<HIGH END>テクダス新世代ターンテーブル「Air Force 20」&マーテン「DEXTERシリーズ」初披露
ウィーン・ハイエンドにて、TechDAS(テクダス)は“次世代AirForceシリーズ”と位置付ける最新ターンテーブル「Air Force 20」を世界初披露。スウェーデンのMARTEN(マーテン)とJORMA DESIGN(ヨルマ・デザイン)と共同ブースを展開し、世界のオーディオメディアや代理店からの期待を集めていた。
「Air Force 20」は、2014年に発売された「Air Force Two」の後継モデルとして企画されたもの。これまでのAir Forceシリーズ同様、空気の力でプラッターを浮かせて回転させるメカニズム、そしてエアバキュームによってプラッターとレコードを一体化させる構造によって、高い静粛性とトレース能力を獲得している。
「Air Force 20」では、「Air Force Two」に搭載されたハイブリッド構造のサスペンションを再設計し採用。メインフレームを支えるばねを収めたゴム製ケースにオイルを充填し、余分な振動を低減。またドライブシステムには、最上位機である「Air Force Zero」にて培われた、フライホイールを搭載したエアーベアリング方式モーターを採用しているという。
プラッターは二層構造で、メインプラッターとアッパープラッターで構成。アッパープラッターには超超ジュラルミン製(税別予価770万円)とチタン製 (税別予価900万円)の2種類を用意する。アームレスモデルで、電源は別筐体となる。
アメリカの著名オーディオ評論家 マイケル・フレーマー氏をはじめとする世界のメディアからも非常に高く評価されたそうで、“Air Force Zeroのエッセンスを凝縮したモデル”という声も。発表直後から各国のディーラー/ディストリビューターからの引き合いが相次いだと話してくれた。
近年ハイエンド・スピーカーブランドとして存在感を高めつつあるMARTENは、DEXTER(デクスター)シリーズという新ラインナップを発表。もちろんジャズミュージシャン、デクスター・ゴードンからその名を取られたシリーズとなる。
マーテンのスピーカーの名称はジャズミュージシャンから取られているが、今回のDEXTERは下から2番目、OSCARとPARKERの間のグレードとなる。サイズ違いの4モデルをラインナップしており、2ウェイ・ブックシェルフの「DEXTER Duo」、フロア型の「DEXTER Trio」「DEXTER Quartet」「DEXTER Quintet」と用意する。
新しい低域再生方式を採用、トランスミッションラインとバスレフを組み合わせた新しい方式となっている。外観からは見えないが、ポートはスピーカーの底面に設置されているという。会場ではマットな仕上げのトゥルー・グレイン・オーク仕上げが展示されていたが、他にピアノブラック、マットウォルナット、ピアノウォルナットの仕上げラインナップを用意するという。
会場では、GOLDMUNDのエレクトロニクスと組み合わせ。ネットワークプレーヤー「EIDOS」を活用してQobuzを再生、芯がありながら包み込むような優しさもあり、マーテンの艶やかさに一層の華やぎを与えている印象。価格は2万9000USドルから。
また、JORMA DESIGNからは「Jorma Statement Encore」と「Jorma Origo Encore」の2ラインナップが新たに登場。
「Jorma Statement Encore」は、最上位ラインとなる「Jorma Paragon」の一つ下のグレードとなり、インターコネクト、スピーカー、電源ケーブルからラインナップ。Jorma Origo EncoreはStatementの思想を引き継ぎつつコストを抑えたモデル。いずれもフルテックのコネクタが採用されている。
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