公開日 2022/03/31 06:35
アンドレアス・コッチ×角田郁雄の特別対談を動画で公開!デジタル再生のカリスマ、最新シリーズ「エーデルワイス」を語る
【PR】Playback Designs、DSDへのこだわり
デジタル再生の最先端を切り開くアメリカのオーディオブランドPlayback Designsより、新たに「エーデルワイス」シリーズが発表された。昨年のインターナショナルオーディオショウでもSACDプレーヤーのプロトタイプ「MPS-6」が公開されて、大きな話題を集めていた。
エーデルワイスシリーズは、現在のフラグシップである「Dreamシリーズ」の技術を踏襲しながらも、シャーシや電源などのコストを下げることで、多くのユーザーが求めやすい価格で提供できるように開発が進められた。
このエーデルワイスシリーズの詳細、そして改めてPlayback Designsというブランドの独自性はどこにあるのかを、角田郁雄氏がオンラインでインタビュー。角田氏はデジタル再生の黎明期からDSDを含むハイレゾ再生の重要性に着目、Playback Designsを設立当初から高く評価し、CEOのアンドレアス・コッチ氏とも親交を温めてきた旧知の仲である。
今回実施されたオンラインインタビューでは、DSDの歴史やブランドのデジタル再生、オーディオ製品開発に対する考え方など踏み込んだ内容が語られている。そのうち、コッチ氏のキャリアと最新のエーデルワイスシリーズについて、一部を抜粋した以下のテキストも併せて参照してほしい。
■アンドレアス・コッチ氏に質問 〜これまでのキャリアについて
角田 アンドレアス・コッチさんといえば、ソニーでのDSDの開発に始まり、EMMラボを経て、2007年にPlayback Designsを創業されました。これまでの経歴について、簡単に教えていただけますか?
コッチ 私は1990年代の半ば頃、ソニーで、フィリップスとともにDSDの開発に携わりました。私のメインの仕事は、DSDのレコーディング機材を開発し、そしてDSDとはなにか、どのような利点があるかを世界中の人々にデモンストレーションすることにありました。
ソニー時代は、18人のエンジニアとともに「SONOMA」というDSDのレコーディング機材を作っていました。このプロジェクトでは、特にADコンバーターとDAコンバーターに力を入れていました。その時は十分な専門知識がなかったので、EMMラボのエド・マイトナー氏と開発を進めていました。マイトナーがアナログのデザインを、私がデジタルのデザインを担当しました。「SONOMA」は世界で最初のマルチチャンネルDSDコンバーターで、すべてのパーツはディスクリートで構成されていました。
その後ソニーはSACDのプロジェクトをやめてしまったのですが、私は今まで学んだことを生かして新しいことをやりたいと思ったのです。なぜかというと、私はDSDが素晴らしいフォーマットであると確信していましたし、この規格をさらに推し進めたいと考えたからです。そして、Playback Designsという会社を興しました。2007年頃のことです。
私は優れたデジタル製品、例えばDAコンバーターや、SACDやCDプレーヤーを開発することに決めたのです。当時から一貫してアルゴリズムやソフトウェアの研究を行っています。
■最新のエーデルワイスシリーズのコンセプトは?
