<ヘッドフォン祭>ヤマハの開発中アンプ「HA-3000A」、国内初の試聴機会/ティアック、新製品「PD-507T」など体験可能

ポータブルオーディオ関連ブランドが多数集うイベント「秋のヘッドフォン祭2025」が開幕。本稿では、本稿では、未発表ヘッドホンアンプ「HA-3000A」を国内で初めて試聴できる状態で展示しているヤマハなどのブースについてレポートする。
ヤマハ
ヤマハでは、上記のとおり開発中のヘッドホンアンプ「HA-3000A」を参考展示。前回の「春のヘッドフォン祭」でサプライズ展示された際は音を聴くことはできなかったが、今回は実際に試聴可能な状態になった。国内初の試聴機会だという。
DACチップなど詳細なスペックは非公表だが、端子類は機体前面に6.3mmと4.4mm、そしてXLRバランス端子を装備。機体背面にはコアキシャルと光デジタル、USB Type-B端子を装備している。発売時期や価格も現時点では未定。
10月に発売開始されたばかりのヘッドホン「YH-4000」「YH-C3000」や、フラグシップ機「YH-5000SE」を同アンプにつないで体験することが可能。また、ヘッドホンアンプ「HA-L7A」と比較試聴することもできるようにしていた。

ティアック
ティアックは、9月下旬に発売した新製品であるCDトランスポート「PD-507T」を始めとした各種を展示。ヘッドホンアンプ「HA-507」など、REFERENCE 500シリーズ、そして「UD-701N」「VRDS-701T」のREFERENCE 700シリーズという各モデルを体験できる。

「PD-507T」は、耐久性/信頼性の高さから長年にわたり放送局用CDプレーヤーとして採用されている「CD-5020A」のメカニズムをベースに、セミフローティングマウント構造やReference 500シリーズ専用の駆動回路を組み合わせることで、さらなる高音質化を図ったモデル。
ブースにはfinalやfocalのヘッドホンも用意され、これらと組み合わせて音を確認できるようにもなっていた。

nwm
nwmは、「nwm ONE」「nwm ONE Star Wars edition」を始めとする同社ラインナップ各種を展示。耳をふさがない、オープンイヤー型ヘッドホン/イヤホン“耳スピ”各種を体験することができる。

また、「nwm DOTS」といったイヤホンタイプも体験可能。ネックバンド型の「nwm GO」や有線モデル「nwm WIRED」と各タイプを試聴できるよう展開している。



