公開日 2015/10/16 17:25

【Suara インタビュー】ハイレゾ/SACDで発売の最新作『声』に込めた想い

オーディオ・ホームシアター展のセミナーにもゲスト登壇予定

−なるほど。それでは最後に一言お願いします。


Suara 新作『声』は今のSuaraの声を色々と楽しめるアルバムになったと思います。今だから歌える曲もいっぱい入っていますし、ロックから切ないバラードまで振り幅は広いですが、Suaraが歌うことで繋がる世界観を含め、全部納得のゆく仕上がりになったと思います。せっかくですから、“四季”コンセプトミニアルバムも楽しめる初回限定盤で楽しんでいただきたいですね(笑)。

そしてライブですが、まずは来月28、29日両国国技館で行われる『大アクアプラス祭』のライブパートに出演します。「不安定な神様」はもちろん、アクアプラス作品を代表する名曲を歌いますから、ぜひこちらも楽しみにしていてくださいね。そしてそして、今回の『夢』を引っ提げてのワンマンライブの開催が来年決定しました!皆さんに会いに行きますので、ライブ会場にも足を運んで一緒に「Dream」を歌ってください!!

−ライブもとても楽しみです。本日はありがとうございました。

◇ ◇ ◇


先の告知の通り、17日に『オーディオ・ホームシアター展<音展>』のセミナーにSuaraさんもゲストとして登壇予定である。この場では『NetAudio』誌で紹介した11.2MHz収録エピソードを中心とした試聴+トークショウとなるが、新作『声』の楽曲紹介や「不安定な神様」のDSD音源についてもいち早く披露する予定だ。

最後に今回の『声』制作にあたってのオーディオ的側面での紹介もしておこう。既報の通り、『うたわれるもの 偽りの仮面』関連のボーカル楽曲はストリングス収録をロンドンのアビー・ロード・スタジオで行い、ロサンゼルスでミックスダウン、そしてボブ・ラドゥイックによるマスタリングが実施された。『声』に収録された「ヌエドリ」や「恋夢」、TVアニメ版のOP曲「不安定な神様」、そしてED曲「ユメカウツツカ」(こちらはL.A.ミックス、ボブ・ラドゥイックによるマスタリング)は海外での制作が行われた楽曲となる。

『声』のマスタリングは乃木坂にあるソニー・ミュージックスタジオの鈴木浩二さんが担当しているが、海外制作の2曲を基準としたサウンド調整を行うため(つまり「ヌエドリ」「恋夢」はボブ・ラドゥイックのマスタリングがそのまま反映されている。クレジットはそうした経緯があるため、ボブの表記は“プリマスタリング”、鈴木さんには“オーサリング”の表記がプラスされている)、普段のプロセスとは違うセッティングでマスタリングを実施。

ボブ・ラドゥイックのスタイルと近い、ProTools上でのエフェクト処理(EQ/コンプレッションなど)を行った後、アナログプロセスに移し、SonomaでDSD化。ミックス作業を含め、全体的に低域方向への伸びを意識しているといい、ヘッドホン環境では分かりにくいが、海外のトレンドともいえるかなり低い帯域での量感を加えたサウンドメイクがなされている。

ぜひこの点はスピーカー環境で確認してほしいのだが、ただ量が増えているという次元ではなく、他の要素を邪魔せず低域の厚みを増やす絶妙なさじ加減で成り立っているのだ。これまでのSuara作品とは趣の異なるサウンドについても注目していただき、Suaraさんの声とともにじっくりとその音色を堪能してほしい。

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