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DLPデバイスによるホームシアター入門の新定番

オプトマ「UHD60」レビュー。高輝度3,000lmでリビングシアターにも適した低価格な4K DLPプロジェクター

公開日 2018/01/18 12:44 折原一也
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さらに、UHD60について一つ付け加えておくと、筐体はUHD65をベースにカラーをホワイトに変更した全く共通の小型筐体(498W×153H×331Dmm)と、上位機種で実績ある設計を採用。1.6倍ズームレンズ、垂直レンズシフトへの対応と、最大300インチにまで対応する投写サイズも継承している。

レンズのズーム/シフト調整ノブは本体上部に配置。普段は天面に隠されている

フォーカスはレンズ周囲を回して調整する

兄貴分と同じ4K対応デバイスを搭載したUHD60の登場は、映画館で上映される投写方式として実績あるDLP方式を好むホームシアターファンから待ち望まれてきた存在といえる。

■低価格ながらハイクオリティな4K/HDRの映像表現。「シネマ」「リファレンス」の使い分けがポイント

UHD60の実機による画質検証は、音元出版の視聴室にて実施。スクリーンには、オプトマの販売代理店でもあるオーエスプラスeが10月より発売を開始した世界初のHDR適合スクリーン「レイロドール」(関連ニュース)を使用して画質をチェックした。なお、視聴室はリビングに近い環境ではあるが、照明を落とした暗室状態と、ダウンライトと同じ低照度で点灯した状態で、切り替えながら視聴をしている。

スクリーンは、オーエスのHDR適合スクリーン「レイロドール」を組み合わせた

まず、実写映像をおさめた最新のUltraHD Blu-rayディスクとして『彩(IRODORI)にっぽん 4K HDR 紀行 Vol.1』をチェックすると「4K UHD」のデバイスと共に、UHD60の3,000lmのランプ輝度もあり、輝き表現が特に素晴らしい。映像モードはオーエスの推奨設定である「リファレンス」を選択すると、本ディスクの見どころでもある青森ねぶた祭りのシーンで、巨大な山車のハイライトの輝きの美しさと共に、夜の市街地のシャドウ部分も4Kらしい高精細な情報が描かれる。

映像モードを「シネマ」に切り替えると、ややビビッドな色調としながらUHD60のランプ性能を引き出すチューニング。『彩(IRODORI)にっぽん 4K HDR 紀行 Vol.1』では「リファレンス」が本領発揮といったところだが、映像の臨場感を引き出すなら「シネマ」も通用する画質だ。

モードを問わず、好みに応じて調整して欲しい画質設定機能が「ウルトラディテイル」で、ねぶた祭りでは特に山車の角にあたるディテールにエンハンス効果が現れる。最もナチュラルな効果としては“オフ”の選択肢もあるが、4Kらしい画質を引き出すには、“1〜3”のうち“1”程度は有効にしておくとバランス良く高精細を引き出せる。

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