角田 最新の「エーデルワイス」シリーズについて教えて下さい。
コッチ Dreamシリーズは非常にハイエンドな製品でしたので、皆様にもっとお求めやすい価格の製品を作りたい、と考えて、エーデルワイスシリーズをスタートさせました。Playback Designsの最初のモデルは、「MPS-5」というCD/SACDプレーヤーでした。これも非常によいモデルでしたが、Dreamシリーズではさらにその上を狙ったのです。
ですが、MPS-5の後継機がほしい、という要望も数多くいただいていました。ですから、Dreamシリーズの技術を、筐体や電源などを変えて、もっとお求めやすい形で提供できないかと考えたのです。
製品の価格を下げても、性能はなるべく維持したいと考えました。特にDreamシリーズはシャーシの価格が高額になります。そこで、2014年に発売したDAコンバーター/アンプの「IPS-3」に立ち返り、このシャーシをさらにグレードアップすることにしたのです。
Dreamシリーズでは電源がデジタルとアナログにそれぞれ1つずつ、基板もデジタルとアナログで分離されていますが、エーデルワイスシリーズでは基板もひとつにまとめられています。しかし、デジタルとアナログ部を分離する新しい技術が投入されています。また、電源は1つですが、シールド技術もさらに改善されています。
エーデルワイスシリーズの開発はとてもとても大変なのです。求める性能を実現するために、少なくとも3つのプロトタイプを製作しなければなりません。
現在のエーデルワイスシリーズのラインナップとしては、CD/SACDプレーヤー「MPS-6」と、DAコンバーターの「MPD-6」、それにDAC/ドライブを持たないストリーマー「MPS-X」があります。そのほかにアンプの開発も進めていますが、これはまだエーデルワイスになるか、Dreamになるかちょっとわかりません。これからはアナログ製品にもより力を入れていきたいと考えています。
角田 「MPS-6」もまだプロトタイプを拝見しただけで、実際の音は試聴できていません。今後の製品ラインナップも含めて、音を聴けるのを非常に楽しみにしています。
(提供:ナスペック)
エーデルワイスシリーズは、現在のフラグシップである「Dreamシリーズ」の技術を踏襲しながらも、シャーシや電源などのコストを下げることで、多くのユーザーが求めやすい価格で提供できるように開発が進められた。
このエーデルワイスシリーズの詳細、そして改めてPlayback Designsというブランドの独自性はどこにあるのかを、角田郁雄氏がオンラインでインタビュー。角田氏はデジタル再生の黎明期からDSDを含むハイレゾ再生の重要性に着目、Playback Designsを設立当初から高く評価し、CEOのアンドレアス・コッチ氏とも親交を温めてきた旧知の仲である。
今回実施されたオンラインインタビューでは、DSDの歴史やブランドのデジタル再生、オーディオ製品開発に対する考え方など踏み込んだ内容が語られている。そのうち、コッチ氏のキャリアと最新のエーデルワイスシリーズについて、一部を抜粋した以下のテキストも併せて参照してほしい。
■アンドレアス・コッチ氏に質問 〜これまでのキャリアについて
角田 アンドレアス・コッチさんといえば、ソニーでのDSDの開発に始まり、EMMラボを経て、2007年にPlayback Designsを創業されました。これまでの経歴について、簡単に教えていただけますか?
コッチ 私は1990年代の半ば頃、ソニーで、フィリップスとともにDSDの開発に携わりました。私のメインの仕事は、DSDのレコーディング機材を開発し、そしてDSDとはなにか、どのような利点があるかを世界中の人々にデモンストレーションすることにありました。
ソニー時代は、18人のエンジニアとともに「SONOMA」というDSDのレコーディング機材を作っていました。このプロジェクトでは、特にADコンバーターとDAコンバーターに力を入れていました。その時は十分な専門知識がなかったので、EMMラボのエド・マイトナー氏と開発を進めていました。マイトナーがアナログのデザインを、私がデジタルのデザインを担当しました。「SONOMA」は世界で最初のマルチチャンネルDSDコンバーターで、すべてのパーツはディスクリートで構成されていました。
その後ソニーはSACDのプロジェクトをやめてしまったのですが、私は今まで学んだことを生かして新しいことをやりたいと思ったのです。なぜかというと、私はDSDが素晴らしいフォーマットであると確信していましたし、この規格をさらに推し進めたいと考えたからです。そして、Playback Designsという会社を興しました。2007年頃のことです。
私は優れたデジタル製品、例えばDAコンバーターや、SACDやCDプレーヤーを開発することに決めたのです。当時から一貫してアルゴリズムやソフトウェアの研究を行っています。
■最新のエーデルワイスシリーズのコンセプトは?
