公開日 2015/06/02 09:53

【独HIGH END】ESOTERIC、モノパワー「Grandioso M1」8台使用のマルチアンプシステムを披露

TEACやONKYOの各モデルも展示
編集部:小澤貴信
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5月14日から17日まで独ミュンヘンで開催された欧州最大のオーディオショウ「HIGH END」。エソテリックは会場2階のアトリウムに試聴ブースを設け、同社のフラグシップシリーズである「Grandiosoシリーズ」を中核に据えたデモを行った。

ESOTERICのブースの様子。Grandioso M1を8台用いたマルチアンプシステムを披露した

エソテリック・ブースでは、モノラルパワーアンプ「Grandioso M1」を8台使ったマルチアンプシステムでAUDIOGRADE社の大型スピーカー「CALORA」を駆動する大規模なデモが実施された。SACDトランスポートには「Grandioso P1」、D/Aコンバーターには「Grandioso D1」、そしてプリアンプには「Grandioso C1」が用意され、“フルGrandiosoシステム”での再生を披露していた。

トランスポート、D/Aコンバーター、プリアンプもGrandiosoで統一

Grandiosoシリーズ以外のエソテリックのプレーヤーやアンプも多数出展。一体型SACDプレーヤー「Kシリーズ」は、トップエンドの「K-01X」とその弟モデル「K-03X」、今年登場した「K-05X」「K-07X」とラインナップを一斉展示した。

一体型SACDプレーヤー「K-01X」と「K-03X」

こちらは今年登場の「K-05X」と「K-07X」

また会場には、エソテリックと同グルーブであるTEACブランドやONKYOブランドの製品も多数展示されていた。TEACからは、国内の正式発表に合わせるかたちで“Reference 503”シリーズのD/Aコンバーター「UD-503」が出展。本機は“Reference 501”シリーズの上位ラインという位置づけとなり、DSD 11.2MHzやヘッドホンのバランス出力にも対応する。また、デジタルラジオ「DAB」にも対応した同シリーズのネットワークプレーヤー「NT-503DAB」も参考出展された。

D/Aコンバーター「UD-503」とネットワークプレーヤー「NT-503DAB」



Reference 501シリーズとスピーカーシステム「S-300NEO」

Reference 301シリーズ
TEACブランドからは、他にも“Reference 501シリーズ”や“Referemce 301シリーズ”の各コンポーネント、アナログプレーヤー「TN-350」の日本未発売カラーバリエーションなどが展示していた。

アナログプレーヤー「TN-350」は日本未発売カラーのレッドやホワイトが展示されていた


ネットワークCDプレーヤー「C-N7050」とプリメインアンプ「A-9010」

アナログプレーヤー「CP-1050」
ONKYOブランドの製品も登場。ネットワークCDプレーヤー「C-N7050」、プリメインアンプ「A-9010」、アナログプレーヤー「CP-1050」などが展示されていた。

■TANNOYブースでは新製品が登場


TANNOYブースの模様。「Revolution XT 8F」をメインにデモ

「Revolution XT Mini」や「Revolution XT C」も登場
エソテリックが日本国内で取り扱うスピーカーブランド「TANNOY」も、同じくアトリウムにブースを出展。欧州では新製品となる各モデルを中心にデモを行っていた。Revolutionシリーズのトールボーイスピーカー「Revolution XT 8F」はすでに日本でも2月より発売されているモデル。8インチの同軸ドライバーとウーファーを組み合わせた同社の新世代スピーカーだ。また同シリーズのコンパクトスピーカー「Revolution XT Mini」やセンタースピーカー「Revolution XT C」も日本より一足早く登場した。

「Turnberry GR Limited Edition」

同じく日本で先行して登場しているDefinitionシリーズのフロア型モデル「DC10Ti」も新製品としてフィーチャー。また、アルニコ・デュアル・カスタムクロスオーバーや特別仕様のLE trimを採用したPRESTIGEシリーズ「Turnberry GR」のLimited Editionも披露された。

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