ヴィンテージスピーカーの魅力を再発見。サウンドクリエイトのオリジナル“ミニミニスピーカー”3機種をご紹介！

銀座のオーディオショップ、サウンドクリエイトでは、さまざまなヴィンテージスピーカーから着想を得たオリジナルのミニミニスピーカーを発売している。キャビネットは主にバーチ材を使用、響きが良く鳴らしやすい点も大きな特徴で、ここでは注目の3モデルをご紹介する。

家具デザイナーのイームズ・モデルから着想を得て誕生した「E4 ミニミニモデル」。高さ36cm、ほぼ立方体に近いキュートな外観だが、ユニットには、UTAH（ユタ）のメカニカル同軸3ウェイのCelestaを搭載と、オーディオ的にはこだわりの本格仕様。「小さい口径なのに芯があって力強く厚みのある中域で、音が前に飛びます」とスタッフも大推薦。

タンノイのコーナーカンタベリー風キャビネットに収められているのは、東ドイツのヴィンテージユニット「RFT L6506」。RFT L6506は25cm×18cmという楕円形フルレンジで、1960年代から80年代の放送局や映画館で使用されたという珍しいユニット。「軽いコーン紙のためハイスピードで抜け感があり、古さをまったく感じさせません！」とスタッフ談。温かみのあるおおらかな鳴り方をするキャビネットもウリのひとつ。

小ぶりなサイズ感以上に、ダイナミックでパワフルなサウンドを聴かせてくれる「壁掛けRCA Type」。こちらは1950年代前半に、スタジオ壁掛け用モニターとして使用された「RCA MI-11407 TypeC」からインスパイアを受けて作った五角形のキャビネットが目を惹く。ユニットはスペインのbeyma 4FR40、4インチのフルレンジモデル。伸びやかな中高域をたっぷり味わえるモデルだそう。

秋はオーディオの季節。サウンドクリエイトでは、オリジナルスピーカーの他、ヴィンテージスピーカーも多数用意しているので、ご興味のある方はお店に是非お問い合わせを。