公開日 2026/08/11 15:46

<香港ショウ>GOLDMUND、MARTENなどスーパーハイエンドシステム集結。テクダスもアームボードを先行披露

オランダ・KHARMAのフラグシップスピーカーも登場
筑井真奈
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8月7日から9日まで開催されていた香港インターナショナルオーディオショウ。このショウは、約3万人の来場者を集めるアジア圏でも最大規模のオーディオショウとなっており、スーパーハイエンドのオーディオブランドから、中国やシンガポールなどの新興のイヤホン、ヘッドホンブランドまで集結、大きな賑わいを見せている。

香港インターナショナルオーディオショウのオープニングセレモニー。左から主催メディア「AudioTechnique」のレベッカさん、Wilson Audioのダリル・ウィルソン氏、SoundUnitedのアジア担当者、 「AudioTechnique」のリンカーンさん

S2フロアとS4フロアには合計21の個室が用意され、香港を拠点とするハイエンドの輸入商社が部屋を展開、Wilson AudioやMAGICO、Bowers&Wilkinsといった欧米ブランドや、アキュフェーズ、ラックスマンなど日本ブランドも登場し、贅沢なシステムを展開する。

HALL 3の大ホールは小間ブースとなっている。外壁に沿うように29の小部屋が用意され、こちらはTADやLUMIN、Innuosが比較的コンパクトなブースを構築している。中央部は小型スピーカーからケーブル/アクセサリー、ヘッドホン関連まで様々なカテゴリーの製品が登場。またHALL 3の1/4程度のエリアはCDやレコードの物販ブースが占めており、中国の女性アーティストや伝統楽器など、日本では見かけることの少ない音質にこだわった盤が多数販売されている。

昨年に続き、最大サイズのブースを展開する代理店である豊寧音響(Fung Ning Audio)は、4つのスーパーハイエンドシステムを用意する。昨年MARTENのフラグシップスピーカー「Coltrane Supreme Extreme」を初披露したことでも話題になった。今年は、KHARMA(2セット)、MARTEN、GOLDMUNDのアクティブの4システムを用意し、時間ごとに鳴らし分けを行っていた。

KHARMAとGOLDMUND、WADAX、テクダスの組み合わせ

一番奥に設置されていたのはKHARMAの「Enigma Veyron 1 Diamond」(日本円で約1.3億円程度)。GOLDMUNDのパワーアンプ「TELOS 9800」を4基にスペイン・WADAXのCDプレーヤーを組み合わせ。アナログ再生はテクダスの「AirForce One Premium」のLimited Editionで、今回のショウでも最大のシステムが展開される。

テクダスは世界的に見ても香港の市場での引き合いが特に大きいそうで、開発チームも特に重視している市場のひとつ。その隣のシステムで設置されていた「AirForce 20」はウィーン・ハイエンドに続いてアジア初披露。さらに、トーンアームの強化ベース「Ultimate Tonearm Mount」を先行で発表する。

テクダスのトーンアームベース「Ultimate Tonearm Mount」

「AirForceIII Premium」などに装着できるもので、左側の丸くくり抜かれた箇所にアームの軸を装着する。ターンテーブル本体と4点で連結することで、さらなる剛性を獲得。素材は超々ジュラルミン(Air Force III Premium用)もしくはアルミニウム(III、IV、Vなど)で、「過去のテクダスのAir Forceシリーズの音質をまたひとつ上に高めるものとなっています」とアピールする。

ウィーン・ショウで発表された「Air Force 20」は香港でも注目高い

また、「DEXTERシリーズ」を発表したMARTENをメインに据えたブースも用意。 「DEXTERシリーズ」からはグロス仕上げの「Piano Walnut」が初披露された。マーテンの開発担当のレイフさんやセールスのマーテンさんも会場に来ており、「DEXTERは世界中から驚くほどの反響をいただきました!」と香港市場にも気合い十分。MSBのエレクトロニクスを活用して再生を行っていた。

DEXTERシリーズの新色を披露するMARTENのレイフさんとマーテンさん

MARTEN&MSB Technologyの組み合わせ。ケーブルはJORMA DESIGNEを採用

KHARMAの「Exquisite Midi Grand」をメインに、ORPHEUSのエレクトロニクスを組み合わせ

一番手前には、こちらも日本では聴くことが難しいGOLDMUNDのアクティブスピーカー「GAIA」(80万ユーロ)が登場。同社は以前からアクティブスピーカーにも力を入れており、海外のショウでは見かけることも多い。Kalistaの先鋭的なデザインのCDプレーヤーと組み合わせて再生を行っていた。

GOLDMUNDのアクティブスピーカー「GAIA」

日本ではなかなかお目にかかれないハイエンドなシステムを体験できるのも香港オーディオショウの特別な魅力。日本とは異なりワイワイと多くの来場者が自由に語り合う賑やかな環境ではあるが、ショウならではの華やかな雰囲気で、特別なサウンドを盛り立てていた。

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