角田 最新の「エーデルワイス」シリーズについて教えて下さい。
コッチ Dreamシリーズは非常にハイエンドな製品でしたので、皆様にもっとお求めやすい価格の製品を作りたい、と考えて、エーデルワイスシリーズをスタートさせました。Playback Designsの最初のモデルは、「MPS-5」というCD/SACDプレーヤーでした。これも非常によいモデルでしたが、Dreamシリーズではさらにその上を狙ったのです。
ですが、MPS-5の後継機がほしい、という要望も数多くいただいていました。ですから、Dreamシリーズの技術を、筐体や電源などを変えて、もっとお求めやすい形で提供できないかと考えたのです。
製品の価格を下げても、性能はなるべく維持したいと考えました。特にDreamシリーズはシャーシの価格が高額になります。そこで、2014年に発売したDAコンバーター/アンプの「IPS-3」に立ち返り、このシャーシをさらにグレードアップすることにしたのです。
Dreamシリーズでは電源がデジタルとアナログにそれぞれ1つずつ、基板もデジタルとアナログで分離されていますが、エーデルワイスシリーズでは基板もひとつにまとめられています。しかし、デジタルとアナログ部を分離する新しい技術が投入されています。また、電源は1つですが、シールド技術もさらに改善されています。
エーデルワイスシリーズの開発はとてもとても大変なのです。求める性能を実現するために、少なくとも3つのプロトタイプを製作しなければなりません。
現在のエーデルワイスシリーズのラインナップとしては、CD/SACDプレーヤー「MPS-6」と、DAコンバーターの「MPD-6」、それにDAC/ドライブを持たないストリーマー「MPS-X」があります。そのほかにアンプの開発も進めていますが、これはまだエーデルワイスになるか、Dreamになるかちょっとわかりません。これからはアナログ製品にもより力を入れていきたいと考えています。
角田 「MPS-6」もまだプロトタイプを拝見しただけで、実際の音は試聴できていません。今後の製品ラインナップも含めて、音を聴けるのを非常に楽しみにしています。
(提供:ナスペック)
関連リンク
-
TCL「SQD-Mini LED」VGP審査員特別賞受賞記念座談会。審査員が語り尽くす「液晶テレビの進化」と、X11L/C8L/C7Lの実力 -
ゼンハイザー「ACCENTUM Clip」は『らしさ』全開の実力機!同社初イヤーカフ型イヤホンを徹底レビュー -
“Music First”のスピリッツ息づく。イギリス名門・ARCAMの最新プリメインが秘めるスマートな音楽性を聴く -
iBassoからリミテッドDAP「DX340MAX」登場!通常ラインナップ3モデルとあわせて一斉試聴 -
“脱・NAS初心者”を実感!UGREEN「NASync DXP4800 GT」で叶えるストレスフリーなクリエイティブ環境【割引クーポン有】 -
シアターハウスのスクリーン「WCB2214WEM」で100型&高画質をリビングに! 壁投写との画質比較も -
デノンAVアンプの次世代サウンドを牽引するミドルクラス『AVR-X3900H』堂々登場!その真価を徹底レビュー -
「次世代Mini LED」の大本命!TCL『C8L』、VGP2026 SUMMER審査員特別賞を受賞したSQD-Mini LEDを岩井喬がチェック -
手元に1台ほしくなる小回りの効くHi-Fi音質! USB-C/Bluetooth対応のクリエイティブ「XF1」アクティブスピーカーをチェック -
ゲーマー以外にもオススメ!他と一線を画す座り心地と使い勝手のゲーミングチェア、Boulies「Master Rex/Neo」レビュー -
AR/XRグラスはホームシアターの夢を見るか?VITUREの「Beast」「Luma Ultra」をオーディオビジュアル評論家がチェック! -
Edifierのおすすめ3機種を厳選レビュー!音質と使い心地をVGP審査員が実機検証 -
【評論家レビュー有】オーテクのおしゃれノイキャンイヤホンがAmazonで超お得!「ATH-SQ1TW2NC」の魅力を徹底解説! -
【期間限定クーポン情報も】日常からスポーツまで! タフで多機能な「Amazfit Active Max」をレビュー -
コンパクトサイズに大画面&高画質をオールインワン! ETOEモバイルプロジェクター「Dolphin 2」を検証 -
プロも高評価。EarFun「Clip2」全方位レビュー!【割引クーポン情報あり】 -
