウーファーが「SW-450」(84,000円)、「SW-150」(52,500円)。


CDレシーバー「stereo one」
また同社は、audio proのCDレシーバー「stereo one」(157,500円)も展示。75W+75Wの出力を持ち、前面パネルとツマミは本格的な削り出しのアルミ製を採用。世界特許の「ace-bass」「ace-plus」も装備する。

(Phile-web編集部)

hiend2006report

この記事をシェアする

  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE

トピック

クローズアップCLOSEUP
アクセスランキング RANKING
1 Beats、ブランド史上最小の完全ワイヤレス「Solo Buds」。ケースにバッテリー非搭載
2 2023年後期朝ドラ『ブギウギ』の総集編放送。GW期間中にNHK総合とBSプレミアム4Kで
3 Apple Musicも聴ける高コスパ ネットワークプレーヤーeversolo「DMP-A8」。音質と使いこなしを徹底検証
4 オスカー受賞『ゴジラ-1.0』4K UHDをフラゲ!特典盛りだくさんのパッケージ開封の儀
5 女子プロゴルフ「ワールドレディスチャンピオンシップ サロンパスカップ」、5/2からの放送・配信予定
6 英・コード製プリメインアンプの実力恐るべし!「Ultima Integrated」をB&W「800 D4シリーズ」で徹底検証
7 【moraアニソンTOP10】本当に令和? 「ツバサ」「Get Wild」がまさかのランクイン!
8 Amazon Prime Videoの人気8チャンネルが2ヶ月間99円に!GW期間中キャンペーン
9 Dolby Vision&Atmosでゴジラの圧倒的迫力と世界屈指のVFXを堪能!4K UHD BD版『ゴジラ-1.0』徹底レビュー
10 (nb)の耳を塞がないイヤホン「Open+」、発売日が5/17に決定。割引キャンペーンも
5/2 10:40 更新
MAGAZINE
音元出版の雑誌
オーディオアクセサリー192号
季刊・オーディオアクセサリー
最新号
Vol.192
オーディオアクセサリー大全2024~2025
別冊・ケーブル大全
別冊・オーディオアクセサリー大全
最新号
2024~2025
プレミアムヘッドホンガイドマガジン vol.21 2023 WINTER
別冊・プレミアムヘッドホンガイドマガジン
最新号
Vol.21
プレミアムヘッドホンガイド Vol.31 2024 SPRING
プレミアムヘッドホンガイド
(フリーマガジン)
最新号
Vol.31(電子版)
VGP受賞製品お買い物ガイド 2024年冬版
VGP受賞製品お買い物ガイド
(フリーマガジン)
最新号
2024年冬版(電子版)
DGPイメージングアワード2023受賞製品お買い物ガイド(2023年冬版)
DGPイメージングアワード受賞製品お買い物ガイド
(フリーマガジン)
最新号
2023年冬版(電子版)
音元出版の雑誌 電子版 読み放題サービス
「マガジンプレミアム」お試し無料!

雑誌販売に関するお問合せ

WEB
  • PHILE WEB
  • PHILE WEB AUDIO
  • PHILE WEB BUSINESS
  • ホームシアターCHANNEL
  • デジカメCHANNEL
AWARD
  • VGP
  • DGPイメージングアワード
  • DGPモバイルアワード
  • AEX
  • AA AWARD
  • ANALOG GPX