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【特別企画】山之内正・土方久明 両氏が対談&レビュー

ハイレゾストリーミング時代の有力な選択肢。マランツ「PM7000N」の魅力を評論家が徹底討論!

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構成:ファイルウェブ編集部

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2021年09月22日
マランツが展開しているプリメインアンプ「PM7000N」。ハイレゾ/ロスレスでのストリーミング音楽配信がさらなる広がりを見せる昨今の情勢を先取りするかのように、発売当初からネットワーク/ストリーミング再生機能を充実させていた点も同機の大きな特徴だ。

PM7000N

様々なオーディオ機器に触れている評論家たちは、そんな同製品をどう見ているのか。山之内 正氏と、土方久明氏による徹底討論をお届けする(以下、敬称略)。

土方久明氏(左)と山之内 正氏(右)がPM7000Nの魅力を語り合う

■ハイレゾ/ロスレスストリーミングへの期待

編集部 まずは、ハイレゾ/ロスレス配信が日本でもようやく一般的になってきたという状況をどう捉えていらっしゃいますか?

山之内 2021年は大きな節目になるでしょうね。一昨年、Amazon Music HDとmora qualitasによって日本でもハイレゾ/ロスレス配信が正式にスタートしましたが、今年になって、Apple Musicが追随するなど選択肢が広がりました。各サービスそれぞれの特徴を検討して自分で選べるという状況は、以前ではちょっと考えられなかったですよね。

山之内 正氏

土方 たしかにそうですよね。私も、2021年に日本のストリーミングは“第2章”に入りそうな感じがしています。TIDALも公式サイトを日本語化して日本上陸の気配を漂わせたり、また、日本でどうなるかはまだわかりませんが海外ではSpotify Hi-Fiが年内ローンチという話もあります。今年を機に、今後はもっと様々なサービスが利用できるようになるんじゃないでしょうか。

ネットオーディオって、なんとなく敷居が高いと思っている人もいるかもしれないですが、ストリーミングサービスは従来のディスク再生と比べると音源管理が非常に簡単ですから、ハイレゾストリーミングがもっと普及すればそこの敷居も下がるのではないかと期待しています。

土方久明氏

■プリメイン本来の性能とネットワーク再生機能を高レベルで両立

編集部 そんな状況で、プリメインアンプの「PM7000N」にネットワーク再生機能が入っているというのは意義が大きいように感じます。しかも、今の情勢を見越していたかのように、すでに2年近く前から発売されていました。「PM7000N」が発表された当時、どのような印象を持たれていましたか?

山之内 まず前提として、マランツは比較的早くからネットワークプレーヤーに取り組んでいましたので、ネットワークオーディオについてのノウハウは他社よりも進んでいるかなというイメージをずっと持っていました。そして、スピーカーさえ繋げば音源もアンプも1台でオールインワンというのは、十分に説得力のあるソリューションだと思います。

プリメインアンプにネットワークプレーヤー機能を内蔵

ただ、オールインワンと言うと、何かの機能がオマケになってしまうイメージを持たれてしまうこともあります。でも、「PM7000N」はそうではありません。まず本格的なプリメインアンプであることが最初にあって、その上でいかにネットワーク再生機能を両立させるかという、そういうアプローチの製品なんです。

ハイレゾストリーミング音源の良さをしっかりと引き出す

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