音楽ストリーミングを信頼のヤマハサウンドで鳴らす!ワイヤレスHiFiスピーカー「NX-70A」を聴く -
サウンドバー「Sonos Arc Ultra」が叶える大画面に没入させる本格サラウンド -
映画に没入させる映像美。AWOLのフラグシップ「Valerion Max」を徹底検証 -
オーディオを高く売るなら信頼と実績のオーディオランド!下取よりも買取がお得です◎
クローズアップCLOSEUP
-
TCL「SQD-Mini LED」VGP審査員特別賞受賞記念座談会。審査員が語り尽くす「液晶テレビの進化」と、X11L/C8L/C7Lの実力 -
ゼンハイザー「ACCENTUM Clip」は『らしさ』全開の実力機!同社初イヤーカフ型イヤホンを徹底レビュー -
“Music First”のスピリッツ息づく。イギリス名門・ARCAMの最新プリメインが秘めるスマートな音楽性を聴く -
iBassoからリミテッドDAP「DX340MAX」登場!通常ラインナップ3モデルとあわせて一斉試聴 -
“脱・NAS初心者”を実感!UGREEN「NASync DXP4800 GT」で叶えるストレスフリーなクリエイティブ環境【割引クーポン有】 -
シアターハウスのスクリーン「WCB2214WEM」で100型&高画質をリビングに! 壁投写との画質比較も -
デノンAVアンプの次世代サウンドを牽引するミドルクラス『AVR-X3900H』堂々登場!その真価を徹底レビュー -
「次世代Mini LED」の大本命!TCL『C8L』、VGP2026 SUMMER審査員特別賞を受賞したSQD-Mini LEDを岩井喬がチェック -
手元に1台ほしくなる小回りの効くHi-Fi音質! USB-C/Bluetooth対応のクリエイティブ「XF1」アクティブスピーカーをチェック -
ゲーマー以外にもオススメ!他と一線を画す座り心地と使い勝手のゲーミングチェア、Boulies「Master Rex/Neo」レビュー -
AR/XRグラスはホームシアターの夢を見るか?VITUREの「Beast」「Luma Ultra」をオーディオビジュアル評論家がチェック! -
Edifierのおすすめ3機種を厳選レビュー!音質と使い心地をVGP審査員が実機検証 -
【評論家レビュー有】オーテクのおしゃれノイキャンイヤホンがAmazonで超お得!「ATH-SQ1TW2NC」の魅力を徹底解説! -
【期間限定クーポン情報も】日常からスポーツまで! タフで多機能な「Amazfit Active Max」をレビュー -
コンパクトサイズに大画面&高画質をオールインワン! ETOEモバイルプロジェクター「Dolphin 2」を検証 -
プロも高評価。EarFun「Clip2」全方位レビュー!【割引クーポン情報あり】 -
音楽ストリーミングを信頼のヤマハサウンドで鳴らす!ワイヤレスHiFiスピーカー「NX-70A」を聴く -
サウンドバー「Sonos Arc Ultra」が叶える大画面に没入させる本格サラウンド -
映画に没入させる映像美。AWOLのフラグシップ「Valerion Max」を徹底検証 -
オープンイヤーへの理解度が半端ない!音も快適さもパワーアップしたShokz「OpenDots 2」レビュー -
パナソニック旗艦4Kテレビ「Z95C」視聴レビュー! 評論家が「傑作」と高評価する理由とは? -
大注目のレグザ “ながら聴き”「RB-A1S」を音楽、動画、テレビで全方面レビュー! -
この高画質、まさに「レグザクオリティ」。“映える”小型4Kプロジェクター「RLC-V5R-S」徹底レビュー -
アナログレコードの音を良くしたい! 2,000円から手に入る、買うべきケーブル2選 -
ハイセンスの最上位4Kテレビ「RGB UXS」は音質も最高峰!デビアレスピーカーで屈指のサウンド -
フルデジタルアンプからゲーム、カラオケまで。ソフトウェアで「いい音」を支えるCRI・ミドルウェアの技術をOTOTENで体験しよう! -
RGB Mini LEDをリードするハイセンスのフラグシップ4Kテレビ「RGB UXS」の画質真価に迫る -
オーディオテクニカ「AT-MCD1」を聴く。スタイラスチップ一体型ダイヤモンドカンチレバー採用カートリッジの実力に迫る! -
オーディオを高く売るなら信頼と実績のオーディオランド!下取よりも買取がお得です◎
アクセスランキング
RANKING
7/31 11:06 更新


















