公開日 2025/10/08 15:02

オーディオテクニカ、「Analog Market」で珠玉の音源を極上のサウンドシステムで味わうイベント『Deep Listening』を発表

Oswalds Mill Audioのハイエンドサウンドシステムを初披露
編集部:太田良司
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オーディオテクニカは、11月2日(土)、3日(月・祝)に築地本願寺で開催する “アナログ” と出会える体験イベント「Analog Market 2025(アナログマーケット 2025)」にて、ヴィンテージ技術を現代に蘇らせる音響ブランド「Oswalds Mill Audio(オズワルズ・ミル・オーディオ)」とコラボレーションした没入型リスニングイベント『Deep Listening』を実施すると発表した。

入場料は無料、イベントの定員は各回100名まで。基本は事前に特設サイトからの予約制となるが、当日参加枠も一部用意があるとのこと。

『Deep Listening』

Analog Marketは、オーディオテクニカ創業60周年をきっかけにはじまった蚤の市。レコードをはじめとして、古物、ビンテージ、陶器、アート、インテリア、フレグランス、観葉植物、魚、野菜、果物、ワインやクラフトビールまで、衣・食・住にわたるさまざまなアナログを、五感を通して楽しめる。 

Deep Listeningは、「セレクターたちがテーマごとに吟味した音源を、世界最高峰のサウンドシステムで体感する贅沢な時間」と案内する。オーディオテクニカの最高峰カートリッジと、Oswalds Mill Audioの本邦初公開となるハイエンドサウンドシステムにより、アナログが持つ本来の魅力を極限まで解き放つとしており、「床に座り、ゆったりと身を委ねながら、音楽と真に向き合い、聴く歓びをぜひ、会場でご堪能ください」と呼びかけている。

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オーディオテクニカのカートリッジ
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Oswalds Mill Audioのオーディオシステム

本企画の背景として、Oswalds Mill Audioの創設者であるJonathan Weiss 氏が、オーディオテクニカの60周年記念カートリッジ「AT-MC2022」に深く感銘を受けたことを紹介。「アナログは人間らしさである」という同社の理念と、「音楽とは感情である」という同氏の思想が共鳴したことをきっかけに始まり、耳だけでなく全身で音を感じる、これまでにない音響体験を実現するとアピールしている。

Oswalds Mill Audioは、米国ペンシルバニア州の築250年以上の石造りの製粉所で誕生したオーディオブランド。クラフトマンシップとヴィンテージの音響技術を融合させ、1930年代の映画館用スピーカーや真空管アンプを現代に蘇らせている。「音楽の本質的な美しさと力強さ」を追求し、ヴィンテージ技術と造形美を通じて音楽体験に芸術としての深みを与えており、ホールでの生演奏のような純度と迫力を実現するという。

職人の手により、楽器づくりと同様に素材へのこだわりで制作された製品は、価格は数千万円にも及び、単なる機器ではなく、思想と文化を体現する存在だとしている。Deep Listeningでは、今年メトロポリタン美術館で初公開された、Oswalds Mill Audio のプロフェッショナルライン「PROMA」のコンサートホール仕様のスピーカー「Scottsdale」も日本に初上陸する。

Oswalds Mill Audioの創設者であるJonathan Weiss 氏は以下のようにコメントしている。

Oswalds Mill Audio創設者Jonathan Weiss 氏

「音楽は感情をありのままに伝えます。そして、その感情を伝えるのは “音の質” です。それがなければ、音楽が何を語ろうとしているのか、聴き手には届きません。テクノロジーが進化するほど、人は音楽から遠ざかっているように感じます。アナログは、私たちを音楽の源へと引き戻してくれる手段です。オーディオテクニカとともに、Analog Market で “音楽が本来持つ力” を再発見していただけることを願っています」

『Analog Market 2025』開催概要(予定)

・会期:2025年11月2日(日)10:00〜20:00(予定)
2025年11月3日(月・祝)10:00〜17:00(予定)
※天候の状況などで、変更となる場合がある
・会場:築地本願寺(〒104-8435 東京都中央区築地3-15-1)
※会場へのお問い合わせはお控えください
・入場料:無料
特設サイト:https://www.audio-technica.co.jp/analogmarket/
公式Instagram:https://www.instagram.com/analogmarketokyo/

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