公開日 2025/05/17 14:53
【HIGH END】iFi audio、“ファーストクラス”の音をもたらす機内用Bluetoothアダプター「UP TRAVEL」発表
軽量化した「Go Pod Air」も発表
iFi audioは、ミュンヘン・ハイエンドにて、飛行機内でのエンタメコンテンツをよりよい音質で楽しめる「UP TRAVEL」と、完全ワイヤレスBluetoothアダプターの最新モデル「Go Pod Air」を発表した。
iFi audioは、空港や飛行機内をイメージした展示ブースを展開。
「UP TRAVEL」は、
クアルコムのチップを搭載し、AAC、SBCに加えてLDACにも対応。さらにDAコンバーターについてもGo Blueクラスの製品が搭載されているそうで、「単なるBluetoothアダプターではない、iFiが培ってきた技術が投入されており、音質クオリティには絶対の自身があります」と力を込める。
イヤホンジャック部は畳んでコンパクトにまとめることもできるが、中央のボタンを押すと飛び出してくるギミックもかわいい。ポケットにも忍ばせられるコンパクトサイズも魅力だ。
またBluetoothのトランシーバーとしてだけではなく、レシーバーとしても使用できる。側面のスイッチでトランシーバー/レシーバーを切り替え可能。レシーバーとして用いる場合、たとえば車のAUX端子に接続し、スマートフォンの音声を車で聴く、といった使い方ができるようになる。
「帰りの機内でテストしたいから一つ欲しい」
もうひとつの「GO Pod Air」は、既発売の「GO Pod」をさらに軽量化したもの。IEMを"ワイヤレス化"できるアダプターで、耳に引っかけるようにして使用する。前作同様MMCXや2pinのケーブルが用意されており、汎用性も高い。「UP TRAVEL」と組み合わせることで、機内でケーブルに煩わされず、クオリティの高いサウンドを楽しむといった使い方もありだ。
また、新ブランドとして始動させたSilent Power製品についても独立したブースを用意。
ちなみにiFi audioは、毎年発表会に参加すると可愛い「タコ」のぬいぐるみをくれる。「そもそもこれはタコなの?」「イエス」「なんでタコなの?」「それはiFi audioが世界で最初に8倍DSD(=DSD512)に対応したブランドだからです」。相変わらずお茶目なブランドである。































