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羊革とフランネルのイヤークッションを付属

QUAD、静電スピーカーの技術をベースに開発した平面駆動型ヘッドホン「ERA-1」

2018/09/18 編集部:押野 由宇
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ロッキーインターナショナルは、QUADの平面駆動型ヘッドホン「ERA-1」の発売を発表した。発売日や価格については未定。

「ERA-1」

QUADのフラグシップ静電ラウドスピーカー「ESLシリーズ」の知識を基に開発したという、平面駆動型ヘッドホン。ブランドとしては初のヘッドホン製品となる。強く弾力性があり、軽い動きを可能とした非常に薄い電気駆動式の振動板の採用に加え、綿密な磁石の配置、感度を最大限にするデザイン、ドライバーの一貫した動きを実現する設計が特徴としている。

特許取得済みの非線形振動抑制技術を使うことで、拡張された周波数を容易に再生。独自開発された金属の空洞パーツがドライバーの後ろに配置され、最適な音響性能を獲得したとする。

そのサウンドについて同社は、「音楽の表現力に満ちた高解像度のサウンド」で、「“オリジナルサウンドに最も近く”をコンセプトに広がりのある透明なサウンドを実現」したと説明している。

本体は強固な構造としながら、他の平面駆動型モデルに比べて軽量化を実現したとしており、羊革製およびフランネル(耳に触れない部分は合成皮革)の2種類のイヤークッションを付属するなど装着性にも配慮した。

周波数特性は10Hz〜40kHzで、感度は108±3dB/Vrmsまたは92dB/mW@1kHz。全高調波歪率は<0.2%(1kHz/1mW)、定格入力電力は100mW、最大入力電力は300mW。インピーダンスは20Ω±15%(1kHz)。質量は420g。ケーブル長は215cmで、キャリングケースが付属する。

キャリングケースを付属

なおロッキーインターナショナルでは、購入者に対してドライバーの保証を購入から2年までサポートするとのことだ。

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