チェスキー・レコーズのピュリティを聴こう

『オーディオアクセサリー198号』、特別付録は高音質レーベル「チェスキー・レコーズ」のサンプラーCD

825日に全国一斉発売された季刊・オーディオアクセサリー198号は、高音質録音で知られる「チェスキー・レコーズ」のサンプラーCDが特別付録となっている。

『季刊・オーディオアクセサリー 198号』8月25日に全国の書店やオンライン書店にて一斉発売


チェスキー・レコーズのロゴ

チェスキー・レコーズは、デイヴィッド&ノーマン・チェスキー兄弟によって1986年に設立された音楽レーベル。オーバーダビングやコンプレッサー処理はもちろん、マルチトラック録音さえもしないワンポイント・マイク収録という、これ以上ないほどシンプルな録音手法を採用してきたレーベルだ。

2000年代後半にハイレゾダウンロードサイト「HD Tracks」を立ち上げたことでその名を知っている方も多いのではないだろうか。

オーディオ愛好家に人気のレベッカ・ピジョン『ザ・レイヴン』

チェスキー・レコーズは、2024年に香港を拠点とするEvolutions Music Group傘下に同社が収まったことを機に、膨大なタイトルをSACDハイブリッド盤やアナログレコード(重量盤LP)、サブスク配信をスタートした。

今回のオーディオアクセサリー198号の付録は、そのタイトルの中から、同社のサウンドを知ることのできる12曲を抜粋しサンプラーCDとしたものである。

 

オーディオアクセサリー198号では、チェスキー・レコーズを代表するエンジニアであるニコラス・プラウト氏にのコメントを交えながら、そのサウンドの真髄に迫った。ぜひ付録のサンプラーCDと併せてお楽しみいただきたい。

 【オーディオアクセサリー198号付録CDチェスキー・レコーズ高音質サンプラー収録曲】

▪️Track1 ミー・ミッシング・ユー/サラ・K
元の収録アルバム : 『ホーボー』(EVSA2897SJ日本国内盤2025725日発売、SACDハイブリッド) 

▪️Track2 イズント・シー・ラヴリー/リヴィングストン・テイラー
元の収録アルバム : 『ザ・ワールズ・グレイテスト・オーディオファイル・ヴォーカル・レコーディングス』(EVSA3012SJ 日本国内盤2025926日発売予定、SACDハイブリッド)

▪️Track3 ブルー・ボッサ/アナ・カラン
元の収録アルバム : 『ブルー・ボッサ』(EVSA3069SJ 日本国内盤 20251128日発売予定、SACDハイブリッド)

▪️Track4.トゥ/パキート・デリベラ
元の収録アルバム :『ポートレイツ・オブ・キューバ』(EVSA3271SJ 日本国内盤20251128日発売予定、SACDハイブリッド)

▪️Track5. ミスティー/クリス・バロン
元の収録アルバム : 『チェスキー・ハイファイ・エクスペリエンス』(EVSA2900MJ日本国内盤2025926日発売予定、MQA-CD

 ▪️Track6. ドント・ゲット・アラウンド・マッチ・エニモア/ジョン・ピザレリ
元の収録アルバム : 『マイ.・ブルー.ヘヴン』(EVSA3070SJ 日本国内盤20251128日発売予定、SACDハイブリッド)

▪️Track7. カンシオン・デ・クナ/マルタ・ゴメス
元の収録アルバム :『カントス・デ・アグア・ドゥルセ』(EVSA3082SJ 日本国内盤20251128日発売予定、SACDハイブリッド)

▪️Track8. ミス・ベア/マッコイ・タイナー
元の収録アルバム : 『ニューヨーク・リユニオン』(EVSA2980SJ 日本国内盤20251128日発売予定、SACDハイブリッド)

 ▪️Track9. グランドマザー/レベッカ・ピジョン
元の収録アルバム :『ザ・レイヴン』(EVSA2138SJ 日本国内盤2025725日発売、SACDハイブリッド)

 ▪️Track10. アイ・プット・ア・スペル・オン・ユー/ケイシー・エイブラムス
元の収録アルバム :『チェスキー・ハイファイ・エクスペリエンス』(EVSA2900MJ  日本国内盤2025926日発売予定、MQA-CD

 ▪️Track11. フェイチオ・ジ・オラサォン/ローザ・パッソス・アンド・ロン・カーター
元の収録アルバム : 『エントレ・アミーゴス』(EVSA3068SJ 日本国内盤2025725日発売、SACDハイブリッド) 

▪️Track12. スウィート・ベイビー/メイシー・グレイ
元の収録アルバム : 『ストリップト』(EVSA2898SJ 日本国内盤20251128日発売予定、SACDハイブリッド)


オーディオ評論家・小原由夫氏は、オーディオアクセサリー198号の巻頭の付録解説において、同レーベルを「ピュリティなサウンドに驚かれるに違いない」と高く評価。オーディオアクセサリー誌の付録CDを聴いて共感した方は、ぜひSACDハイブリッドやアナログLPでアルバムごとに楽しんでいただきたい。

 

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